合志市
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こうしし 合志市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 熊本県 | ||||
市町村コード | 43216-4 | ||||
法人番号 | 9000020432164 | ||||
面積 |
53.19km2 | ||||
総人口 |
63,892人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 1,201人/km2 | ||||
隣接自治体 | 熊本市、菊池市、菊池郡菊陽町、大津町 | ||||
市の木 | クヌギ(2006年11月9日制定) | ||||
市の花 | カスミソウ(2006年11月9日制定) | ||||
合志市役所 | |||||
市長 | 荒木義行 | ||||
所在地 |
〒861-1195 熊本県合志市竹迫2140番地 北緯32度53分09秒 東経130度47分23秒 / 北緯32.88597度 東経130.78975度座標: 北緯32度53分09秒 東経130度47分23秒 / 北緯32.88597度 東経130.78975度 合志庁舎外観 総合センターヴィープル(旧・西合志庁舎)外観 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
[編集]熊本県の北部内陸部に位置する。市の北部は阿蘇山の火山灰が降り積んだ黒ボクと呼ばれる火山灰性腐植土に覆われた広大な農地が広がり、県内有数の穀倉地帯である。
住宅地・商業地は、国道・県道や熊本電鉄沿線に形成されている。また熊本市に隣接した南西部一帯に新市街地を形成しており、熊本市のベッドタウンとして人口は増加傾向にある。
- 隣接している自治体・行政区
地名
[編集]- 合生(あいおい)
- 上庄(かみのしょう)
- 幾久富(きくどみ)
- 栄(さかえ)
- 須屋(すや)
- 竹迫(たかば)
- 豊岡(とよおか)
- 野々島(ののしま)
- 福原(ふくはら)
- 御代志(みよし)
- 上生(わぶ)
歴史
[編集]- 中世
- 建久年間(1190年 - 1198年) 合志郡の地頭職に任じられた中原師員によって竹迫城が築城される。
- 1337年(延元2年/建武4年) 南北朝時代、北朝方の合志幸隆が守る竹迫城を、南朝方の菊池武重が攻める。
- 1580年(天正8年) 合志親為、肥後に侵攻してきた島津氏と、これに与同する城親賢と久保田に戦って敗北。
- 1585年(天正13年) 竹迫城、島津氏の侵攻を受ける。新納久饒および川上忠堅の軍勢を合志隆重が迎え撃つが敗れる。
- 1587年(天正15年) 豊臣秀吉の九州征伐を受け、薩摩へ撤退する島津氏が竹迫城を焼却。
- 近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる合志郡合志村・西合志村が発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 郡制施行により、合志村・西合志村ともに菊池郡の所属となる。
- 1949年(昭和24年)5月30日 - 菊池恵楓園に昭和天皇が行幸(昭和天皇の戦後巡幸)[1]。
- 1966年(昭和41年)4月1日 合志村が町制施行、合志町となる。
- 1966年(昭和41年)10月1日 西合志村が町制施行、西合志町となる。
- 1992年(平成4年)6月1日 菊池郡西合志町が同郡泗水町と境界変更。
- 1992年(平成4年)12月1日 菊池郡西合志町が同郡泗水町と境界変更。
- 1997年(平成9年)9月1日 菊池郡西合志町が同郡泗水町と境界変更。
- 1999年(平成11年)9月1日 菊池郡合志町が同郡泗水町と境界変更。
- 2006年(平成18年)2月27日 菊池郡合志町・西合志町が合併し合志市が発足。
行政
[編集]歴代市長
[編集]代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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市長職務執行者 | 秋吉不二雄 | 2006年2月27日 | 2006年4月2日 | 旧合志町長 |
初代 | 大住清昭 | 2006年4月2日 | 2010年4月1日 | 旧西合志町長 |
2-4代 | 荒木義行 | 2010年4月2日 | 現職 |
市役所
[編集]合志市は分庁方式を採用する。合志庁舎の情報は右上部を参照。
- 総合センターヴィープル(旧西合志庁舎)
- 〒861-1193 熊本県合志市御代志1661番地1
産業
[編集]合志市に本社を置く主要企業
[編集]- 熊本ガス
- 合志技研工業(本田技研工業の連結子会社)
- 東京エレクトロン九州
- 吉弘鋼材
合志市に支社・工場を置く主要企業
[編集]地域
[編集]人口
