越前市
えちぜんし 越前市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
都道府県 | 福井県 | ||||
市町村コード | 18209-5 | ||||
法人番号 | 4000020182095 | ||||
面積 |
230.70km2 | ||||
総人口 |
78,551人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 340人/km2 | ||||
隣接自治体 | 福井市、鯖江市、今立郡池田町、南条郡南越前町、丹生郡越前町 | ||||
市の木 | 桜 | ||||
市の花 | 菊 | ||||
市の鳥 | コウノトリ | ||||
越前市役所 | |||||
市長 | 山田賢一 | ||||
所在地 |
〒915-8530 福井県越前市府中一丁目13番7号 北緯35度54分13秒 東経136度10分07秒 / 北緯35.9035度 東経136.16875度座標: 北緯35度54分13秒 東経136度10分07秒 / 北緯35.9035度 東経136.16875度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 |
越前市の旧境界 (2005年10月1日合併前) 1. 旧:武生市 2. 旧:今立町 | ||||
ウィキプロジェクト |
越前市(えちぜんし)は、福井県嶺北地方にある市。福井県では福井市と坂井市に次いで人口が多い。
概要
[編集]福井県のほぼ中央に位置し、越前和紙、越前打刃物、越前箪笥などの伝統的工芸品の生産地として著名な市[1]。2005年(平成17年)10月1日、武生市および今立郡今立町が合併し発足した。
市の中央を北陸自動車道と国道8号が縦断し、関西・中京圏などの主要都市や福井市・敦賀市など周辺都市との交通の動脈となっている[1]。
市周辺地域は古くから拓けた土地であり、旧武生市の辺りには越の国の国府が置かれ、北陸地方の政治・経済・文化の中心地として栄えてきた歴史がある[1]。平安時代には、「源氏物語」の作者である紫式部が、少女時代を過ごした[1]。
中心市街地は、歴史的遺産を継承した、古い町並や建物を活かしたまちづくりが進められており、白壁の蔵が立ち並ぶ「蔵の辻」と呼ばれる一角がある[1]。一方、市の西部地域には豊かな里地里山が残されており、希少野生生物も多く生息しているため、平成16年度に、環境省の「里地里山保全再生モデル地域」に選定されており、コウノトリの飛来を目標に環境調和型農業や里地里山の保全再生に取り組んでいる[1]。
地理
[編集]位置
[編集]三方を山で囲まれた武生盆地の中央部に市街地を形成している。ごくわずかに越前海岸から離れており、内陸都市である。
地形
[編集]山岳
[編集]- 日野山(越前富士、北緯35度51分34.8秒 東経136度12分25.6秒 / 北緯35.859667度 東経136.207111度)
- 三里山(北緯35度56分17.7秒 東経136度13分32.1秒 / 北緯35.938250度 東経136.225583度)
- 村国山(北緯35度53分56.9秒 東経136度10分51.9秒 / 北緯35.899139度 東経136.181083度)
- 鬼ヶ嶽(鬼ヶ岳、北緯35度54分0.3秒 東経136度6分3.6秒)
河川
[編集]気候
[編集]- 最深積雪 - 130センチ(2018年2月13日)
武生(旧武生市、平年値2005-2020(降雪量のみ1991-2020))の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
降水量 mm (inch) | 260.4 (10.252) |
168.5 (6.634) |
165.7 (6.524) |
147.3 (5.799) |
135.9 (5.35) |
146.3 (5.76) |
248.5 (9.783) |
137.3 (5.406) |
223.4 (8.795) |
164.2 (6.465) |
176.6 (6.953) |
352.9 (13.894) |
2,296.5 (90.413) |
降雪量 cm (inch) | 114 (44.9) |
89 (35) |
14 (5.5) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
40 (15.7) |
262 (103.1) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 22.4 | 17.9 | 15.5 | 12.2 | 10.7 | 11.1 | 12.8 | 8.9 | 11.7 | 11.9 | 15.3 | 23.9 | 173.7 |
