申旻埈
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申 旻埈(シン・ミンジュン、朝鮮語: 신민준、1999年1月11日 - )は、韓国の囲碁棋士。ソウル市出身、韓国棋院所属、九段。名人戦優勝、LG杯世界棋王戦優勝など。
経歴
[編集]陽川囲碁道場に学ぶ。2009、10年世界青少年囲碁選手権大会少年組で2年連続準優勝。2011年大韓生命杯世界子供国手戦最強部優勝。2012年入段。同年圓益杯十段戦本戦出場。2013年陜川郡招待河燦錫国手杯英才囲碁大会で準優勝し以後3年連続準優勝、新人王戦ベスト4、Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦出場。2014年英才囲碁大会準優勝、新人王戦ベスト4、物価情報杯プロ棋戦ベスト16、二段。2015年バッカス杯天元戦決勝進出、羅玄に0-2で敗れ準優勝、三段、LG挑戦者杯戦ベスト4、Mlily夢百合杯ベスト32。2016年新人王戦優勝し五段昇段、利民杯世界囲碁星鋭最強戦ベスト8、その後六段。
2017年GSカルテックス杯ベスト4、農心辛ラーメン杯で6人抜きし、韓国棋士最多連勝記録となる[1]。2018年に新人王戦優勝(2連覇)により七段昇段。同年JTBCチャレンジマッチ準優勝により八段昇段、続いて九段昇段。同年グロービス杯準優勝、三星火災杯ベスト8進出。2019年KBS杯優勝、グロービス杯優勝、LG杯ベスト4。2021年LG杯決勝で柯潔を2-1で破って優勝。
韓国囲碁リーグは2013年から出場、2019年には韓国物価情報チーム主将として優勝しMVP受賞。中国乙級リーグに2014年出場、2017年から甲級リーグ出場。韓国囲碁棋士ランキングでは2016年17位、2017年10位、2019年3位。
タイトル歴
[編集]国際棋戦
- LG杯世界棋王戦 2021年(25回)
- 国手山脈杯国際囲棋戦世界プロ最強戦 2023年
- グロービス杯世界囲碁U-20 2019年
国内棋戦
- メジオン杯オープン新人王戦 2016、2018年
- KBS杯バドゥク王戦 2019年
- 名人戦 2022年
- クラウン・ヘテ杯 2023年
他の棋歴
[編集]国際棋戦
- LG杯世界棋王戦 2019年ベスト4、2021年(26回)ベスト8
- LG挑戦者杯紀念招待戦 2015年 ベスト4(○謝爾豪、○呉侑珍、×楊鼎新)
- 三星火災杯世界囲碁マスターズ 2018年ベスト8、2019年ベスト8
- 春蘭杯世界囲碁選手権戦 2022年ベスト8
- グロービス杯世界囲碁U-20 2018年準優勝
- バッカス杯韓・中未来天元戦 2015年 1-1(○柯潔、×羋昱廷)
- 農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦
- おかげ杯国際新鋭対抗戦 2019年優勝
- アジア競技大会 2023年男子団体戦優勝
国内棋戦、他
- バッカス杯天元戦 2015年準優勝
- JTBCチャレンジマッチ 2018年(第5回)準優勝
- KBS杯バドゥク王戦 2019年準優勝
- 安東市真貯蓄銀行世界囲碁フェスティバルプロアマオープン戦 2019年準優勝
- マキシムコーヒー杯入神連勝最強戦 2020年準優勝
- ソパルコサノル最高棋士決定戦 2022年準優勝、2020年3位
- YK建機杯 2023年準優勝
- 牛膝鳳爪韓国棋院選手権戦 2021年7位
- 陜川郡招待河燦錫国手杯英才囲碁大会 準優勝 2013、14、15年
- 陜川郡招待河燦錫国手杯英才囲碁大会英才頂上対決
- 韓国囲碁リーグ
- 2013年(ネットマーブル)6-7、楽スターリーグ 5-9
- 2014年(新安天日塩)6-7
- 2015年(新安天日塩)10-4
- 2016年(新安天日塩)9-6
- 2017年(Tブロード)5-11
- 2018年(韓国物価情報)7-7(ポストシーズン2-2)
- 2019-20年(韓国物価情報)12-4(ポストシーズン3-0、MVP)
- 2020-21年(韓国物価情報)9-5(ポストシーズン1-4)
- 2021-22年(Kixx)8-8
- 2022-23年(蔚山高麗亜鉛)16-4
- 中国囲棋リーグ戦
- 2014年乙級(乗鷹上外)1-6
- 2016年乙級(中国平煤神馬)5-3
- 2017年甲級(中信北京)7-6(優勝)
- 2018年甲級(浙江崑崙)5-8
- 2019年甲級(深圳正方園)6-7
- 2020年甲級(深圳宏発)3-7
- 2021年甲級(深圳龍華)8-7
- 2022年甲級(日照山海大象)6-6
- 2023年甲級(日照山海大象)
注
[編集]参考文献
[編集]- 『囲碁年鑑』日本棋院