市塙駅
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市塙駅 | |
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駅舎(2024年4月) | |
いちはな Itihana | |
◄多田羅 (3.1 km) (3.8 km) 笹原田► | |
所在地 | 栃木県芳賀郡市貝町大字市塙2068-2 |
所属事業者 | 真岡鐵道 |
所属路線 | ■真岡線 |
キロ程 | 34.3 km(下館起点) |
電報略号 | ハナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
63人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)12月15日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
市塙駅(いちはなえき)は、栃木県芳賀郡市貝町大字市塙にある真岡鐵道真岡線の駅。
市貝町の代表駅である。
歴史
[ソースを編集]- 1920年(大正9年)12月15日:鉄道省(国鉄)の駅として開業[1][2]。
- 1970年(昭和45年)3月15日:業務委託駅となる(ただし、早朝と夕方以降は無人となる)[3]。
- 1975年(昭和50年)4月21日:貨物の取り扱いを廃止[4]。駅員無配置駅となる[5](簡易委託化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)
- 1994年(平成6年)3月14日:国鉄時代に撤去された交換設備を復活。
駅構造
[ソースを編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、無人駅。駅舎に面する側が茂木方面のホームで、下館方面のホームへは茂木方にある構内踏切を渡る。
真岡鐵道転換後に完成した駅舎の中はベンチや時刻表、ポスターがある他は何も無い待合室のみであり、駅前広場に公衆トイレが別に設置されている。駅舎の壁面に描かれているのは、田野辺集落に伝わる県の無形民俗文化財である「武者絵」[1]。
利用状況
[ソースを編集]2019年度の一日平均乗車人員は63人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2007 | 122 |
2008 | 137 |
2009 | 121 |
2010 | 116 |
2011 | 128 |
2012 | 101 |
2013 | 100 |
2014 | 93 |
2015 | 88 |
2016 | 82 |
2017 | 71 |
2018 | 93 |
2019 | 63 |
駅周辺
[ソースを編集]駅前から栃木県道69号宇都宮茂木線までの間が商店街である。
- 市貝町役場
- 市貝郵便局
- 市貝町立市貝小学校
- 市貝町立市貝中学校
- 足利銀行市貝支店
- 市貝温泉健康保養センター
- 栃木県道135号市塙停車場線
バス路線
[ソースを編集]JRバス関東の路線は、2023年8月26日の芳賀・宇都宮LRT開業に合わせて再編が行われ、LRTとの結節点(トランジットセンター=TC)である清原TC・芳賀TC行きの路線が新設された一方、モビリティリゾートもてぎ行きが廃止され、茂木方面はすべて茂木駅止まりとなった[6]。
市塙駅バス停留所 - 駅前に位置する。
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|
芳賀・市塙線(水都西線)[6] | 市貝小学校前・花王前・上赤羽・祖母井 | 芳賀町工業団地管理センター前(芳賀TC) | JRバス関東 | 休日ダイヤでは花王前を経由しない。 |
清原・市塙線(水都西線)[6] | 市貝小学校前・花王前・上赤羽・芳賀長島 | 清原地区市民センター前(清原TC) | ||
市塙黒田烏山線 | 市貝町役場前・小貝郵便局前・芳賀黒田・市役所烏山庁舎 | 烏山駅前 | 那須烏山市営バス[8](仁井田観光が受託運行) | 一部便は道の駅いちかいを経由しない。 |
市貝温泉 |
市塙駅入口バス停留所:県道宇都宮茂木線沿い、市塙駅入口交差点付近に位置する。
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|
水都西線 | 天矢場・道の駅もてぎ北 | 茂木駅 | JRバス関東 | |
小貝口・祖陽が丘団地・祖母井・芳賀TC・道場宿・宇大前・JR宇都宮駅(西口)・東武駅前 | 作新学院前 | 平日の一部便は芳賀TC止まり。 | ||
芳賀・市塙線/清原・市塙線(水都西線)[6] | 市塙駅 | |||
市塙黒田烏山線 | 市貝町役場前・小貝郵便局前・芳賀黒田・市役所烏山庁舎 | 烏山駅前 | 那須烏山市営バス(仁井田観光が受託運行) | 一部便は道の駅いちかいを経由しない。 |
市塙駅 | 市貝温泉 | 一部便は市塙駅止まり。 |
隣の駅
[ソースを編集]脚注
[ソースを編集]- ^ a b c d 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、17-19頁。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、468頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「真岡線の三駅を無人化 水鉄局/合理化、きょうスタート」『読売新聞』読売新聞社、1970年3月15日、茨城讀賣A、16面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第11号」『官報』1970年4月21日。
- ^ 「通報 ●真岡線七井駅ほか2駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年4月21日、1面。
- ^ a b c d 「宇都宮支店管内路線バスの再編について」ジェイアールバス関東。2023年8月26日閲覧。
- ^ 「第2節 路線バスの現況 (PDF)」市貝町、15–17頁。2023年8月26日閲覧。
- ^ かつては「市貝町営バス」との共同運行とされていたが、現在市貝町ホームページ上には「市貝町営バス」の記載はなく、2018年度作成の『市貝町地域公共交通網形成計画』[7]でも「那須烏山市営バス」とだけ記載されている。「町営バス」の表記がいつ頃無くなったかは不明。
関連項目
[ソースを編集]外部リンク
[ソースを編集]- 市塙駅 - 真岡鐵道