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瀋陽軍区

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瀋陽軍区
表記
簡体字: 沈阳军区
繁体字: 瀋陽軍區
英語: Shenyang Military Region
規模: 正大軍区級
兵力: 25万 - 47万将兵(平時推定)及び民兵
上位機関
中華人民共和国中国人民解放軍陸軍
隷下部隊
正規軍 第16集団軍第39集団軍
武装警察 第117師団第120師団
空軍 1、4、11、21、22、30、39航空師団
核兵器 瀋陽基地
学校 瀋陽炮兵学院ほか
中華人民共和国の軍事
中国人民解放軍軍徽
中国人民解放軍軍徽
最高軍事指導機関
中央軍事委員会中国語版国家
国務院機関
国防部 国防科工局
国家国防動員委員会 国家辺海防委員会
中華人民共和国の武装力
中国人民解放軍の旗 中国人民解放軍
中国人民武装警察部隊の旗 中国人民武装警察部隊
中国民兵
戦区
東部戦区 南部戦区 西部戦区
北部戦区 中部戦区
軍種
中国人民解放軍陸軍の旗 陸軍 中国人民解放軍海軍の旗 海軍 中国人民解放軍空軍の旗 空軍
中国人民解放軍ロケット軍の旗 ロケット軍
中央軍事委員会直轄部隊
航空宇宙部隊
サイバー空間部隊
情報支援部隊
統合兵站支援部隊
中央軍事委員会直属院校
国防大学 軍事科学院 国防科技大学
ドメイン別戦力
陸軍 海軍陸戦隊 空軍空挺隊

海軍 陸軍艦艇部隊

空軍 海軍航空隊 陸軍航空隊

ロケット軍
海軍潜水艦基地 空軍爆撃機師団

航空宇宙部隊

サイバー空間部隊
駐特別行政区部隊
駐香港部隊 駐マカオ部隊
階級制度
人民解放軍 武装警察
軍事思想と歴史
人民戦争理論 人海戦術
解放軍の歴史
ゲリラ 運動戦 超限戦
関連法規
国防法 兵役法
国防動員法 国防教育法 人民防空法
国防交通法 国家インテリジェンス法
サイバーセキュリティ―法
データセキュリティー法 暗号法
国家安全法 香港国家安全維持法
反テロリズム法 スパイ防止法
現役士官法 予備役士官法
人民武装警察法 海警法
民兵工作条例
士官階級条例 軍政治工作条例
瀋陽軍区司令部の写真

瀋陽軍区(しんようぐんく、ピンインShěnyáng Jūnqū, シェンヤン・チュンチュイ)はかつて存在した中国人民解放軍七大軍区のひとつ、現在は北部戦区の一部。

概要

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中ロ国境及び中朝国境など中国の東北の守りを固める。4個集団軍、遼寧省軍区1旅団、2個武装警察師団を管轄する。国際戦略研究所は2006年の報告書で25万兵力[1]と分析している。2010年の北朝鮮による韓国延坪島砲撃事件の際には、瀋陽軍区に兵力を集中したと世界軍事ネット2010年11月28日の記事[2]にて報じたため朝鮮半島の緊張に比例して兵力が増減されているものと見られる。これらの事から当軍区の挙動が朝鮮半島に影響を与えている事がうかがい知れる。

朝鮮戦争の休戦により中国人民志願軍が撤退した後、1961年7月11日に締結された中朝友好協力相互援助条約の第2条には秘密協定が附帯されており、朝鮮半島向けに30万人の部隊をこの地に配置しておかなくてはならない。中朝国境は人民武装警察が警備していたが、最近の北朝鮮情勢によって軍が直接管理するようになったといわれる。

日々の演習では自衛隊韓国軍在日米軍在韓米軍を仮想敵(80年代はソビエト連邦軍)としており、これらの諸国に対する通信傍受活動の中心でもある。それに資するため、比較的最新鋭の装備が配備され、所属部隊は精鋭部隊であるとされる。

朝鮮有事の際は、まず瀋陽軍区の部隊が朝鮮半島に侵攻するものと見られる。

2016年2月1日北部戦区に移行し、北京軍区が管轄していた内モンゴル自治区東四盟以外の地域)と済南軍区が管轄していた山東省を管轄区域に編入した。

管轄区域

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東北三省の遼寧省軍区、吉林省軍区、黒竜江省軍区、内モンゴル自治区東部の東四盟地域と旅大警備区を管轄する。

