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皮膚と心 (短編集)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
皮膚と心
著者 太宰治
発行日 1940年4月20日
発行元 竹村書房
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 246[1]
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皮膚と心』(ひふとこころ)は、太宰治の短編小説集。

1940年(昭和15年)4月20日、竹村書房より刊行された。

1992年(平成4年)6月19日、日本近代文学館より「名著初版本複刻太宰治文学館」シリーズの一冊として当時の体裁どおりに復刊された。

2014年(平成26年)11月7日、本書の電子書籍版がITmediaより発売された[2]

内容

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タイトル 初出 備考
1 俗天使 新潮』1940年1月号
2 葉桜と魔笛 『若草』1939年6月号 のちに『女性』に再録された。
3 美少女 『月刊文章』1939年10月号
4 畜犬談 『文学者』1939年10月号 のちに『風の便り』と『玩具』に再録された。
5 兄たち 婦人画報』1940年1月号 雑誌掲載時のタイトルは「美しい兄たち」。
6 おしゃれ童子 『婦人画報』1939年11月号
7 八十八夜 『新潮』1939年8月号
8 ア、秋 『若草』1939年10月号
9 女人訓戒 『作品倶楽部』1940年1月号 雑誌掲載時のタイトルは「短片集」。
10 座興に非ず 『文学者』1939年9月号
11 デカダン抗議 『文藝世紀』1939年10月号
12 皮膚と心 文學界』1939年11月号 のちに『女性』と『玩具』に再録された。
13 『知性』1940年1月号 のちに『風の便り』に再録された。
14 老ハイデルベルヒ 『婦人画報』1940年3月号

脚注

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