[編集]合志市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 合志市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 合志市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
合志市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
[編集]高等専門学校
- 国立
- 熊本高等専門学校 熊本キャンパス(熊本電波工業高等専門学校のキャンパスを継承して2009年10月に開校)
高等学校
- 熊本県内の14市のうち、唯一高等学校がない市である。(合志市以外の13市には、1ヵ所以上高等学校がある。)
中学校
小学校 太字の学校は標準服が存在している。
特別支援学校
- 熊本県立菊池支援学校
- 熊本県立黒石原支援学校
- 熊本県立ひのくに高等支援学校
学校教育以外の施設
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構熊本支部熊本職業能力開発促進センター (愛称:ポリテクセンター熊本)
医療
[編集]- 病院
- 療養所
研究所
[編集]- 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター
- 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター九州育種場
- 農業研究センター
- 農業大学校
その他施設
[編集]交通
[編集]空港
[編集]- 最寄り空港は熊本空港(阿蘇くまもと空港)。
鉄道
[編集]- 熊本電気鉄道(愛称・菊電)
道路
[編集]高速道路
- 九州自動車道が市内を通っているが、市内にインターチェンジはない。最寄りのインターチェンジは北熊本スマートインターチェンジ。
一般国道
主要地方道(県道)
一般県道
バス路線
[編集]観光・祭事・スポーツ
[編集]名所・旧跡
[編集]- 竹迫日吉公園(竹迫城)
- 妙泉寺公園(戦国時代・島津氏と合志氏ら反島津連合軍との戦があった)
- 須屋八幡宮(須屋神楽と呼ばれる神楽が奉納される)
- 須屋城跡歴史公園
- 二子山石器製作遺跡群
- 飯高山公園
- 熊本県農業公園(カントリーパーク)
- 黒松古墳群
- 弁天山公園
スポーツ
[編集]著名な出身者
[編集]歴史上の人物
[編集]- 合志幸隆(南北朝時代・北朝方・竹迫城主、南朝方・菊池武光と何度も戦を交える)
- 合志親為(戦国時代・合志氏当主)
- 合志親重(戦国時代・合志氏最後の当主・親為の弟)
- 須屋隆正(戦国時代・菊池氏一族で須屋城主、合志親為らと共に島津氏の侵攻に抵抗する)
現代
[編集]- 斎藤巌(元衆議院議員、弁護士)
- うすた京介(漫画家)
- 中山節夫(映画監督)
- 村上史(エフエム宮崎の女性アナウンサー)
- 辻ゆりえ(モデル、タレント)
- 中別府葵(モデル、女優、タレント)
- 渕上彩夏(モデル、タレント、女優)
- 加納麻衣(ローカルタレント)
- Kimeru(男性歌手、俳優)- 旧・西合志町出身
- 田代真琴(歌手、ラジオパーソナリティ)
- 036(MC)
- dice[要曖昧さ回避](ラッパー)
- 内柴正人(柔道家)
- 藤本貴大(ショートトラックスピードスケート選手)
- 松永幹夫(JRA調教師(元騎手))
- 福の花孝一(元大相撲力士)
- 谷山佳菜子(女子プロボクサー)
- 稲倉大輝(プロ野球選手)
- 中嶋雄大(サッカー選手)
- 野田智裕(サッカー選手)
- 坂梨朋彦(バレーボール選手)
- 島津玲奈(近代五種競技選手)
- 竹田麗央(女子プロゴルファー)
その他
[編集]- 熊本県内の14市のうち、唯一集配郵便局がない市である(合志市以外の13市には、1か所以上集配郵便局がある)。
- 郵便番号は以下の通りとなっている。
- 出版文化産業振興財団の調査によると、2024年8月現在で市内に書店が1軒もない全国15道県24市のひとつである[3]。
脚注
[編集]- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 平成23年度市町村民所得推計 - 熊本県庁 2014年5月27日閲覧
- ^ "「書店ゼロ」の24市、出版文化産業振興財団が公表 北海道芦別市や千葉県白井市など". 産経ニュース. 産経デジタル. 18 September 2024. 2024年9月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 熊本県合志市 (@Koshi_city) - X(旧Twitter)
- ウィキトラベルには、合志市に関する旅行ガイドがあります。
- 合志市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