コンテンツにスキップ

西村晋弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西村 晋弥
出生名 西村 晋弥
生誕 (1982-01-21) 1982年1月21日(42歳)
出身地 日本の旗 日本 宮崎県児湯郡
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2001年 -
共同作業者
公式サイト 西村晋弥オフィシャルサイト
著名使用楽器
にしむら しんや
西村 晋弥
身長 180cm
血液型 A型
ジャンル
活動内容
  • 2001年 : 音楽活動開始
  • 2010年 : 俳優活動開始
テンプレートを表示
YouTube
チャンネル
活動期間 2011年 -
ジャンル
登録者数 1,120人
総再生回数 63,202回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2021年4月19日時点。
テンプレートを表示

西村 晋弥(にしむら しんや、1982年1月21日 - )は、日本シンガーソングライター俳優。スリーピースロックバンド、シュノーケルボーカリストギタリスト宮崎県児湯郡出身。身長180cm[2]

来歴

[編集]

1982年1月21日、宮崎県児湯郡で生まれる。

2001年に福岡県にて路上ライブと宅録音源制作を開始し、2002年に福岡にあるライブ喫茶照和に週に1回の頻度で出演するようになった。なお、2003年5月18日より現在のバンド名である「シュノーケル」と名乗るようになった[3]

2004年1月、10代の頃に知り合った香葉村多望(現・KABA_3)や山田雅人とスリーピースロックバンド「シュノーケル」を結成。2005年11月2日にシングル『大きな水たまり』でデビュー。「波風サテライト」(テレビ東京系アニメ『NARUTO -ナルト-』オープニングテーマ)、「100,000hp」(本田技研工業「翼ある人。自由へ篇」CMソング)、「天気予報」(映画『あしたの私のつくり方』主題歌)など、多数のタイアップソングを担当。

2010年3月14日、シュノーケルが活動休止[4]。5月2日から4日に紀伊国屋ホールで開催されたうわの空・藤志郎一座の舞台『ルナ・レインボー』に出演。以降2014年頃までうわの空・藤志郎一座の一員として役者活動を行っていた。6月8日、ソロ1stアルバム『Be quiet!』をリリース[5]し、ソロ活動を開始。同作収録の「ParallelとParadox」に西村と同じくシュノーケルのメンバーである山田雅人がタンバリンコーラスで参加している。9月1日、いろハモニカ(ボーカル)、戸枝“こぢか”航平ベース)との3人でバンド「The Triangles」を結成し、10月27日に高円寺クラブライナーで開催された西村の自主企画ライブ『Change the word vol.1』のオープニングアクトを務めた[6]

2011年1月21日、 薮内寛和(ギター・コーラス)、戸枝“こぢか”航平(ベース)との3人でバンド「西村晋弥GPP」を結成[7]5月3日 - 5日、紀伊國屋ホールで開催されたうわの空・藤志郎一座の舞台『fine 〜フィーネ〜』で初主演[8]。10月1日に開催されたライブを最後に戸枝“こぢか”航平が西村晋弥GPPを脱退[9]。以後、新しいベーシストを迎えて活動を行っていたが後に自然消滅。

2014年1月31日から2月2日にかけて新宿タイニイアリスにて初の作/演出舞台「まことの座り方」を公演[10]。初日に同舞台への書き下ろし曲を収録したソロ2ndシングル『嘘/スベテガオワルトキ』をリリース。7月5日、Chakiらと7人組バンド、B&FonTを結成[11]。12月18日、シュノーケルが活動再開[12]

2015年6月2日、B&FonT初のフルアルバム『Y』リリース。同日から7月1日にかけて『YY TOUR』を敢行[13]

2016年9月3日、この日開催されたワンマンライブでB&FonTの7人での活動を終了[14]。10月28日、同じくB&FonTのメンバーだったChaki、いろハモニカらと、舞草香澄Mo2を迎えて「ウーパー」としての活動を開始[15]。同バンドは、翌年にメンバーの脱退や妊娠・育児による活動休止により自然消滅となった。

2018年3月14日、月見ル君想フで開催された橋口靖正のトリビュートイベント『HGYM大感謝祭 2018』に出演[16]

2019年4月2日、映画『E干サークル』の監督・脚本を務めることが発表された[17]

2021年8月2日に配信されたYouTube番組“エガちゃんねる”江頭2:50の登場曲選考会〜有名ミュージシャン部門〜にて提供曲が採用される[18]

