水谷幸正
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人物情報 | |
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生誕 |
1928年4月11日 日本三重県伊賀市 |
死没 | 2014年2月7日 (85歳没) |
出身校 | 佛教専門学校、龍谷大学 |
学問 | |
研究分野 | 仏教学 |
学位 | 文学博士 |
水谷 幸正(みずたに こうしょう、1928年4月1日 - 2014年2月7日)は、日本の仏教学者。学校法人東海学園元理事長、佛教大学元学長、学校法人佛教教育学園元理事長、浄土宗元宗務総長。専攻は仏教学。位階は従四位。
経歴
[編集]1928年、三重県阿山郡伊賀町(現・伊賀市)で生まれた。佛教専門学校(現・佛教大学)を卒業し、龍谷大学大学院文学研究科に進んだ。1956年に修了。
1979年、学位論文『浄土教と如来蔵思想の研究』を佛教大学に提出して文学博士号を取得[1]。
宗門にあっては、京都府京都市伏見区の三縁寺住職。1999年11月、浄土宗の宗務総長に選ばれた(2003年11月再選)。2006年12月に辞任。
2014年2月7日、肝臓内胆管がんのため死去[2]。85歳没。歿日付で従四位。また、2017年5月、紫野キャンパス礼拝堂が落成し、「水谷幸正記念館」の名称が与えられている[3][4]。
受賞・栄典
[編集]著作
[編集]- 『佛教概論』浄土宗教学局 1965
- 『児童心理学』佛教大学通信教育部 1980
- 『善導大師の本意』中外日報出版局 1980
- 『仏教とターミナル・ケアに関する研究』(全3巻) 佛教大学 1988-1993
- 『浄土選書22 仏教を知る:二十一世紀を生きる人たちのために 』浄土宗 1994
- 『ターミナルケア従事者の教育に関する研究:特にビハーラ僧(仏教チヤプレン)の養成に関して』佛教大学 1996
- 『仏教とターミナル・ケア』宝蔵館 1996
- 『浄土宗現代法話大系第2巻 仏説無量寿経』同朋舎出版 1997
- 『浄土宗現代法話大系第5巻 高祖善導大師』同朋舎出版 1997
- 『仏教思想と浄土教』思文閣出版 1998
- 『佛教大学鷹陵文化叢書1 仏教・共生・福祉』思文閣出版 1999
- 『佛教大学鷹陵文化叢書別巻 こころの時代:21世紀の仏教と世界平和』思文閣出版 2002
- 『佛教大学鷹陵文化叢書別巻 善導大師と法然上人:念仏に生きる』思文閣出版 2008
- 論文
- 動画
- 「言葉の重み」 水谷幸正 佛教教育学園理事長 浄土宗元宗務総長youtube
- 記念論集
- 『佛教教化研究』(水谷幸正先生古稀記念会、思文閣出版、1998年)
- 『佛教福祉研究』(水谷幸正先生古稀記念会、思文閣出版、1998年)
参考資料
[編集]- 「水谷幸正先生と佛教大学」佛教大学編 2014年
脚注
[編集]- ^ CiNii(学位論文)
- ^ 水谷幸正さん死去 元佛教大学長・元浄土宗宗務総長 毎日新聞 2014年2月8日 アーカイブ 2014年2月8日 - ウェイバックマシン
- ^ 礼拝堂(水谷幸正記念館)
- ^ 大学プレスセンター
- ^ “平成21年春の叙勲 旭日中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 3 (2009年4月29日). 2009年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月9日閲覧。