北愛国駅
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北愛国駅 | |
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きたあいこく Kita-Aikoku | |
◄依田 (2.6 km) (4.3 km) 愛国► | |
所在地 | 北海道帯広市愛国町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 広尾線 |
キロ程 | 6.7 km(帯広起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
10人/日 -1981年- |
開業年月日 | 1953年(昭和28年)11月15日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)2月2日[1] |
備考 | 広尾線廃線に伴い廃駅 |
北愛国駅(きたあいこくえき)は、北海道(十勝支庁)帯広市愛国町にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)広尾線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲111502[2]。
歴史
[編集]- 1953年(昭和28年)11月15日 - 国有鉄道広尾線の北愛国駅として開業[3]。請願駅[4]。旅客のみ取り扱い[1]。
- 1987年(昭和62年)2月2日 - 広尾線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]→「愛国駅」も参照
愛国駅の北に位置することから[3]。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(広尾方面に向かって左手側)に存在した。また、転轍機を持たない棒線駅となっていた[4]。
開業時からの無人駅で駅舎は無かったが、ホーム中央部分に待合所を有した[4]。簡易委託駅として、乗車券の販売が行われていた時期もあった(1981年(昭和56年)12月発行の乗車券が確認されている[5])。
利用状況
[編集]1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は10人[4]。
駅周辺
[編集]- 北海道道238号更別幕別線[6]
- 札内川[6]
- 十勝バス「北愛国交流広場前」停留所
バス路線
[編集]代替バスは道路事情の関係で帯広 - 依田 - 北愛国 - 愛国の別系統が設定されたが、路線統合を経て2006年(平成18年)9月をもって廃止された。現在はスクールバスに準じた愛国・大正方面行のみが運行される。
駅跡
[編集]駅跡地には、現在、バスの待合所が建っている。1999年(平成11年)時点では北愛国会館の脇に「広尾線北愛国駅跡地」と記載された小さな標柱が設置されていた[7]が、2010年(平成22年)時点では撤去されていた[8]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、890頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、236頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、141頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)138ページより。
- ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)20ページより。
- ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)13ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVI』(JTBパブリッシング、1999年3月発行)38ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)86ページより。