人物

[編集]

学生時代はJUDY AND MARYのコピーバンドでギターを担当しており、16歳の時より作詞・作曲を行っていた[19]

使用ギターは基本的にギブソン・レスポール[注 1]で、場合によりフェンダー・テレキャスターを使うことがある。

漫画家のみずしな孝之と交流があり、シュノーケルの「Please!」の歌詞を共に書いた[20]

カレー好きでも知られており、かねてよりカレー親善大使を名乗っていた[21]が、2017年11月29日より東京都台東区浅草橋に所在するカレー大使館の館長を2018年9月の閉館まで務めていた[22]

ディスコグラフィ

[編集]

※シュノーケルの作品についてはシュノーケル (バンド)#ディスコグラフィを参照。

シングル

[編集]
発売日 タイトル 収録曲
1st 2013年3月2日 空を見ろ/最初の晩餐
トラックリスト
全作詞・作曲: 西村晋弥。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「空を見ろ」西村晋弥西村晋弥
2.「最初の晩餐」西村晋弥西村晋弥
3.「ボーナストラック」(隠しトラック)西村晋弥西村晋弥
合計時間:
2nd 2014年1月31日 嘘/スベテガオワルトキ
トラックリスト
全作詞・作曲: 西村晋弥。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「嘘」西村晋弥西村晋弥
2.「スベテガオワルトキ」西村晋弥西村晋弥
合計時間:

アルバム

[編集]
発売日 タイトル 収録曲
1st 2010年6月8日 Be quiet!
トラックリスト
全作詞・作曲: 西村晋弥。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「頭の中は宇宙 心はブラックホール されど体はクタクタで…」西村晋弥西村晋弥
2.「ParallelとParadox」西村晋弥西村晋弥
3.「虹を探して」西村晋弥西村晋弥
4.「ランナー」西村晋弥西村晋弥
5.「つぼみ」西村晋弥西村晋弥
6.「一方その頃」西村晋弥西村晋弥
7.「祈り」西村晋弥西村晋弥
8.「15分間」西村晋弥西村晋弥
9.「スカイフィッシュ」(Bonus Track)西村晋弥西村晋弥
合計時間:
2nd 2012年5月4日 The smell of the moon
トラックリスト
#タイトル作詞・作曲時間
1.「誓い」西村晋弥
2.「13月の満月の夜」西村晋弥
3.「君は写真のように」西村晋弥
4.「The smell of the moon」西村晋弥
5.「月と花火」西村晋弥
6.「無題」西村晋弥
7.「fine 〜フィーネ〜」(Bonus Track)
合計時間:

その他の楽曲

[編集]
  • 「How to make your smile」
    徳島県徳島市の不動産「ハウスマイル」のテーマソングとして制作された楽曲[23]
    CMで使用された弾き語り音源は未発表となっているが、バンド・バージョンがシュノーケルの11thシングル『君に響け』に収録された[24]

参加作品

[編集]
アーティスト 楽曲 初出 備考
ジャニーズWEST 「証拠」 証拠 コーラスで参加[25]

楽曲提供

[編集]
アーティスト 楽曲 初出 担当 備考
Hit&Run軍団 ハラダ記念樹 未発表 作曲 志村正彦永友聖也、カルテットとの共作[26]
作詞は奥田民生八熊慎一PUFFY、カルテットが手がけた。
河合杏林 「オレンジ -アイリとシュノーケル-」 MONSTaR 作曲 演奏・編曲でシュノーケルとして参加

映画作品

[編集]

ライブ

[編集]

ワンマンライブ・自主企画ライブ

[編集]
  • Change the word vol.1(2010年10月27日・高円寺クラブライナー
  • Change the word vol.2(2011年05月21日・高円寺クラブライナー)
  • Change the word vol.3(2011年12月11日・高円寺クラブライナー)
  • Change the word vol.4(2012年07月15日・高円寺クラブライナー)
  • なるほど ザ ワード 2014 in 大阪(2014年07月21日・酔夏男)
  • ピンシュノ2014(2014年06月13日・五反田文化センター
  • Change the word vol.5(2014年10月20日・高円寺クラブライナー)
  • ピンシュノ in 福岡(2015年05月23日・照和)
  • Change the word vol.6(2015年08月15日・高円寺クラブライナー)

出演

[編集]

テレビドラマ

[編集]

