正木家住宅
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正木家住宅 | |
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外観 | |
所在地 | 奈良県奈良市毘沙門町13-2 |
位置 | 北緯34度40分34.74秒 東経135度49分55.2秒 / 北緯34.6763167度 東経135.832000度座標: 北緯34度40分34.74秒 東経135度49分55.2秒 / 北緯34.6763167度 東経135.832000度 |
類型 | 町家 |
形式・構造 |
主屋:木造つし一部2階建、瓦葺 |
建築年 | 江戸時代後期 |
文化財 | 登録有形文化財 |
正木家住宅(まさきけじゅうたく)は、奈良県奈良市毘沙門町にある町家。2016年、主屋と蔵が登録有形文化財に登録された。
特徴
[編集]建築時期は江戸時代後期で、幾度かの改修を経ている[1][2]。 2005年(平成17年)から奈良女子大学セミナーハウスとして借り受けており、教育やイベント等に活用されている[2]。 「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準に従い、2016年11月29日付けで主屋と蔵が登録有形文化財に登録された[3][2]。
主屋
[編集]木造一部2階建の瓦葺で、通りに西面し建築面積は169平方メートル[1][2]。 表構えの1階部分は新しく作られたものであるが、つし2階に虫籠窓を持ち、高塀を落棟部分の前面に建てている[2]。 内部には、吹き抜けの土間や竈、井戸等を残し、往時の姿をよく残している[2]。 明治後期・昭和前期・2008年(平成20年)にそれぞれ改修が行われている[2]。
蔵
[編集]切妻造本瓦葺の土蔵で、主屋背面側に建てられ、建築面積51平方メートル[2]。 明治前期頃に南側に増築され、昭和前期と2010年(平成22年)頃に改修も受けている[2]。 西面で中庭に面し、そこに庇を付けて縁としており、円窓を北端の物入れに設けている[2]。
出典
[編集]参考文献
[編集]- “奈良)正木家住宅など登録文化財 文化審答申”. 朝日新聞 (2016年7月23日). 2016年7月23日閲覧。
- “文化審答申 正木家住宅など 有形文化財に4カ所 /奈良”. 毎日新聞 (2016年7月20日). 2016年7月23日閲覧。
- “文化財建造物の登録の答申について”. 奈良県 (2016年7月15日). 2016年7月26日閲覧。
- “登録有形文化財(建造物)の登録について(平成28年7月15日)”. 奈良市 (2016年7月15日). 2016年7月26日閲覧。