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和久井薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
わくい かおる
和久井 薫
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 埼玉県の旗 埼玉県大宮市
生年月日 (1948-12-01) 1948年12月1日(75歳)
身長 177cm
血液型 AB型
最終学歴 早稲田大学第一文学部
所属事務所 札幌映像プロダクション
職歴 札幌テレビ放送(STV)アナウンサー
STV編成局アナウンス部長
→編成局専任局長
→役員待遇編成局専任局長(2006年 - 2008年)
→嘱託(2008年 - 2011年)
オフィスサッポロ・札幌映像プロダクション
活動期間 1972年 -
出演番組・活動
出演中 和久井薫の元気!発見
出演経歴 各種スポーツ中継
プロ野球中継
オハヨー!ほっかいどう
2時のワイドショー
STVニュースToday
ちょっと和久井の2時ですよ
どさんこワイド
朝6生ワイド
ハイ!STVです
北、再発見
アタックヤング
和久井薫のイレブンホットライン
みのやと佳子のときめきワイド
牧とのりおのスーパースクランブル
和久井薫のサンデーヒットパレード
どさんこラジオ
和久井薫の僕らの時代
その他 映画『パコダテ人』(2002年公開)に、ニュースキャスター役として出演。

和久井 薫(わくい かおる、1948年12月1日[1] - )は、日本アナウンサー札幌テレビ放送(STV)に在職ののち、札幌映像プロダクション(旧:オフィスサッポロ 札幌テレビ系)所属・STV専属フリーアナウンサー[2]

血液型はAB型[2][3]、身長は177cm[2][3]、70 kg[2]

来歴

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埼玉県大宮市(現:さいたま市)出身[4][5]早稲田大学[6]第一文学部社会学科卒業[7]

元々は人前で話をするということが大の苦手だったとのことだが、大学入学後にアナウンス研究会に入会してから、人前で話すということに魅了されてゆく[7]。アナウンス研究会の1年後輩にくり万太郎、2年後輩に吉田照美らがいる。

STV在職当時

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1972年にSTVへアナウンサーとして入社[2]。同年5月16日のラジオニュース[8] でアナウンスデビュー[9]STVラジオにて平日夜11時から放送された『GREEN LOVE 和久井薫のイレブンホットライン』では、若者の悩みを聞く兄貴分的存在として人気を博す。1970年代に平日昼の帯番組として放送されたワイドショー番組『2時のワイドショー』では、スポーツコーナーを担当していた。

1987年4月から1993年9月まで、昼の情報番組『ちょっと和久井の2時ですよ』のキャスターを務めた。『2時ですよ』終了後は1996年3月まで、平日夕方帯の報道情報ワイド番組どさんこワイド』で占いコーナーを担当、1996年4月から2006年9月まで、平日朝帯の��報ワイド番組『朝6生ワイド』メインキャスターを務めた。

情報番組以外には、プロ野球中継読売ジャイアンツ=巨人が札幌で主催する公式試合[10][11][12][13][14]2004年以降は札幌を本拠地とする北海道日本ハムファイターズ主催公式試合)や、男子ゴルフの全日空オープントーナメント[15]など、スポーツ中継の実況も担当。

その一方で、編成局アナウンス部長→編成局専任局長[16] を務めた。

2006年10月に『どさんこワイド』にニュースキャスターとして復帰、12月以降は役員待遇編成局専任局長として在籍。2008年定年を迎えたが、嘱託アナウンサーとして引き続きニュースキャスター・コメンテーターを担当。また、2010年まではプロ野球中継担当アナウンサーとして名鑑に明記される場合があった[17]

STV退社後

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2011年に退社[2]。その後は、グループ会社のオフィス・サッポロ(2012年7月に札幌映像プロダクションへ合併吸収[18])に所属[2] し、フリーアナとして引き続きSTV・STVラジオの番組に出演。2012年4月からSTVラジオ『みのやと佳子のときめきワイド』『牧とのりおのスーパースクランブル』へ出演。そのため、『どさんこワイド』は3月28日放送分をもって降板[19]。一方、同年からはプロ野球中継の実況にも復帰している[20][21]