軍区指導者

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歴代司令員

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  1. 鄧華 1955年3月 - 1959年9月
  2. 陳錫聯 1959年10月 - 1973年12月
  3. 李徳生 1973年12月 - 1985年6月
  4. 劉精松 1985年6月 - 1992年11月
  5. 王克 1992年11月 - 1995年9月
  6. 李新良 1995年9月 - 1997年11月
  7. 梁光烈 1997年11月 - 1999年12月
  8. 銭国梁 1999年 - 2004年
  9. 常万全 2004年12月 - 2007年9月
  10. 張又侠 2007年9月 - 2012年10月
  11. 王教成 2012年10月 -

歴代政治委員

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  1. 周桓 1955年3月 - 1959年10月
  2. 頼伝珠 1959年10月 - 1960年11月
  3. 宋任窮 1960年11月 - 1968年6月
  4. 潘復生 1967年5月 - 1971年9月
  5. 王輝球 1973年5月 - 1975年8月
  6. 毛遠新 1974年2月 - 1976年10月
  7. 甘渭漢 1977年9月 - 1980年1月
  8. 廖漢生 1980年1月 - 1982年10月
  9. 劉振華 1982年10月 - 1987年11月
  10. 宋克達 1987年11月 - 1993年12月
  11. 李新良 1993年12月 - 1995年9
  12. 姜福堂 1995年9月 - 2005年12月
  13. 黄献中 2005年12月 - 2010年12月21日
  14. 褚益民 2010年12月21日 -

軍区機関

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  • 司令部
    • 作戦部
    • 情報部
    • 軍区技偵局
    • 管理局(直工部二部)
    • 軍務部
    • 軍訓・兵種部
    • 動員部
    • 通信部

直属工作部

  • 政治部
    • 幹部部
      • 幹部配置処
    • 組織部
    • 宣保部
    • 連絡部
    • 規律検査部
    • 軍事法院
    • 軍事検察院
    • 軍事拘置所
    • 前進歌舞団
  • 連勤部
    • 財務部
    • 軍需油料部
    • 衛生部
    • 軍事交通部
    • 営房部
    • 監査局
    • 房管局
    • 連勤部直属部隊
      • 農副業基地管理局
      • 連勤部通信総站
      • 連勤一分部
      • 二分部
      • 四十分部
  • 装備部

配属部隊

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陸上部隊

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  • 第40集団軍・予備(司令部、遼寧省錦州)乙類集団軍、5個旅団編成
    • 第118自動車化歩兵旅団(遼寧省義県)
    • 第119自動車化歩兵旅団(内モンゴル自治区赤峰
    • 第5装甲旅団(遼寧省阜新)
    • 砲兵旅団(遼寧省錦州)
    • 防空旅団(遼寧省錦州)
    • 第10工兵連隊(遼寧省撫順)
  • 瀋陽軍区司令部直轄部隊
    • 特殊作戦部隊(所在地不明)
    • 第?独立自動車化歩兵旅団(所在地不明)
    • 第?独立電子対抗連隊(所在地不明)

空軍部隊

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海軍部隊

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武装警察部隊

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有事の際は大軍区隷下に加わる。

  • 武装警察第117師団(遼寧省盤錦) (もと第39軍第117師団)
    所在地には沿岸油田コンビナート群有り。
  • 武装警察第120師団(遼寧省興城) (もと第40軍第120師団)
    所在地には海軍航空隊航空施設有り。

Army international Bootcamp の合格者輩出

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石家荘陸軍学院出身の将校商亮が2001年に世界中の優秀な特殊部隊の軍人が参加し、ほとんどが脱落してしまうArmy international Bootcampに合格した。

参考:

脚注

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  1. ^ International Institute for Strategic Studies, The Military Balance 2006, p.266
  2. ^ http://www.wforum.com/news/headline/newsViewer.php?nid=24516&id=33277&dcid=9
  3. ^ a b IISS, The Military Balance 2013, Routledge,2013, p. 292
  4. ^ 大連基地は、2012年に大連指揮所と第30戦闘機師団を統合して新たに設置された部隊単位である。

関連項目

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