出典:気象庁[2] |
人口
[編集]越前市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 越前市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 越前市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
越前市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体
[編集]なお、福井市と接する部分は鯖江市・池田町を含む4市町境が交差する山頂1点のみ。
歴史
[編集]奈良時代に越前国の国府が置かれる。鎌倉時代に守護へ権力が移行し国司制度が形骸化するまで、越前の政庁である国府であった。
鎌倉時代頃から越前和紙が今立地区(旧今立町)で抄造されはじめ、室町時代には今立地区の大滝村に紙座(組合)[3] が設けられた。 江戸時代には、越前の和紙職人が抄造を全国に普及させ、全国に和紙産地が形成されるとともに、越前和紙は「紙の王」(和漢三才図会)とも称されるほどになった。
旧武生市内府中から、五分市町(ごぶいち)、味真野町(あじまの)一帯は、本願寺の寺社が多く分布しており多くの浄土真宗本願寺派の門徒がいた事から越前一向一揆の惨劇の舞台となった。
その後、織田信長支配時には不破光治、佐々成政、前田利家の府中三人衆により治められ、前田利家によって越前府中城、佐々成政によって小丸城が築かれた。
江戸時代には越前松平家家老の本多家領と幕府領の本保陣屋があった。
明治時代には、今立地区(旧今立町)の越前漆器職人である越前衆[4][5][6] が全国に漆掻きに回る。江戸時代を上回る多くの越前衆の出稼ぎ、移住もあり漆器製造の向上普及に貢献し全国の漆器産地が形成される。
年表
[編集]行政
[編集]歴代市長
[編集]名前 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|
奈良俊幸 | 2005年11月6日 | 2021年11月5日 | 4期 |
山田賢一 | 2021年11月6日 | 在任中 | 1期目 |
庁舎
[編集]- 市役所
- 越前市役所:越前市府中一丁目13番7号
- 支所・出張所
提携都市
[編集]- 国内
市名について
[編集]市の名称を巡っては、「武生市」「越前武生市」「南越市」など多数を占めたにもかかわらず、少数意見の「越前市」が選ばれたことに批判がある[9]。既に北隣に「越前町」がある上、2005年(平成17年)1月1日には南隣に南越前町が同じく市町村合併で発足しており、これではほとんど同じ地名が密集することになり、当時の武生市・今立町合併協議会による決定直後から「非常に紛らわしい」「隣接する『越前町』の名称を完全に模倣している」との批判があった[注釈 1]。
当時の三木勅男武生市長は、いずれは三箇所とも合併して一つの「越前市」になったらいいと発言し、暗に両隣の町名が合併で自然消滅することを求めたが、2005年5月に行われた最後の武生市長選には出馬せず任期満了、その後合併までの期間も短く、市民による具体的活動も見直し議論もされぬまま越前市の発足に至っている。
議会
[編集]市議会
[編集]- 越前市議会
県議会
[編集]- 福井県議会
越前市今立郡南条郡選挙区(越前市、池田町、南越前町)に属する。同選挙区から選出される福井県議会議員の定数は5議席。
国会
[編集]- 衆議院
敦賀市、小浜市、鯖江市、今立郡池田町、 南条郡南越前町、丹生郡越前町、 三方郡美浜町、 大飯郡高浜町、 大飯郡おおい町、三方上中郡若狭町と構成される福井県第2区に属する。 また、衆議院選挙比例代表区は比例北陸信越ブロック。
- 参議院
参議院・北陸信越ブロックの福井県選挙区に属する。同選挙区は参議院一人区の1つ。
公共機関
[編集]国の機関
[編集]- 法務省
- 財務省
- 厚生労働省
- 防衛省
- 自衛隊福井地方協力本部越前地域事務所
- 裁判所
施設
[編集]警察
[編集]- 福井県 越前警察署
- 交番
- 武生駅前���番(越前市府中一丁目)
- 有明交番(越前市高瀬二丁目)
- 南交番(越前市畷町)
- 国高交番(越前市長土呂町)
- 粟田部交番(越前市粟田部町:今立分庁舎内)
- 駐在所
- 本保駐在所(越前市本保町)
- 北新庄駐在所(越前市北町)
- 味真野駐在所(越前市池泉町)
- 北日野駐在所(越前市矢放町)
- 王子保駐在所(越前市今宿町)
- 広瀬駐在所(越前市広瀬町)
- 白山駐在所(越前市堀町)
- 岡本駐在所(越前市新在家町)
- 南中山駐在所(越前市中津山町)
- 服間駐在所(越前市領家町)
消防
[編集]- 中消防署(管轄区域:旧武生市の区域)
- 東消防署(管轄区域:旧今立町の区域および池田町)
郵便局
[編集]図書館
[編集]- 越前市立図書館
