足立康
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足立 康(あだち やすし、1936年11月26日 -2021年1月8日)は、日本のアメリカ史学者・翻訳家。青山学院女子短期大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]東京生まれ。静岡県田方郡出身[1]。慶應義塾大学文学部英文科卒、同大学院修士課程修了、アメリカのテキサス大学オースティン校アメリカ文明学科博士課程修了。青山学院女子短期大学教授を務めた。1958年、「宝石の文学」で第1回群像新人文学賞評論部門受賞。
足立光(日本マクドナルドチーフ・マーケティング・オフィサー、元シュワルツコフヘンケル社長)は子[1]。 詩人の小柳玲子は中学校・高校の同級生。
著書
[編集]- 『雑記帖のアメリカ』慶應義塾大学出版会 2001年
翻訳
[編集]- 『現代アメリカ短篇集』金星堂 1964年
- フアーガス・ヒューム『二輪馬車の秘密』江藤淳共訳 新潮文庫 1964年
- ドナルド・キーン『生きている日本』江藤淳共訳 朝日出版社 1973年
- 『果てしなく美しい日本』講談社学術文庫 2002年 改訳版
- サルバドール・ダリ『わが秘められた生涯』新潮社 1981年
- ロデリック・ナッシュ/グレゴリー・グレイヴズ『人物アメリカ史』上・下 新潮選書 1989年、講談社学術文庫 2007年
- J・F・クーパー『モヒカン族の最後』福音館書店 1993年
- 辛雄鎮『努力の証 第八代国連事務総長潘基文物語』辛美鎮共訳編 ダイヤモンド社 2008年
脚注
[編集]- ^ a b 「故郷と親への思い」
- ^ “足立康氏死去 青山学院女子短期大名誉教授”. 時事通信社. (2021年1月13日) 2021年1月13日閲覧。