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野田愛子

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野田 愛子(のだ あいこ 1924年(大正13年)7月5日 - 2010年(平成22年)6月19日)は、日本の裁判官。女性初の高等裁判所長官だった。1994年、勲二等宝冠章受章[1]。叙正三位[2]

略歴

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  • 1924年 東京都にて出生
  • 1947年 明治大学卒業
  • 1950年 裁判官任官。東京、福岡、横浜の各裁判所に勤務。
  • 1974年 東京高等裁判所判事となり、男女定年差別は違憲と判決。札幌、前橋、静岡、千葉、東京の各家庭裁判所長を歴任。
  • 1987年 札幌高等裁判所長官に任ぜられ、女性初の高等裁判所長官となる。退官後は弁護士登録すると共に、中央更生保護審査会委員、家庭問題情報センター理事、東京都人事委員会委員、東京都社会福祉協議会顧問なども務めた。
  • 2010年 死去。85歳没。

参考

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脚注

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  1. ^ 『官報』号外208号、平成6年11月4日
  2. ^ 『官報』第5359号、平成22年7月22日
先代
千葉和郎
東京家庭裁判所長
1985年 - 1987年
次代
中島一郎