- 越前市立中央図書館
- 越前市立今立図書館
交流施設
[編集]- 越前市島会館
- かこさとし ふるさと絵本館
- 福井県産業振興施設(サンドーム福井)
運動施設
[編集]道の駅
[編集]経済
[編集]- 主な産業
- 電子・機械・化学・繊維工業が盛ん。
- 産業別人口(2005年国勢調査)
- 第一次産業:1,513人
- 第二次産業:18,623人
- 第三次産業:23,926人
- 商工会議所・商工会
- 武生商工会議所
- 越前市商工会 - 白山・味真野・今立地区
第一次産業
[編集]農業は稲作が中心。稲作以外にはスイカや菊や蕎麦などの栽培も盛ん。
農業
[編集]- 農業協同組合
- 越前たけふ農業協同組合
- 福井県農業協同組合 - 今立地区
第二次産業
[編集]工業
[編集]第三次産業
[編集]商業
[編集]- 主な商業施設
拠点を置く企業
[編集]本社を置く企業
[編集]事業所を置く主な企業
[編集]- 過去に存在した事業所
- 北陸コカ・コーラボトリング武生工場 - 2000年9月閉鎖。
情報・通信
[編集]- テレビ局
- 中継局
生活基盤
[編集]- 電力
- 電信
当市の市外局番は、料金単位区域と同一の範囲を持つ0778で統一されており、以下の区域への通話は市外局番不要かつ市内通話料金が適用されることとなる。
教育
[編集]小学校
[編集]越前市の小学校は、現在、計17校が存在している。
特別支援学校
[編集]- 県立
中学校
[編集]越前市の中学校は、現在、計8校が存在している
- 越前市武生第一中学校
- 越前市武生第二中学校
- 越前市武生第二中学校坂口分校 - 福井県内では唯一の中学校の分校である。
- 越前市武生第三中学校
- 越前市万葉中学校
- 越前市武生第五中学校
- 越前市武生第六中学校
- 越前市南越中学校
高等学校
[編集]越前市の高校は、現在、計3校が存在している
- 福井県立武生高等学校
- 福井県立武生東高等学校
- 福井県立武生商工高等学校 - 2020年に福井県立武生工業高等学校、福井県立武生商業高等学校を統合し設立。
専修学校
[編集]大学
[編集]- 私立
交通
[編集]鉄道
[編集]2024年(令和6年)3月16日には北陸新幹線金沢駅=敦賀駅間が延伸開業し、中間駅として越前たけふ駅が設置された[13]。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
バス
[編集]路線バス
[編集]- 福井鉄道(福鉄バス)
- 北陸新幹線越前たけふ駅とハピラインふくい武生駅を結び、2024年度(令和6年度)中は大河ドラマ館(武生中央公園)へも乗り入れる。運行は福井鉄道へ委託。
高速バス
[編集]- 武生駅(ホテルクラウンヒルズ武生駅前)バス停留所 - 中日本ツアーバス
- 越前たけふ駅バス停留所 - 福井鉄道、京福バス、名鉄バス、JR東海バス
- 武生インターバス停留所 - 全便運休中
タクシー等
[編集]- 越前市デマンド交通(チョイソコ)
- 越前市定額タクシー「迎車でGO!」
- 一般社団法人越前市観光協会が小松タクシー、武生タクシー、丸越タクシー、ヤマトタクシー、白山交通の5社へ運行を委託して行っている。市内の乗降スポット間の移動に限り利用可能で、事前のタクシーチケット購入とタクシー会社への配車が必要。
- 丹南地域定額タクシー
- 丹南広域タクシー協議会がエリア内のタクシー会社へ運行を委託して行っている。越前市、鯖江市、越前町、南越前町の住民以外の人がエリア内の乗降スポット間の移動に限り利用可能で、事前のタクシーチケット購入とタクシー会社への配車が必要。
- 坂口地区デマンド交通「うららのりねぇ~のGO!!」
道路
[編集]高速道路
[編集]国道
[編集]県道
[編集]道の駅
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]名所・旧跡
[編集]- 主な城郭・館
- 主な神社
- 飯部磐座神社
- 大塩八幡宮 - 国の重要文化財[15][16]
- 大瀧神社・岡太神社 - 大滝町に鎮座。国の重要文化財[15][17]
- 岡太神社 - 粟田部町に鎮座。
- 大虫神社 - 国の重要文化財[15]
- 日野神社
- 千代鶴神社 - 越前打刃物 の祖と伝わる千代鶴国安を祀る。
- 主な寺院
- 大虫廃寺塔跡 - 県の史跡[15][18]
- 龍泉寺
- 引接寺
- 龍門寺
- 毫摂寺
- 御堂 陽願寺-国登録有形文化財[15]
- 御誕生寺 - 通称、猫寺
- 城福寺 - 城福寺庭園は国の名勝となっている[15][19]。
- 主な史跡
- 越前の里 味真野(あじまの)苑 - 苑内の旧谷口家住宅は国の重要文化財[15][20]
- 武生公会堂記念館 - 1929年(昭和4年)公会堂として開館。2005年(平成17年)国の登録有形文化財に登録[15][21][22][23]。
