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東葉勝田台駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東葉勝田台駅
T1出入口(2007年11月)
とうようかつただい
Toyo-katsutadai
TR08 村上 (1.0 km)
地図下は勝田台駅
所在地 千葉県八千代市勝田台北三丁目2-5
北緯35度42分57秒 東経140度7分34.4秒 / 北緯35.71583度 東経140.126222度 / 35.71583; 140.126222 (東葉勝田台駅)座標: 北緯35度42分57秒 東経140度7分34.4秒 / 北緯35.71583度 東経140.126222度 / 35.71583; 140.126222 (東葉勝田台駅)
駅番号 TR09
所属事業者 東葉高速鉄道
所属路線 東葉高速線
キロ程 16.2 km(西船橋起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
[* 1]13,242人/日(降車客含まず)
-2022年-
乗降人員
-統計年度-
[# 1]26,052人/日
-2022年-
開業年月日 1996年平成8年)4月27日[1]
乗換 KS31 勝田台駅京成電鉄本線
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T2出入口(2007年11月)
T3出入口(2007年11月)
勝田台駅南口 A1・A2出入口(2015年5月)※駅名看板に東葉高速鉄道が併記

東葉勝田台駅(とうようかつただいえき)は、千葉県八千代市勝田台北三丁目にある、東葉高速鉄道東葉高速線で、同線の終着駅である。駅番号TR09京成電鉄勝田台駅と地下通路を介し接続している。

概要

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当駅の一部は佐倉市に位置している。

駅のデザインは、「商店街の賑わい」「緑の街」「花鳥風月」を題材とし、コンコースの壁に大きなウェーブを、柱の一部には緑を、ホームの対向壁には花・鳥等を配している[2]

仮の駅名は「勝田台」だった。京成線の駅舎が改築されるまでの約1年間、東葉高速線は現在のA3出入口近くに独立した駅出入口を有し、階段は京成線の線路に対して直角に近い形となっていた。京成線のコンコースが地下化された後に撤去されたが、京成線側の改札口付近には通路跡に設置された不自然な配置の壁が、現在もその面影を見ることができる。

歴史

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年表

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駅構造

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島式ホーム1面2線の地下駅。1997年(平成9年)3月30日に京成電鉄本線勝田台駅に地下通路で接続した[4]

かつて改札外に定期券うりばが存在し京成電鉄と共用であったが、2022年4月15日をもって営業を終了した[6][注 1]。閉鎖後も春の繁忙期に臨時に営業した実績がある[8]。なお、京成電鉄の定期券うりばは営業を引き続き継続している。

改札口は2箇所あり、京成線勝田台駅に近い南改札口が目立っていて利用客も多い。南改札口階段最寄の号車は1号車・3号車であり、下り電車では村上駅発車後先頭方に客が集中する。T2出入口は南改札口、T1・T3出入口は北改札口が最寄となる。

南改札口では2008年(平成20年)10月にPASMO・Suica専用改札機が導入され、正面の改札が全てICカード対応となった。一方正面とは直角に4基の旧式改札が設置されていたが、2009年(平成21年)中に改札が撤去され柵となった。北改札にはPASMO・Suica専用改札機はないが3基全てがICカード対応である。元々は4基設置されていたが最終的に端の1基が撤去された。

バリアフリー化推進のため、1号車端の階段に下りエスカレーターを設置し、2009年(平成21年)3月24日から供用が開始された。また2009年度中にエレベーターを設置する予定だったが、設置スペースの確保に難航したため当初より遅れて 2010年(平成22年)4月5日、3号車付近の中央階段を閉鎖してエレベーター設置工事を開始し、8月14日始発より供用開始した。設置スペースは結果的に中央階段の左側を削り、階段とエレベーターの一体型とすることとなった。

北口地上へは2011年(平成23年)3月19日に、京成によってエレベーター・エスカレーターが供用されていたが、南口地上へは東葉高速によって、2024年(令和6年)6月28日にエレベーター・エスカレーターが供用開始となった。

駅構内には、東洋バスの案内所(定期券売り場)のほか、京成の改札口周辺に京成トラベルコンビニエンスストアなどの店舗が存在する。

勝田台トンネル

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トンネル坑口付近(西船橋寄り)と当駅部を含む終端寄りは開削工法によって建設したが、中間部(延長153 m)はNATM工法で建設した[9]。NATM工法には、日本国内で初めてプレイライニング工法を採用した[10]

のりば

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番線 路線 行先
1・2 TR 東葉高速線 村上西船橋中野方面[2]

利用状況

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2020年度の一日平均乗車人員は13,242人である[* 1]

