コンテンツにスキップ

百沢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 青森県 > 弘前市 > 百沢
百沢
百沢の位置(青森県内)
百沢
百沢
百沢の位置
北緯40度37分9.87秒 東経140度20分34.27秒 / 北緯40.6194083度 東経140.3428528度 / 40.6194083; 140.3428528
日本の旗 日本
都道府県 青森県
市町村 弘前市
人口
2017年(平成29年)6月1日現在)[1]
 • 合計 917人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
036-1343
市外局番 0172[2]
ナンバープレート 弘前

百沢(ひゃくざわ)は、青森県弘前市大字で、旧中津軽郡岩木町の大字。郵便番号は036-1343。

地理

[編集]

岩木山の麓の地区のひとつで、当地を青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線青森県道30号岩木山環状線・岩木山8合目まで有料道路津軽岩木スカイラインが通る(入口は隣接する常盤野、出口は百沢になる)。北は大森、東は貝沢鬼沢高杉弥生新岡葛原高岡新法師、南は館後国吉中野中畑、南西は中津軽郡西目屋村白沢、西は常盤野、西津軽郡鯵ヶ沢町長平町に接する。

小字

[編集]

小字として大平野・岸田・久保田・小松野・笹平・三本柳・裾野・高田・田川・旦の越・鶴田・寺沢・温湯・東岩木山・山田がある。

歴史

[編集]
  • 1935年昭和10年) - 岩木山・岩木山神社に対する信仰から観光化が進められ、道路等が整備され、弘前市との間に路線バスが4往復運行される。
  • 1958年(昭和33年) - 岩木山が県立��然公園の指定を受ける。
  • 1960年(昭和35年) - 岩木実験農場が発足。
  • 1964年(昭和39年) - 当地の桜林で温泉ボーリングが成功し、いわき荘が完成。
  • 1975年(昭和50年) - 岩木山百沢土石流災害が発生。

沿革

[編集]
  • 1889年明治22年) - 岩木村の大字になる。
  • 1891年(明治24年) - 当時の記録では人口710、戸数121、厩90、学校1であった。
  • 1961年昭和36年) - 岩木町大字百沢になる。
  • 2006年平成18年) - 弘前市への合併とともに弘前市の大字になる。

世帯数と人口

[編集]

2017年(平成29年)6月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
百沢(小字全域) 443世帯 917人

交通

[編集]

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

大字 小字・番地 小学校 中学校
百沢 一部 弘前市立岩木小学校 弘前市立津軽中学校
百沢 東岩木山の一部 弘前市立船沢小学校 弘前市立船沢中学校
百沢 裾野 弘前市立常盤野小中学校 弘前市立常盤野小中学校

施設

[編集]

教育

[編集]
  • 百沢保育所

福祉

[編集]
  • 拓光園
  • 拓光園2号館
  • 山郷館デイサービスセンター

商業

[編集]
  • 百沢温泉
  • 弘前市観光りんご園
  • 岩木山百沢スキー場
  • 津軽カントリークラブ百沢コース

宿泊

[編集]
  • 温泉旅館中野
  • アソベの森いわき荘

公共

[編集]
  • 桜林公園
  • 桜林公園キャンプ場
  • 百沢郵便局
  • 上弥生集会場
  • 岩木山総合公園
  • 岩木山総合公園体育館
  • アソベの森ゴルフ練習場
  • 弘前市野外活動施設弥生いこいの広場
  • 弥生いこいの広場オートキャンプ場

寺院

[編集]

その他

[編集]
  • 岩木高原県立自然公園

重要文化財

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b オープンデータひろさき 弘前市 町名別人口・世帯数_平成29年”. ひろさき未来戦略研究センター (2017年6月1日). 2017年6月18日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。

参考文献

[編集]

角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)