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松田素二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松田 素二(まつだ もとじ、1955年 - )は、日本人類学者京都大学名誉教授。専門は、社会人間学アフリカ地域研究地域社会学

来歴・人物

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ナイロビ大学大学院修士課程を経て京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪市立大学助教授、京都大学大学院文学研究科教授。

1997年「日常生活における創造性、主体性そしてソフトな抵抗: ケニア、ナイロビのマラゴリ人出稼ぎ民に関する都市人類学的研究」で京大から博士(文学)。1998年共編『新書アフリカ史』でNIRA東畑精一記念賞受賞。

著書

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  • 『都市を飼い慣らす アフリカの都市人類学』河出書房新社、1996年。 
  • 『抵抗する都市 ナイロビ移民の世界から』岩波書店〈現代人類学の射程〉、1999年。 
  • 『呪医の末裔 東アフリカ・オデニョ一族の二十世紀』講談社、2003年。 
  • 『日常人類学宣言! 生活世界の深層へ/から』世界思想社、2009年。 

共編著

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