第5海兵師団 (アメリカ軍)
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第5海兵師団 | |
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5th Marine Division | |
第5海兵隊員の徽章 | |
活動期間 |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
所属組織 | アメリカ海兵隊 |
軍種 | 海兵隊 |
兵科 | 地上戦闘師団 |
兵種 | 水陸両用・強襲揚陸 |
任務 | 近くに位置する敵勢を火力と機動で駆逐 |
渾名 |
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マスコット | ロスコー(Roscoe)という名の獅子 |
主な戦歴 |
第二次世界大戦 * 硫黄島の戦い ベトナム戦争 * アレゲーニー作戦 * テト攻勢 |
指揮 | |
著名な司令官 |
ケラー・エムリック・ロッキー トーマス・ユージーン・バーク ウッド・バービー・カイル レオ・ジョン・デュラッキ |
アメリカ海兵隊第5海兵師団(U.S. 5th Marine Division)は、第二次世界大戦中に編成された、アメリカ軍の師団。硫黄島の戦いに投入された。
概要
[編集]師団は1943年11月11日より設立準備が開始され、1944年1月21日にカリフォルニア州のペンドルトン基地にて開隊された。訓練の後に対日戦に投入されることとなり、1945年にホーランド・スミス中将指揮下の第56任務部隊の第5水陸両用軍団に第3海兵師団・第4海兵師団と共に編入されて、硫黄島に送られることとなった。
1945年2月19日に師団は、アメリカ海軍部隊の援護の基、硫黄島に上陸した。師団は左翼の担当であり、擂鉢山もその担当範囲にあった。2月23日に撮影された擂鉢山に掲げられた星条旗の写真『硫黄島の星条旗』は傘下の第28海兵連隊が撮影したものである。
第二次世界大戦終了後の1946年2月5日に解散となる。ベトナム戦争時の1966年に再度編成され、当初はアメリカ本土にあったが、1968年1月のテト攻勢を受けて南ベトナムへ増援として送られた。
編制
[編集]1945年
[編集]3個連隊基幹
- 第26海兵連隊 26th Marine Regiment
- 第27海兵連隊 27th Marine Regiment
- 第28海兵連隊 28th Marine Regiment
- 第13海兵連隊(砲兵) 13th Marine Regiment
- 第5工兵大隊 5th Engineer Battalion
- 第5先遣大隊 5th Pioneer Battalion
- 第5戦車大隊 5th Tank Battalion
- 第5支援大隊 5th Service Battalion
- 第5輸送大隊 5th Motor Transportation Battalion
- 第5衛生大隊 5th Medical Battalion
- 第5水陸両用車大隊 5th Amphibian Tractor Battalion
- 第11水陸両用車大隊 11th Amphibian Tractor Battalion
- 第5統合戦闘通信大隊 5th Joint Assault Signal Battalion
- 第2装甲水陸両用車大隊 2nd Armored Amphibian Tractor Battalion
- 第3装甲水陸両用車大隊 3rd Armored Tractor Battalion
- 第5海兵観測部隊 5th Marine Observation Squadron
- 第6海兵軍用犬小隊 6th Marine War Dog Platoon
- 第27補充大隊 27th Replacement Battalion
- 第31補充大隊 31st Replacement Battalion
- 3rd Platoon 2nd Laundry Company
1966年
[編集]- 第26海兵連隊 26th Marine Regiment
- 第27海兵連隊 27th Marine Regiment
- 第13海兵連隊(砲兵) 13th Marine Regiment
- 第3憲兵大隊 3rd Military Police Battalion FMF Pac
歴代師団長
[編集]- トーマス・E・バーク