国際標準レコーディングコード
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国際標準レコーディングコード(International Standard Recording Code, ISRC)は、レコーディング(音源)を識別するための唯一の国際標準コードで、ISO 3901として標準化されている。レコーディングを単位とするため、同じ曲であっても、新たに録音や編集された場合は異なるコードが与えられる。同じレコーディングであれば別の媒体で配布されたとしても新しいコードが与えられることはないのが通常であるが、CDが登場する前にレコード会社が倒産するなどして事実上消滅���てマスター音源が残り、後年別の会社からCD化された場合には同一音源であるにもかかわらず異なるコードが与えられるケースもある[1][2]。
ISRCは、CDなどの媒体に電子的に記録することができる。
構成
[編集]ISRCは大文字アルファベットと数字の12桁で構成される。先頭から、国名コード(2桁)、登録者コード(3桁)、年次コード(2桁)、レコーディング番号(5桁)である。たとえば、「ISRC JP-AA0-01-23456」のようになる。
関連項目
[編集]脚注
[編集]外部リンク
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