- 街道
観光スポット
[編集]- 博物館・美術館
- 公園
- 自然
- 蓑脇の時水 - 残したい日本の音風景100選、福井県の文化財(記念物・名勝)[15]
- 赤谷瓜割清水(あかたにうりわりしょうず) - 今立地区の赤谷町集落内の湧水[25]
- 村国山 - 日本の夜景 100選
- 日野山
- 鬼ヶ嶽
- 味真野のサクラ - 味真野小学校校庭の一本桜(エドヒガン、市の天然記念物[15][26])
- 治左川のバイカモ - 越前市上真柄町の治左川に咲く梅花藻[27]
文化・名物
[編集]祭事・催事
[編集]名産・特産
[編集]- 伝統工芸品
- 越前市三大グルメ
伝統芸能
[編集]出身関連著名人
[編集]出身著名人
[編集]- 歴史上の人物
- 政治・実業
- 稲田朋美(政治家、衆議院議員、自由民主党幹事長代行、元防衛大臣)
- 波多野翼(政治家、衆議院議員、立憲民主党)
- 渡辺洪基(政治家、東京帝国大学初代総長・元東京府知事)
- 町村金弥(政治家、実業家)
- 三田村甚三郎(政治家、実業家)
- 成田五郎 - (在マニラ日本領事館領事、在タウンズビル日本帝国領事)
- 出川昌人(実業家、ブラックロック日本法人社長)
- 松下秀雄(実業家、オーディオテクニカ創業者)
- 伊藤雅彦(フジクラ社長、日本電線工業会会長)
- 学者
- 大久保道舟(仏教学者)
- 三田村泰助(歴史家)
- 若泉敬(国際政治学者)
- 猪飼隆明(歴史学者、大阪大学名誉教授)
- 高島英幸(英語教育学者)
- 城戸常雄(医学者)
- 奥山喜久夫(工学者)
- かこさとし(児童文学者、絵本画家)
- 文化人
- 秋山徳蔵(料理人、宮内庁主厨長)
- 松本源太郎(教育者、宮中顧問官)
- 俵万��(歌人)
- 初代岩野平三郎(和紙職人、雲肌麻紙開発者)
- 岩野市兵衛(和紙職人、人間国宝)
- せりかな(シンガーソングライター)
- 堀川ひとみ(シンガーソングライター)
- いわさきちひろ(絵本作家)
- 杉本一文(銅版画家、イラストレーター)
- 池上遼一(劇画家、漫画家)
- 関えり香(脚本家)
- 暁なつめ(小説家)
- 南正時(鉄道写真家・旅行随筆家・アニメーション研究家)
- 三田村善衛(音楽評論家)
- 大塚玲子(クラシックピアニスト)
- 南部英夫(映画監督)
- 辰巳渚(文筆家、考現学者)
- スポーツ
- 見延和靖(フェンシング、東京オリンピック金メダリスト)
- 牧田明久(プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 嶋田信敏(元プロ野球選手、日本ハムファイターズ)
- 山本翔也(元プロ野球選手、阪神タイガース)
- 中島康晴(自転車競技選手、愛三工業レーシングチーム)
- 棗佑喜(サッカー選手)
- 上坂瑠子(バレーボール選手)
- 河端悠(柔道選手)
- 平林清澄(陸上競技選手)
- 杉永政信(元プロ野球選手、元プロ野球審判員)
- 報道・芸能
- 天谷ゆか(フリーアナウンサー)
- 藤田佳代(福井エフエム放送アナウンサー)
- 飯田洋輔(劇団四季俳優)
- 飯田達郎(劇団四季俳優)
- シベリア文太(芸人)
- 野路由紀子(歌手)
- 白木裕子(ディスクジョッキー・歌手、ナチュラル ハイボーカル)
- 根谷美智子(声優)
- 萬谷法英(ミュージカル俳優)
- 加藤直也(タレント・俳優)
- 牧野惇(映像作家、ミュージック・ビデオ監督)
- 谷口つばさ(お笑いタレント)
- 濱頭優(アイドル・女優)
ゆかりのある人物
[編集]- 継体天皇(古墳時代の大王) - 即位前に越国で過ごした。
- 中臣宅守(奈良時代の歌人) - 罰せられて越前国へ流された。
- 狭野茅上娘子(奈良時代の歌人) - 中臣宅守と和歌を交わした。
- 紫式部(平安時代の作家、歌人) - 越前国司となった父・藤原為時とともに訪れ、一年余りを過ごしたといわれている。「源氏物語」を執筆。
- 明智光秀(戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名) - 織田信長に仕える前の若かりし頃、朝倉義景に召し抱えられ、家臣として越前の地に約10年間暮らしていたとされている。
- 坪田孫助(幕末~明治時代の生糸・織物商) - 輸出向羽二重製織開始のきっかけをつくった
- 市川新松(明治~昭和時代前期の鉱物学者) - 北新庄村中新庄(越前市)の市川家の養子となった。水晶の研究が世界でみとめられた。
- 渡辺洪基(明治時代の教育者、外交官、政治家、帝国大学総長)
- 南直哉(曹洞宗の禅僧) - 霊泉寺住職。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “越前市の宝箱”. 越前市. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “武生 2005-2020年(降雪量のみ1991-2020年)”. 気象庁. 2023年9月29日閲覧。
