安曇川駅
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安曇川駅 | |
---|---|
西口(2007年3月) | |
あどがわ Adogawa | |
◄JR-B15 新旭 (3.3 km) (4.1 km) 近江高島 JR-B17► | |
所在地 | 滋賀県高島市安曇川町西万木601 |
駅番号 | JR-B16 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■湖西線 |
キロ程 | 29.1 km(近江塩津起点) |
電報略号 | アト |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,368人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1974年(昭和49年)7月20日[2] |
備考 | 業務委託駅 |
安曇川駅(あどがわえき)は、滋賀県高島市安曇川町西万木にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)湖西線の駅である[1]。駅番号はJR-B16。
歴史
[編集]- 1974年(昭和49年)7月20日:日本国有鉄道湖西線の開通と同時に開業[2]。
- 1975年(昭和50年)3月10日:荷物の取り扱いを開始[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[2][3]。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口の営業を開始。
- 2006年(平成18年)10月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2009年(平成21年)7月1日:アーバンネットワーク各駅共通で当駅も終日全面禁煙化。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2024年(令和6年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了[4]。
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線[注釈 1]を持つ、待避設備を備えた高架駅になっている。改札口は1か所のみ。ホームの長さは260 mで、ホーム有効長は12両である。
- 特徴
- 堅田駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅で、ICカード専用簡易型自動改札機・自動券売機などが設置されている。
- 交通系iCカードのICOCAエリアに含まれており、各種交通系iCカードが利用可能で、ICOCAについては窓口で購入可能。
- エレベーターとLED式発車案内表示器が2009年3月14日ダイヤ改正までに設置され供用を開始した。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 湖西線 | 下り | 近江今津・敦賀方面[5] |
3・4 | 上り | 堅田・京都方面[5] |
- 付記事項
- 内側2線(2・3番のりば)が本線、外側2線(1・4番のりば)が待避線である。
- 外側2線(1・4番のりば)は貨物列車などが後続列車の発車・通過待ちを行うために停車することもある。なお、このホームに停車する旅客列車は車内保温のため、ドア開閉ボタンを使うことがある(一部を除く)。
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ホーム(2023年4月)
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ホーム(2023年4月)
利用状況
[編集]「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。旧安曇川町の中心駅であり、高島市内では近江今津駅に次いで2番目に多い。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 2,297 | [統計 1] |
1993年 | 2,372 | [統計 2] |
1994年 | 2,266 | [統計 3] |
1995年 | 2,215 | [統計 4] |
1996年 | 2,338 | [統計 5] |
1997年 | 2,313 | [統計 6] |
1998年 | 2,274 | [統計 7] |
1999年 | 2,230 | [統計 8] |
2000年 | 2,263 | [統計 9] |
2001年 | 2,158 | [統計 10] |
2002年 | 2,146 | [統計 11] |
2003年 | 2,134 | [統計 12] |
2004年 | 2,091 | [統計 13] |
2005年 | 2,111 | [統計 14] |
2006年 | 2,160 | [統計 15] |
2007年 | 2,162 | [統計 16] |
2008年 | 2,172 | [統計 17] |
2009年 | 2,111 | [統計 18] |
2010年 | 2,033 | [統計 19] |
2011年 | 1,936 | [統計 20] |
2012年 | 1,933 | [統計 21] |
2013年 | 1,943 | [統計 22] |
2014年 | 1,825 | [統計 23] |
2015年 | 1,836 | [統計 24] |
2016年 | 1,801 | [統計 25] |
2017年 | 1,752 | [統計 26] |
2018年 | 1,686 | [統計 27] |
2019年 | 1,596 | [統計 28] |
2020年 | 1,297 | [統計 29] |
2021年 | 1,307 | [統計 30] |
2022年 | 1,368 | [統計 31] |
駅周辺
[編集]駅付近は商業地となっているが、民家や田畑もある。湖西線開業直前は大津や京都に買い物客が流出することを懸念し、安曇川町商工会(当時)は商店街に競争力を付けさせ商圏の拡大に成功した経緯がある[6]。かつては駅前に平和堂安曇川店があった[注釈 2]。駅東口には中江藤樹像があり、そこから近江聖人中江藤樹記念館へ至る道は「よえもんさん通り」と呼ばれる[注釈 3][7]。
国道161号(高島バイパス)と滋賀県道558号高島大津線は駅東側、福井県道・滋賀県道23号小浜朽木高島線は駅西側、滋賀県道297号安曇川高島線は駅北側を通る。なお、駅名となった安曇川は駅北側(新旭駅とのほぼ中間)、稲荷山古墳や高島歴史民俗資料館[8]は駅南側にあるが、何れも駅からやや離れた所にある。
- 東側
- 平和堂あどがわ店[9]
- 関西みらい銀行安曇川支店
- 滋賀銀行安曇川支店
- 安曇川郵便局
- 滋賀県立安曇川高等学校
- 道の駅藤樹の里あどがわ
- 高島市藤樹の里文化芸術会館
- 高島市立安曇川図書館
- ハローワーク高島(大津公共職業安定所 高島出張所)
- AVXコンポーネンツ安曇川
- 国道161号(高島バイパス)
- 滋賀県道558号高島大津線
- 滋賀県道297号安曇川高島線
- 西側
- 高島市役所安曇川支所
- 高島市教育委員会事務局
- 高島市立安曇小学校
- 高島市立安曇川中学校
- ギャラリー藤乃井[10]
- 旧安曇川郵便局[注釈 4]
- 箕島神社
- 安閑神社[11]
- 鶴塚 - 滋賀県最大級の宝塔[12]
- 福井県道・滋賀県道23号小浜朽木高島線
- 滋賀県道297号安曇川高島線
バス路線
[編集]駅西口のロータリー内に「安曇川駅」停留所があり、下記の各路線が発着する[13]。旧朽木村や旧新旭町へ乗り入れる路線もある。なお、カッコ内の事業者名は路線の運行委託先である。
安曇川駅 | ||
---|---|---|
運行事業者 | 系統または路線名・行先 | 備考 |
江若交通 | 220:朽木学校前 | |
