弘前市立博物館
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弘前市立博物館 Hirosaki City Museum | |
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弘前市立博物館 | |
施設情報 | |
正式名称 | 弘前市立博物館 |
専門分野 | 歴史 |
事業主体 | 弘前市 |
開館 | 1977年4月 |
所在地 |
〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1−6 |
位置 | 北緯40度36分19秒 東経140度27分45秒 / 北緯40.60528度 東経140.46250度座標: 北緯40度36分19秒 東経140度27分45秒 / 北緯40.60528度 東経140.46250度 |
外部リンク | 弘前市立博物館 |
プロジェクト:GLAM |
弘前市立博物館(ひろさきしりつはくぶつかん)は、青森県弘前市にある博物館である。
概要
[編集]弘前市立博物館は、弘前公園内に立地し、施設のほど近くには弘前市民会館がある。
前川國男が設計[1]し、1976年8月10日に竣工、翌1977年の4月20日に開館した[2]。
「城がある公園」という敷地の特性を活かし、室内からお城の櫓が見えるように配慮されている[3]。 1998年、建物が公共建築百選に選出された[4]。
2010年、当時すでに築50年を経過していた弘前市民会館の改修工事の計画が立ち上がる。それとともに、市民会館から電気・空調の供給を受けていた当施設も設備の更新をすることが望ましいとして、2012年12月から、開館以来使われてきた機械設備等の更新を含む改修工事を実施[5]。2014年4月5日にリニューアルオープンした。
展示物
[編集]弘前藩津軽家の旧蔵品をはじめ、弘前藩政下で育まれた歴史、美術工芸資料を系統的に展示するとともに、津軽地方で培われた伝統や文化にスポットをあて、資料や文化遺産、郷土ゆかりの先人の事績などを紹介している[2]。
収蔵数は2022年3月の時点で約20,000点を数える[6]。
考古
[編集]1960年に弘前市の十腰内遺跡[7]から出土した「猪形土製品」を、2014年4月から常設展示している[8]。 縄文時代後期に作られた猪型の土器[9]で、2011年6月、国の重要文化財に指定された[8]。 見た目のかわいらしさから、「いのっち」という愛称が付けられ[10]、同じ名前のマスコットキャラクターも誕生した[11]。
アクセス
[編集]- 東北自動車道 大鰐弘前インターチェンジより30分
- 土手町循環100円バス 「市役所前」で下車、徒歩5分
関連施設
[編集]脚注
[編集]- ^ 弘前市立博物館 - 公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
- ^ a b 博物館概要 - 弘前市
- ^ 弘前市立博物館 前川國男の建物を大切にする会
- ^ 博物館概要-建築としての博物館- - 弘前市
- ^ 博物館概要~リニューアル~ - 弘前市
- ^ 収蔵資料 - 弘前市
- ^ 館蔵品紹介 - 弘前市
- ^ a b 猪形土製品「いのっち」パリから帰国/弘前 - 東奥日報(2019年1月5日)
- ^ 猪形土製品 青森県十腰内2遺跡出土 - 文化遺産オンライン
- ^ “いのっち”展示再開 - NHK(2019年1月4日)
- ^ デザイン「いのっち」 - 弘前市