近年の1日平均乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1996年(平成08年) [* 2]10,321
1997年(平成09年) [* 3]13,031
1998年(平成10年) [* 4]13,914
1999年(平成11年) [* 5]14,301
2000年(平成12年) [* 6]15,330 [# 2]29,436
2001年(平成13年) [* 7]15,861 [# 2]30,568
2002年(平成14年) [* 8]16,152 [# 2]31,282
2003年(平成15年) [* 9]15,735 [# 2]30,621
2004年(平成16年) [* 10]15,425 [# 2]30,069
2005年(平成17年) [* 11]15,503 [# 3]30,334
2006年(平成18年) [* 12]15,708 [# 3]30,814
2007年(平成19年) [* 13]16,355 [# 3]32,299
2008年(平成20年) [* 14]16,206 [# 3]32,062
2009年(平成21年) [* 15]15,622 [# 3]30,965
2010年(平成22年) [* 16]15,591 [# 4]30,876
2011年(平成23年) [* 17]15,384 [# 5]30,441
2012年(平成24年) [* 18]15,379 [# 6]30,411
2013年(平成25年) [* 19]15,613 [# 7]30,865
2014年(平成26年) [* 20]15,446 [# 8]30,357
2015年(平成27年) [* 21]15,704 [# 9]30,899
2016年(平成28年) [* 22]15,706 [# 10]30,924
2017年(平成29年) [* 23]15,933 [# 11]31,391
2018年(平成30年) [* 24]16,208 [# 12]31,927
2019年(令和元年) [* 25]16,202 [# 13]31,911
2020年(令和02年) [* 26]11,986 [# 14]23,670
2021年(令和03年) [* 27]12.079 [# 15]23,797
2022年(令和04年) [* 1]13,242 [# 1]26,052

駅周辺

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勝田台駅(北口 A3出入口)

八千代市と佐倉市の市境がT2出入口付近に存在する。

京成電鉄京成本線の勝田台駅とは近接しており、乗り換えが可能となっている。東葉高速鉄道管轄の出入口(T1・T2・T3出入口)の他、京成電鉄管轄の出入口(南口A1・A2、北口A3)があり、合計6つ出入口がある。国道296号に最も近いT2出入口以外はいずれも村上方にあるため、京成線コンコースとは離れている。京成電鉄管轄の出入口(A1・A2・A3出入口)に関しては「勝田台駅#駅周辺」を参照。

T1出入口

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1キロメートル圏内には隣駅の村上駅がある。

以下、最寄り駅は村上駅(北側)であるが、T1出入口から約1キロメートル圏内の施設など。

T2出入口

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みずほ銀行勝田台支店

みずほ銀行に隣接しているため、みずほ銀行口とも呼ばれている。南側には国道296号が走り、京成電鉄京成本線の勝田台駅(北口 A3出入口)最寄口となっている。

T3出入口

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フルルガーデン八千代

深夜帯は通行不能となっている。1キロメートル圏内には隣駅の村上駅がある。

以下、最寄り駅は村上駅(南側)であるが、T3出入口から約1キロメートル圏内の施設など。

バス路線

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隣の駅

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東葉高速鉄道
TR 東葉高速線(東葉高速線内は全列車各駅に停車)
村上駅 (TR08) - 東葉勝田台駅 (TR09)

脚注

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注釈

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  1. ^ 入口から見て左側が京成電鉄の窓口、右側が東葉高速鉄道の窓口であった。

出典

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  1. ^ a b “21世紀に向け“発進” 東葉高速鉄道 盛大に開業祝う”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (1996年4月28日) 
  2. ^ a b 東葉勝田台駅 | 東葉高速鉄道”. www.toyokosoku.co.jp. 2023年12月17日閲覧。
  3. ^ “東葉高速線の駅名決まる”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 16. (1995年8月18日) 
  4. ^ a b “乗降客の利便性向上 地下連絡通路きょう開通 東葉高速、京成の勝田台駅”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 6. (1997年3月30日) 
  5. ^ “東葉勝田台駅にエレベーター あすから供用開始”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 15. (2010年8月13日) 
  6. ^ a b 東葉勝田台駅定期券うりば営業終了について”. 2023年12月17日閲覧。
  7. ^ 東葉勝田台駅南口エレベーター・エスカレーターの供用開始について”. 東葉高速鉄道. 2024年9月4日閲覧。
  8. ^ 通学定期券臨時発売のおしらせ”. 東葉高速鉄道. 2024年9月3日閲覧。
  9. ^ 鉄道界図書出版『鉄道界』1996年4月号ニュース「東葉高速線(西船橋 - 東葉勝田台)開業」pp.4 - 24。
  10. ^ プレライニング工法による勝田台トンネルの施工(トンネル工学研究発表会論文・報告集1992年10月・インターネットアーカイブ)。
千葉県統計年鑑
八千代市統計書
  1. ^ a b 八千代市. “令和5年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2024年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e 八千代市. “17年版八千代市統計書 12-4 東葉高速各駅別乗降客数” (pdf). 2006年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e 八千代市. “八千代市各種統計データ 12-4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2011年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  4. ^ 八千代市. “八千代市各種統計データ 12-4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2012年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  5. ^ 八千代市. “八千代市各種統計データ 12-4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2013年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  6. ^ 八千代市. “八千代市の各種統計データ 11-4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2014年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  7. ^ 八千代市. “八千代市の各種統計データ 11-4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2015年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  8. ^ 八千代市. “八千代市の各種統計データ 11-4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2016年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  9. ^ 八千代市. “平成28年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2017年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  10. ^ 八千代市. “平成29年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xls). 2018年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  11. ^ 八千代市. “平成30年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2019年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  12. ^ 八千代市. “令和元年(平成31年)版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2020年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  13. ^ 八千代市. “令和2年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2021年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  14. ^ 八千代市. “令和3年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2022年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  15. ^ 八千代市. “令和4年版 八千代市統計書 11 4.東葉高速鉄道駅別乗降客数” (xlsx). 2023年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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