国英駅
表示
国英駅 | |
---|---|
駅舎(2010年8月) | |
くにふさ Kunifusa | |
◄河原 (3.3 km) (2.4 km) 鷹狩► | |
所在地 | 鳥取県鳥取市河原町釜口810 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■因美線 |
キロ程 | 17.4 km(鳥取起点) |
電報略号 | クニ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
16人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)12月20日 |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
国英駅(くにふさえき)は、鳥取県鳥取市河原町釜口にある西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅である。
歴史
[編集]- 1919年(大正8年)12月20日:鉄道院因美軽便線(当時)鳥取 - 用瀬間開通時に開設[1]。
- 1922年(大正11年)9月2日:軽便線制度廃止に伴い、因美軽便線が因美線に改称、当駅もその所属となる。
- 1928年(昭和3年)3月15日:因美南線開通に伴い、因美線が因美北線に改称、当駅もその所属となる[2]。
- 1932年(昭和7年)7月1日:鳥取 - 津山間全通に伴い、因美北線が現在の因美線の一部となり、当駅もその所属となる[3]。
- 1962年(昭和37年)
- 1970年(昭和45年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本に移管[5]。
駅構造
[編集]智頭方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。棒線駅のため、智頭方面行・鳥取方面行双方が同一ホームを共用する。
鳥取鉄道部管理の無人駅。木造駅舎は待合所以外の部分が解体された(以前は売店や、うどん・コーヒー等を提供する飲食店が併設されていた)。
駅舎内部に乗車駅証明書発行機がある。便所は設置されていない。
利用状況
[編集]「鳥取市統計要覧」によると、2020年度の年間乗車人員は0.6万人で、1日平均乗車人員は16人と算出出来る[9]。
近年の乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 年間 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員[10] |
---|---|---|---|
2008年 | 2万 | 55 | |
2009年 | 1万 | 27 | |
2010年 | 1.7万 | 47 | |
2011年 | 1.3万 | 36 | 71 |
2012年 | 1.3万 | 36 | 72 |
2013年 | 1.3万 | 36 | 66 |
2014年 | 1.2万 | 33 | 60 |
2015年 | 1.1万 | 30 | 56 |
2016年 | 1万 | 27 | 58 |
2017年 | 0.9万 | 25 | 52 |
2018年 | 0.7万 | 19 | 38 |
2019年 | 0.5万 | 14 | 28 |
2020年 | 0.6万 | 16 |
駅周辺
[編集]- 釜口簡易郵便局
- 鳥取県警察自動車警ら隊東部分駐隊
- 国道53号
- 国道373号
- 鳥取県道214号国英停車場線
その他
[編集]- 映画「リアリズムの宿」の冒頭シーンのロケ地として利用された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『鉄道院告示第131号 官報第2212号(1919年12月17日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道省院告示第42号 官報第356号(1928年3月8日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道省告示第192号 官報第1641号(1932年6月21日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「七駅を部外委託 米鉄、非採算線区を合理化」『交通新聞』交通協力会、1962年3月18日、1面。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、325頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●因美線津ノ井ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月8日、16面。
- ^ 「各局で営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年10月23日、1面。
- ^ 草町義和「無人駅なのに駅員がいる「簡易委託駅」誕生秘話 「石破首相の父」提案きっかけ?鳥取から全国に」『東洋経済オンライン』東洋経済新報社、2024年12月14日。2024年12月14日閲覧。
- ^ 市勢要覧 - 鳥取市
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 国英駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道