高島市コミュニティバス (江若交通) |
新旭南循環線:新旭駅 | 321系統 |
船木線:安曇川駅 | 330系統:右回り、331系統と335系統:左回り | |
安曇川中央循環線:安曇川駅 | 332系統 | |
高島安曇川線:近江高島駅 | 355系統 | |
高島市コミュニティバス (大津第一交通) |
新旭・安曇川線:新旭駅 | デマンドタクシー路線(要予約)[14] |
泰山寺線:安曇川駅 | ||
白浜線:安曇川駅 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ かつては待避線のさらに外側に上下待避線(副待避線)を有していたが、撤去された。
- ^ 駅前の店舗は2010年4月16日の営業をもって閉店した(「『平和堂あどがわ店』開店のお知らせ」より引用)。
- ^ 「よえもんさん」は中江藤樹の通称、「与右衛門」(よえもん)が由来。
- ^ 現在は「ギャラリー藤乃井 第2ギャラリー」として営業。
出典
[編集]- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 02号 大阪駅・神戸駅・鶴橋駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年8月12日、26頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、118頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、26頁。
- ^ “安曇川駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月10日閲覧。
- ^ a b “安曇川駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月13日閲覧。
- ^ 「国鉄湖西線の光と影 センター建設の夢崩れて 商店街の盛衰 お客の流出防止に苦慮」『京都新聞』京都新聞社、1974年1月5日。
- ^ 「滋賀・高島「中江藤樹ゆかりの地」巡りで美しい心を磨こう!」『ORICON NEWS』オリコン、2017年11月30日。オリジナルの2022年10月13日時点におけるアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “高島歴史民俗資料館”. くらしの情報 - 高島市. 高島市 (2023年3月31日). 2023年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “『平和堂あどがわ店』開店のお知らせ”. 平和堂 (2010年4月15日). 2023年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ 「20周年でチャリティー展 高島のギャラリー藤乃井」『朝日新聞デジタル』松浦和夫、朝日新聞社、2020年9月30日。オリジナルの2022年10月13日時点におけるアーカイブ。
- ^ “安閑神社”. びわ湖高島観光ガイド. びわ湖高島観光協会. 2023年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “【びわ湖源流の郷・高島市より】滋賀県最大級の宝塔 鶴塚”. Discover滋賀 webアミンチュ(淡海人). 知られざる滋賀. BBCびわ湖放送 (2019年6月22日). 2023年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “安曇川駅バスのりば案内図”. 江若交通. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “安曇川地域 バス・乗合タクシー時刻表(高島市コミュニティバス)” (PDF). 高島市. 2023年9月25日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ 平成4年滋賀県統計書[リンク切れ]
- ^ 平成5年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成6年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成7年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成8年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成9年滋賀県統計書[リンク切れ]
- ^ 平成10年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成11年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成12年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成13年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成14年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成15年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成16年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成17年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成18年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成19年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成20年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成21年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成22年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成23年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成24年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成25年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成26年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成27年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成28年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成29年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成30年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和元年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和2年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和3年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和4年滋賀県統計書 (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 安曇川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道