映画

[編集]
  • 放課後ロスト(2014年8月2日、プロジェクトドーン)オムニバス・エピソード2 - 先生 役[29]

舞台

[編集]

2010年

  • 05/02~04 『ルナ・レインボー』新宿紀伊国屋ホール
  • 10/02~11 『ダブル・ファンタジー』アイピット目白

2011年

  • 01/8〜10 『ダブル・ファンタジー』アイピット目白
  • 05/03〜05 『fine〜フィーネ〜』新宿紀伊国屋ホール*初主演
  • 08/12〜14 『夢の中のキミの街』 アイピット目白
  • 10/04〜10 『面白半分』 東京公演「アドリブ小劇場」 
  • 10/15 『面白半分』 札幌公演「劇場専用小劇場BLOCH」

2012年

  • 02/11 『面白半分』 大阪公演「心斎橋ウイングフィールド 」
  • 03/02〜04 『面白半分』 東京公演「浅草橋アドリブ小劇場 」
  • 05/04〜06 『ボクがひとりで唄う歌』 新宿紀伊国屋ホール*主演[30]
  • 09/17 『ONE DAY』 名古屋公演「七ツ寺共同スタジオ 」
  • 09/29 『ONE DAY』 大阪公演「心斎橋ウイングフィールド
  • 10/6〜14 『ONE DAY』 東京公演「浅草橋アドリブ小劇場 」
  • 10/27 『ONE DAY』 札幌公演「演劇専用小劇場BLOCH 」

2013年

  • 03/02〜17 『TOKYOてやんでぃ』 新宿タイニイアリス*主演
  • 05/03〜05 『ただいま!』 新宿紀伊国屋ホール
  • 06/15 『ただいま!』 札幌シアターZOO
  • 08/09〜11 『TOKYOてやんでぃ』 新宿タイニイアリス*主演
  • 10/05  『水の中のホームベース』名古屋七ツ寺共同スタジオ
  • 10/12〜14 『水の中のホームベース』新宿タイニイアリス
  • 10/09  『水の中のホームベース』心斎橋ウィングフィールド
  • 10/16 『水の中のホームベース』札幌シアターZOO

2014年

  • 01/31〜02/02 『まことの座り方』新宿タイニイアリス*初の作/演出
  • 05/03〜05 『ルナ・レインボウ』紀伊國屋ホール

2019年

  • 01/17〜20 『メモリークラウド・シンドローム』(劇団TypeII[31]
  • 05/02〜07 『夢の契』(HitoYasuMi)[32]

ミュージック・ビデオ

[編集]

MC

[編集]
  • NextYouTuberTV(2021年1月22日 - 、Cwave放送局)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 赤のレスポール・カスタム、1957年のリイシューのオックスブラッド
  2. ^ 無音を挟んで収録されている隠しトラック「空の下」を含んだ収録時間

