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小野永見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
小野 永見
時代 平安時代初期
生誕 不明
死没 不明
官位 従五位下征夷副将軍
氏族 小野氏(小野朝臣)
父母 小野毛野?
岑守、滝雄
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小野 永見(おの の ながみ)は、平安時代初期の貴族漢詩人官位従五位下征夷副将軍小野小町の高祖父。

経歴

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六国史』に叙位任官記録がなく、経歴は明らかでない。子息の没伝や各種系図等により、陸奥介[1]・征夷副将軍[2]を歴任し、位階は従五位下[2]に至ったとされる。延暦年間に卒去。

漢詩人として『凌雲集』に漢詩作品2首が採録されている。文人であった賀陽豊年[3]石上宅嗣と親交があったとされ、賀陽豊年の漢詩作品「野将軍を傷む」は永見のことを思って詠んだものか[4]

系譜

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脚注

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  1. ^ 尊卑分脈
  2. ^ a b c 日本三代実録』貞観2年5月18日条
  3. ^ 日本後紀』弘仁6年6月27日条
  4. ^ 坂本,平野[1990: 174]
  5. ^ 公卿補任

参考文献

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