- ^ 越前和紙の歴史 2017-10-27日閲覧。
- ^ 浄法寺の漆 - 漆掻き職人の出稼ぎ 2017-10-27日閲覧。
- ^ うるしの國の物語|うるしの國・浄法寺 2017-10-31日閲覧。
- ^ 南部の漆を支えた人びと-越前衆の軌跡-工藤紘一 著 2017-10-27日閲覧。
- ^ 下川耿史『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p.389 河出書房新社 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
- ^ あいぱーく今立 - 越前市
- ^ “武生市今立町合併協議会 合併協議会へのみなさまの声”. 2024年1月17日閲覧。
- ^ 2004年(平成16年)12月10日福井新聞。
- ^ “市議会の構成”. 越前市 (2023年11月27日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ 概要 - ギャレックス株式会社
- ^ “北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業 各地は観光客でにぎわう”. NHK (2024年3月16日). 2024年3月17日閲覧。
- ^ “ハピライン 越前市の新駅 「しきぶ駅」に名称決定”. 日刊県民福井Web. (2024年2月9日) 2024年2月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “文化財指定別一覧”. 越前市 (2023年11月27日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ 大塩八幡宮拝殿 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 大滝神社本殿及び拝殿 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 大虫廃寺塔跡 │ おおむしはいじとうあと │ - 福井の文化財 福井県教育庁生涯学習・文化財課
- ^ 城福寺庭園 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 旧谷口家住宅(旧所在 福井県武生市横市町) - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 武生公会堂記念館 - 越前市
- ^ 越前市武生公会堂記念館 - 福井県
- ^ 武生市公会堂記念館(旧武生公会堂) - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ “越前打刃物協同組合”. www.echizenuchihamono.com. 2019年2月7日閲覧。
- ^ “福井おいしい水の赤谷瓜割清水。小次郎公園近くの名水!味や成分は?”. 福井しらべ (2023年12月24日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ “味真野小学校 校庭の桜の歴史”. 味真野小学校. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “治左川の梅花藻(バイカモ) - 越前市”. 越前市ホームページ. 2024年1月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 市勢要覧(令和元年9月発行) (PDF)
- ^ “越前粟田部蓬莱祀”. www.oraishi.jp. 2019年2月7日閲覧。
- ^ Imadate Art Field - フェイスブック
- ^ 越前市三大グルメ「越前おろしそば」 - 越前市
- ^ 越前市三大グルメ「ボルガライス」 - 越前市
- ^ 越前市三大グルメ「中華そば」 - 越前市
関連項目
[編集]- 越前たけふ農業協同組合
- 福井県農業協同組合
- 越前エネライン(越前市からガス事業を譲渡された事業者)
- 三国競艇場 - 坂井市に所在。当市と坂井市で組織する「越前三国競艇企業団」が、同競艇場でのレースを主催している。
- 住民投票条例
- 広域地名
- 同一道県内に存在する同名の市と町
- 武生事件
- コウノトリ呼び戻す農法米 - この地で生産される米の銘柄。
外部リンク
[編集]- 行政
- 越前市ウェブサイト
- いいね!越前 (iine.echizen) - Facebook
- 越前市公式チャンネル - YouTubeチャンネル
- 産業・観光
- その他