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菊地圭尚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

菊地 圭尚(きくち けいしょう、1980年4月2日 - )は北海道函館市出身の競輪選手

日本競輪選手会北海道支部所属。日本競輪学校(以下、競輪学校)第89期生。師匠は大橋秀人(44期)。ホームバンクは函館競輪場

経歴

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北海道知内高等学校時代は野球部に所属しエースを務め、左腕から繰り出される最速140km/hの直球を武器に、1998年春の全道大会ベスト4に貢献した[1]

2003年に5回目の受験で競輪学校に合格し入学。2004年3月に在校成績1位(1着41回)で卒業。

2004年7月8日、ホームバンクの函館でデビューし、初勝利も同日。10月5日付でデビュー日起算わずか89日でS級特進を果たし[2]深谷知広2009年9月15日にデビュー日起算56日でS級特進を決めるまで、S級最短昇進記録を保持していた。

2006年12月、第6回ヤンググランプリ京王閣)に出場し3着。

2007年9月、第50回オールスター競輪高知)でGI決勝戦に初めて進出し6着。12月、第7回ヤンググランプリ立川)で、同期同県の明田春喜とワンツーを決め優勝を飾った。

2013年3月、第66回日本選手権競輪(立川)で6年ぶりにGI決勝進出し7着[3]

2014年、6月の第65回高松宮記念杯競輪宇都宮、9着)と7月の第23回寬仁親王牌弥彦、8着)でGI決勝進出。

2015年2月、第30回読売新聞社杯全日本選抜競輪静岡)で、優勝した山崎芳仁をマークし準優勝。7月の第24回寬仁親王牌(弥彦)で決勝4着。

2016年2月、第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪久留米)で決勝5着。

エピソード

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  • GIの決勝に7回も進出している選手としては珍しく、2022年現在、GIIIの優勝経験がない[4]

脚注

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  1. ^ 21世紀枠候補・知内の元エース 現競輪S級の菊地圭尚「後輩たちに刺激受けてます」”. スポーツ報知 (2021年1月28日). 2022年2月6日閲覧。
  2. ^ 菊地圭尚選手のS級特別昇級について ”. JKA (2004年10月4日). 2022年2月6日閲覧。
  3. ^ 菊地圭尚が戴冠へ夢ふくらむ/立川”. 日刊スポーツ (2013年3月23日). 2022年2月6日閲覧。
  4. ^ 【立川競輪・GⅢ鳳凰賞典レース】菊地圭尚 ついにその時が来るのか…”. 東京スポーツ (2022年1月6日). 2022年2月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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