番組出演のほか、番組企画[2]、STV企画ツアーの同行、企業・法人の式典やシンポジウムの司会[2]、対談企画や講演活動[2] も行う。

人物

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STVアナウンサーきっての巨人ファンであり、野球中継番組のCMに巨人のユニフォームを着て「Wカオル」として登場したこともあった。背番号は和久井の名をもじって「091」。ただし、和久井アナとWカオルは別人という設定である。日本ハムの札幌移転前後にあたる2003年から2004年頃には、STV公式サイト内で『Wカオルの俺達ジャイアンツ党』と題したウェブコンテンツが配信され、コラム「だぶりゅーの喜劇」の執筆を担当。また、2003年頃には、『スポーツ報知』北海道ローカル版にてWカオル名義での巨人コラムを連載していた[22]。妻はSTVで同期入社の元アナウンサー[7]

活動リスト

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出演番組

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現在

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テレビ

  • 和久井薫のわくわく商店

ラジオ[8]

  • 和久井薫の元気!発見 (2021年3月29日 - )

過去

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  • 各種スポーツ中継[23](テレビorラジオ[8]

テレビ

ラジオ[8]

出演CM

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出演映画

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同期入社のアナウンサー

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脚注

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  1. ^ 生年月日については、以下の資料を参照。
    • 1997年 - 2001年当時のSTV公式サイト内プロフィール(外部リンク)
    • 『12球団全選手カラー百科名鑑』2004年版から2008年版までに掲載された、STVプロ野球担当アナウンサー名簿(2009年以降、生年月日は明記されず)
    • 『プロ野球コンプリート選手名鑑2013年度版』P256に掲載された、プロフィール
    • STVラジオパーソナリティプロフィール(外部リンク)
    • 札幌映像プロダクション公式ウェブサイト内プロフィール(外部リンク)
  2. ^ a b c d e f g h i j 札幌映像プロダクション公式サイト内プロフィール(外部リンク)を参照。
  3. ^ a b STV公式サイト内プロフィール(外部リンク)を参照。
  4. ^ 1997年当時のSTV公式サイト内プロフィール(外部リンク)
  5. ^ 出身県は、以下の資料を参照。
    • 1999年以降のSTV公式サイト内プロフィール(外部リンク)
    • 『12球団全選手カラー百科名鑑』シリーズ各年版のSTVプロ野球担当アナウンサー名簿
    • STVラジオパーソナリティプロフィール(外部リンク)
    • 札幌映像プロダクション公式サイト内プロフィール(外部リンク)
  6. ^ 出身大学は、以下の資料を参照。
    • 『12球団全選手カラー百科名鑑』シリーズ各年版のSTVプロ野球担当アナウンサー名簿
    • 札幌映像プロダクション公式サイト内プロフィール(外部リンク)
  7. ^ a b c DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、195頁。
  8. ^ a b c d 2005年9月までのSTVはラジオ・テレビ兼営局だった。同10月に完全子会社・株式会社STVラジオの運営へ移行し分社化。以降は、ラジオに関してはSTVからの出向という形で出演。
  9. ^ STVアナウンサー日誌2003年5月21日付(インターネット・アーカイブ2004年8月24日付保存キャッシュ)
  10. ^ 『12球団全選手カラー百科名鑑2004』P241より、「巨人の札幌シリーズで遜色ない実況をしたベテラン」と紹介。
  11. ^ 2001年当時のプロ野球巨人札幌主催公式試合中継告知ページ - STV公式サイト(インターネット・アーカイブ2001年7月15日付保存キャッシュ) ※同年完成した札幌ドームでの巨人対中日3連戦の中継告知および、第2戦の実況を和久井が務めることを明記。
  12. ^ 参考リンク:2001年6月27日、東京都内各テレビ局で放送予定の番組一覧表 - 『インターネットTVガイド』内(インターネット・アーカイブ2001年7月9日付保存キャッシュ) ※日本テレビ番組表より、19:00から20:54の『プロ野球〜札幌ドーム「巨人×中日」』を参照。
  13. ^ 2001年6月23日 - 6月30日当時の関東地区テレビ野球番組一覧 - 『tv.nikkansports.com』(インターネット・アーカイブ同23日付保存キャッシュ)より、同27日の日本テレビの19:00 - 20:54枠に記載された『プロ野球〜札幌ドーム巨人×中日』を参照。実況として和久井の名が明記。
  14. ^ 2001年6月27日当時の東京地区テレビ番組表 - 『tv.nikkansports.com』(インターネット・アーカイブ同日付保存キャッシュ)より、日本テレビの19:00 - 20:54枠に記載された『プロ野球〜札幌ドーム巨人×中日』を参照。実況として和久井の名が明記。
  15. ^ 1985年までの名称は全日空札幌オープントーナメント。
  16. ^ 参考リンク…名寄新聞社地域ニュース2005年12月12日付 より、「今後の活躍に期待込め 吉田さん・名寄市文化賞受賞を祝う」(名寄地方スキー連盟会長・吉田肇の名寄市文化賞受賞を祝うイベントについてつづった記事)を参照。総合司会を務めた和久井について、当時編成局専任局長だった旨も含め記載されている。
  17. ^ 『12球団全選手カラー百科名鑑』シリーズ各年版のプロ野球担当アナウンサー名簿を参照。
  18. ^ 合併♪&シネマ アーカイブ 2014年12月7日 - ウェイバックマシン - 『オハヨー!土曜日』(STVラジオ番組)公式サイト内ブログ2012年7月7日付(文:奈良愛美=同番組パーソナリティ)より、オフィスサッポロ(リンク先は「オフィス札幌」表記)と札幌映像プロダクションの合併記念パーティについてつづった記述を参照。同年7月の合併に伴いオフィスサッポロから札幌映像プロダクションに引き続き所属するアナウンサーの一人として明記。
  19. ^ 2012年3月30日北海道新聞夕刊道内ラジオ局春の番組改編記事より
  20. ^ 参考…2012年7月当時のKBCラジオプロ野球中継公式サイトトップページ(インターネット・アーカイブ2012年7月2日付保存キャッシュ)より、同8日放送予定の日本ハム対ソフトバンク戦KBCラジオ向け裏送り中継の実況担当として明記。
  21. ^ 各種プロ野球名鑑では、2013年版よりプロフィールが明記(『12球団全選手カラー百科名鑑2013』『プロ野球コンプリート選手名鑑2013年度版』)。STVラジオが参加しているNRNネットワーク公式サイト内プロ野球中継出演者リスト([1])では、2013年度当時明記されなかった(インターネット・アーカイブ2013年5月1日付保存キャッシュ)が、2014年度より明記。
  22. ^ 2003年4月当時の『Wカオルの俺達ジャイアンツ党』トップページ(2003年4月2日付保存キャッシュ)
  23. ^ a b c d e f g h 札幌映像プロダクション公式サイト内プロフィール(外部リンク)より、STV在職当時の出演番組として明記。
  24. ^ 『復活!魂のアタックヤング』公式サイト内歴代『アタックヤング』担当者年表(インターネット・アーカイブ2002年10月17日付保存キャッシュ)
  25. ^ 札幌映像プロダクション公式サイト内プロフィール(外部リンク)より、同社所属フリーアナとなって以後の出演番組として明記。
  26. ^ 和久井薫(ワクイカオル)の映画作品 - 『Movie Walker』

