南京応天府(なんけいおうてんふ)は、宋代の府。正都東京開封府の陪都とされている。現在の河南省商丘市一帯に設置された。明代の都の南京応天府(現在の江蘇省南京市)とは異なる。
商丘には、周代から戦国時代にかけては宋の国都が置かれ、隋・唐代には宋州が設置された。南宋の初代皇帝となった高宗はこの地で即位した[1]。後に臨安に移り、臨時政府の所在地とした[2]。