福井県営球場
セーレン・ドリームスタジアム SEIREN DREAM STADIUM | |
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施設データ | |
正式名称 | 福井県営球場 |
所在地 | 福井県福井市福町3-20(福井運動公園内) |
起工 | 1967年 |
開場 | 1967年8月9日 |
所有者 | 福井県 |
管理・運用者 | 福井県 |
グラウンド |
内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 |
照明塔: 照明塔 - 6基 最大照度:投捕間2,500Lx 内野:2,100Lx 外野:1,500Lx |
使用チーム • 開催試合 | |
福井ミラクルエレファンツ 福井ワイルドラプターズ 福井ネクサスエレファンツ (2008年 - 2022年) | |
収容人員 | |
22,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
グラウンド面積: グラウンド面積:13,500m2 両翼:100 m 中堅:122 m |
フェンス | 1.85m |
福井県営球場(ふくいけんえいきゅうじょう)は、福井県福井市の福井運動公園内にある野球場である。福井県が運営管理している。
歴史
[編集]1967年8月9日に開場。以来高校野球などアマチュア野球公式戦が行われている。プロ野球公式戦も年間2、3カード開催される。
2007年まではセントラル・リーグ所属の中日ドラゴンズが北陸シリーズと称し、金沢や富山での試合に前後して毎年公式戦を開催していた。2008年以降本球場での中日主催試合は行われなくなっていたが、2018年5月8日の対東京ヤクルトスワローズ戦で11年ぶりに開催された。また、読売ジャイアンツや広島東洋カープも不定期に主催試合を行っている他、千葉ロッテマリーンズも公式戦の開催実績がある。
2008年より2021年まで、ベースボール・チャレンジ・リーグの福井ミラクルエレファンツ→福井ワイルドラプターズが主催試合を開催していた(後述の改修工事に伴い、2015年は試合開催がなかった)。日本海オセアンリーグに所属リーグが変わり、福井ネクサスエレファンツとなった2022年も主催試合が実施された(そのほか、セントラル開催方式による他球団ホーム試合もあり)[1]が、同年シーズンをもって福井球団は活動を休止した[2]。
1990年、大規模な改築工事で設備を拡充。スタンド改築、フィールド拡張、照明設備の設置、スコアボードの磁気反転化などが行われ��。以後、10年に1回、スコアボードなど設備の点検、改装などを行っている。
2012年、県は2018年の第73回国民体育大会に向けた福井運動公園の改修計画を発表し、県営球場については芝の張り替えを実施するとした[3]。実際の工事は平成26年度(2014年)から28年度(2017年3月まで)の間に実施される[4]。
2024年5月、セーレンがネーミングライツを取得し、「セーレン・ドリームスタジアム」となった[5]。
主なエピソード
[編集]- 1969年5月5日
- 中日ドラゴンズ対広島東洋カープ6回戦で、星野仙一がプロ初勝利を記録。
- 1971年5月20日
- 読売ジャイアンツ対ヤクルトアトムズ戦で、5-2とヤクルトが3点リードで迎えた9回裏、巨人の最後の攻撃で1点を返した後、広野功が史上3人目となる代打逆転サヨナラ満塁本塁打を右翼スタンドに放ち、7-5で巨人が逆転勝ちを収めた。
- 1985年6月13日
- 読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズ12回戦の7回裏、川相昌弘が阿井英二郎から犠牲バントを記録。これが川相のプロ野球選手として一軍公式戦で初の犠打で、2006年10月15日にナゴヤドームで開催された引退試合までに通算533個をマークした。また、この試合では斎藤雅樹が初完投・初完封勝利を飾っている。
- 1994年5月22日
- 広島東洋カープ対横浜ベイスターズ戦で、正田耕三が1000試合出場を達成。
- 2009年9月2日
- 24年ぶりに読売ジャイアンツの主催試合(対戦相手は横浜ベイスターズ)が行われ、巨人がアレックス・ラミレスのサヨナラ安打により6-5で勝利した。
- 2011年8月30日
- 読売ジャイアンツ対横浜ベイスターズの19回戦を開催。3-0で巨人が勝利した。
- 2013年9月4日
- 読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズの18回戦の開催を予定していたが、雨天中止となった。
その他
[編集]- 現時点では景観を守るための条例から広告の掲示を禁止している。
- (第4章 景観形成の方針(基本方針)の③公共空間や建築物等を整備・誘導し、観光拠点としてのシンボル性を高めます)
- ただし、プロ野球公式戦開催時限定で、広告が掲出される。
- (第4章 景観形成の方針(基本方針)の③公共空間や建築物等を整備・誘導し、観光拠点としてのシンボル性を高めます)
施設概要
[編集]- 両翼:100m、中堅:122m
- 内野:クレー、外野:天然芝
- 照明設備:6基
- 収容人員:22,000人
- スコアボード:LED式
- 外野席:芝生
- ブルペン:土
交通アクセス
[編集]- 京福バス 70・71系統(運行公園線)「運動公園南門前」下車。
- 他、福井運動公園#交通アクセスを参照。
公園内のその他の施設
[編集]- 福井運動公園陸上競技場(9.98スタジアム)
- 福井県営体育館(セーレン・ドリームアリーナ)
脚注
[編集]- ^ 2022NOL日程20220401更新 (PDF) - 日本海オセアンリーグ(2022年4月1日)2022年4月2日閲覧。
- ^ “福井ネクサスエレファンツ運営会社「何としてでも続けていきたい思いはあった」 1年での撤退陳謝、理由も説明”. 福井新聞. (2022年12月2日) 2022年12月27日閲覧。
- ^ 福井国体へ運動公園整備・改修 県、体育館建て替え床面積2倍に - 福井新聞2012年9月13日)
- ^ 福井しあわせ元気国体 競技施設整備計画【第一次】(平成26年2月更新) - 福井県(PDF文書)
- ^ セーレンが福井県有スポーツ施設のネーミングライツ・パートナーに決定しました - セーレン株式会社