参考資料

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  • 『12球団全選手カラー百科名鑑』シリーズ
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2004(『ホームラン』2004年3月号増刊。2004年3月31日発行、日本スポーツ出版社
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2005(『ホームラン』2005年3月号増刊。2005年3月31日発行、日本スポーツ出版社)
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2006(『ホームラン』2006年3月号増刊。2006年3月31日発行、日本スポーツ出版社)
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2007(『ホームラン』2007年3月号増刊。2007年3月26日発行、日本スポーツ出版社)
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2008(『ネットマネー』2008年3月号増刊。2008年3月31日発行、廣済堂出版
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2009(『ホームラン』2009年3月号増刊。2009年3月1日発行、廣済堂あかつき
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2010(『廣済堂ベストムック』151号。2010年2月17日発売、廣済堂あかつき)ISBN 4331801543
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2011(『廣済堂ベストムック』169号。2011年2月21日発売・発行、廣済堂あかつき)ISBN 4331801721
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2012(『廣済堂ベストムック』189号。2012年2月24日発売・発行、廣済堂出版)ISBN 4331801934
    • 12球団全選手カラー百科名鑑2013(『廣済堂ベストムック』219号。2013年2月25日発売・発行、廣済堂出版)ISBN 4331802213
  • プロ野球コンプリート選手名鑑2013(『三才ムック』VOL.598。2013年2月23日発売・3月1日発行、三才ブックスISBN 4861995752
  • 各種外部リンク(インターネットアーカイブの保存キャッシュを含む)

関連項目

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外部リンク

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1981年アタックヤングパーソナリティ
曜日 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月曜 河村通夫 鈴木一平
火曜 橋本登代子 工藤準基 橋本登代子
水曜 和久井薫 橋本登代子 工藤準基
木曜 臼井佳子 堺なおこ
金曜 工藤準基 春日和彦
土曜 放送なし
日曜 横山和之 五十嵐浩晃