出典

[編集]
  1. ^ a b c たくさんのギターに囲まれて幸せレコーディング”. 西村晋弥のブログ (2016年9月20日). 2020年3月10日閲覧。
  2. ^ みずしな孝之『うわの空チュートリアル』 第4巻、竹書房ISBN 978-4-8124-8703-7 
  3. ^ シュノーケル - 2018年8月5日閲覧
  4. ^ “シュノーケル、来年3月ツアー後に活動休止”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2009年12月10日). https://rockinon.com/news/detail/28475 2018年9月25日閲覧。 
  5. ^ 29歳最初の日記。重大発表2つあり!”. 西村晋弥のブログ (2011年1月24日). 2020年6月9日閲覧。
  6. ^ 【重要】新バンド“The Triangles”結成します!&10月27日ご来場者特典発表!”. 西村晋弥のブログ (2010年9月1日). 2020年6月9日閲覧。
  7. ^ 29歳最初の日記。重大発表2つあり!”. 西村晋弥の���ログ (2011年1月24日). 2020年6月9日閲覧。
  8. ^ 「fine〜フィーネ〜」 主演をやります!!!”. 西村晋弥のブログ (2011年3月18日). 2020年6月9日閲覧。
  9. ^ 西村晋弥GPPより大切なお知らせ(2011年09月13日) - 西村晋弥のブログ・2018年09月25日閲覧
  10. ^ さぁ!いよいよ今週末です!舞台、そして、おNEWのCD発売!!!!!”. 西村晋弥のブログ (2014年1月30日). 2020年6月9日閲覧。
  11. ^ 新バンド結成致しました”. 西村晋弥のブログ (2014年7月5日). 2020年6月9日閲覧。
  12. ^ “シュノーケル「これからもよろしく!」万感の復活ライブ”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年12月19日). https://natalie.mu/music/news/134285 2018年8月11日閲覧。 
  13. ^ “シュノーケル西村、元SDN48畠山ら新バンド・B&FonTが初アルバム”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年4月4日). https://natalie.mu/music/news/143061 2018年9月26日閲覧。 
  14. ^ NishimuraShinyaのツイート(771764611519426560)
  15. ^ Wooper_infoのツイート(791822153746219009)
  16. ^ “愛あふれた故・橋口靖正トリビュートライブ、岡田梨沙や磯貝サイモンらバンド結成”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年3月21日). https://natalie.mu/music/news/274265 2018年9月22日閲覧。 
  17. ^ a b “シュノーケル、新曲「Love Me Shelley」が映画"E干サークル"主題歌に決定。監督は西村晋弥(Vo/Gt)が担当”. Skream! (激ロックエンタテインメント). (2019年4月2日). https://skream.jp/news/2019/04/snowkel_e-boshi-circle_movie.php 2019年4月3日閲覧。 
  18. ^ (日本語) あんな人からこんな人までが・・・江頭に曲を作ってくれました, https://www.youtube.com/watch?v=Zq0ijxmtWSc 2024年5月5日閲覧。 
  19. ^ 西村晋弥 (29 May 2020). 【衝撃】高校生の頃から書きためたノートを初公開!「歌本」振り返ってみた【ミュージシャン志望必見】. 2020年5月31日閲覧
  20. ^ “シュノーケル、ニュー・シングル“奇跡”を8月8日にリリース”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2007年6月15日). https://tower.jp/article/news/2007/06/15/100010051 2020年2月15日閲覧。 
  21. ^ カレー大使館公式ブログ始動!!”. 西村晋弥のブログ (2017年8月23日). 2020年6月9日閲覧。
  22. ^ 期間限定!!大使館オリジナルカレー驚きの5円キャンペーン実施”. 西村晋弥のブログ (2017年8月23日). 2020年6月9日閲覧。
  23. ^ 【VR360動画】 ハウスマイル徳島店紹介PV : How to make your smile by 西村晋弥 - YouTube
  24. ^ “結成15周年のシュノーケル、河野圭プロデュースのシングル「君に響け」発売”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年9月6日). https://natalie.mu/music/news/346516 2019年9月6日閲覧。 
  25. ^ 西村晋弥の2020年6月24日のツイート2020年6月25日閲���。
  26. ^ 作品コード 145-4637-0 ハラダ記念樹”. 作品データベース検索サービス . 日本音楽著作権協会. 2020年2月15日閲覧。
  27. ^ “安達祐実、自分の代表作がダビングされたDVDを捨てる!?”. テレ東プラス (テレビ東京). (2020年2月13日). https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/smp/drama/entry/2020/021236.html 2020年2月13日閲覧。 
  28. ^ “西村晋弥(シュノーケル)、安達祐実主演のテレビ東京ドラマ"捨ててよ、安達さん。"にレギュラー出演”. Skream! (劇ロックエンタテインメント). (2020年2月13日). https://skream.jp/news/2020/02/snowkel_suteteyo_adachisan.php 2020年2月13日閲覧。 
  29. ^ 西村晋弥#4「明日より映画公開&明後日うわの空LIVE vol.75」(2014年8月1日) - うわの空・藤志郎一座 劇団員リレー日記(2018年9月8日閲覧)
  30. ^ “うわの空・藤志郎一座『ボクがひとりで唄う歌』”. YUMECO RECORDS. (2012年5月4日). http://www.yumeco-records.com/archives/931 2019年3月21日閲覧。 
  31. ^ 劇団Type2「メモリークラウド・シンドローム」”. 萬劇場 公式ホームページ. 有限会社萬企画 (2018年11月19日). 2018年12月10日閲覧。
  32. ^ “HitoYasuMi「夢の契」にインパルスの堤下敦ら”. ステージナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年2月20日). https://natalie.mu/stage/news/320643 2019年3月21日閲覧。 
  33. ^ “Nakanoまる、新曲「とっても明るい未来」のMVは“あの世”を舞台に撮影”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年3月22日). https://okmusic.jp/news/328654 2019年4月3日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]