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伊奈町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いなまち ウィキデータを編集
伊奈町
伊奈町旗 伊奈町章
1970年11月1日制定[1]
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
北足立郡
市町村コード 11301-8
法人番号 4000020113018 ウィキデータを編集
面積 14.79km2
総人口 45,011[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 3,043人/km2
隣接自治体 上尾市桶川市蓮田市
町の木 モクセイ
町の花 バラ
伊奈町役場
町長 大島清
所在地 362-8517
埼玉県北足立郡伊奈町中央四丁目355番地
北緯36度00分00秒 東経139度37分27秒 / 北緯36.00008度 東経139.62417度 / 36.00008; 139.62417座標: 北緯36度00分00秒 東経139度37分27秒 / 北緯36.00008度 東経139.62417度 / 36.00008; 139.62417
外部リンク 公式ウェブサイト

伊奈町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

地図
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伊奈町(いなまち)は、埼玉県の中東部に位置し、北足立郡に属する

人口は約4万5千人。旧武蔵国足立郡

地理

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関東平野の中にあり、町域はすべて平地で山がない。概ね東の境を綾瀬川が、西の境を原市沼川が流れる。町域の約60%は大宮台地上に位置し、残りは先述の河川沿いの沖積平野である[2]。町域の最高点は小貝戸地区の19 mで、最低点は綾瀬川と原市沼川の合流点付近の8 m。直下には中央構造線に関連する綾瀬川断層が存在する。東北新幹線が町内南・東部を、上越新幹線が中・北部に沿って背骨のように縦貫している。

昭和中期ごろまではぶどうなどを栽培する典型的な農村であったが、1983年埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の開通を機に土地区画整理事業が展開され、東京都心・さいたま市ベッドタウンとして宅地造成が進んでいる。2022年時点で、国内で7番目に人口の多い町となっている。

歴史

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町名は、江戸時代初期の関東郡代利根川東遷事業を行った伊奈忠次を輩出した伊奈氏の屋敷(小室藩)があったことにちなむ。

町域の成立まで

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明治8年以前 明治8年 明治22年4月1日 昭和18年7月15日 昭和45年11月1日 現在
小室宿村[2] 小室村 伊奈村 伊奈町
別所村
山田村
丸山村
小貝戸村
柄山村
中荻村
柴村
小針新宿村 小針村
小針内宿村
大針村
羽貫村

人口

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伊奈町と全国の年齢別人口分布(2005年) 伊奈町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 伊奈町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
伊奈町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 10,112人
1975年(昭和50年) 14,220人
1980年(昭和55年) 21,005人
1985年(昭和60年) 23,867人
1990年(平成2年) 27,100人
1995年(平成7年) 29,792人
2000年(平成12年) 32,216人
2005年(平成17年) 36,535人
2010年(平成22年) 42,463人
2015年(平成27年) 44,442人
2020年(令和2年) 44,841人
総務省統計局 国勢調査より


行政

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町長

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  • 大島清(2020年5月14日就任、2期目)
歴代町長
  • 加藤操
  • 小林昭一
  • 稲橋正兵衛
  • 野川和好
  • 大島清

町の行政機関

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県の行政機関

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広域行政機関

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一部事務組合
事務委託
協議会

立法

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町議会

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  • 議員定数:16(任期:2023年4月30日)
  • 会派
    • 新政21(4人)
    • 伊新の会(3人)
    • 公明党(3人)
    • 日本共産党(2人)
    • 民主党(1人)
    • 清風会(1人)
    • 梨花の会(1人)
    • いな元気世代の会(1人)

平成25年7月1日現在

農業

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友好都市・提携都市

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地域

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教育

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小学校
  • 伊奈町立小室小学校
  • 伊奈町立小針小学校
  • 伊奈町立南小学校
  • 伊奈町立小針北小学校
中学校
高等学校
専門学校
大学
特別支援学校

電話番号

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市外局番は町内全域「048」。市内局番が「6XX」「7XX」「8XX」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(浦和MA)。収容局は上尾伊奈局および埼玉加納局。

郵政

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郵便番号は町内全域が「362-08xx」で、上尾市にある上尾郵便局が集配を担当する。

  • 伊奈寿郵便局
  • 伊奈小室郵便局

交通

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鉄道路線

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これ以外にも、栄の全域と大字小室の一部はJR宇都宮線(東北本線)蓮田駅が最寄駅となっている。また、町内を東北新幹線上越新幹線が通るが、新幹線に駅はない。

バス

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タクシー

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タクシーの営業区域県南中央交通圏で、川口市さいたま市鴻巣市上尾市戸田市などと同じエリアとなっている。

道路

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県道

観光ほか

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  • 埼玉県県民活動総合センター
  • 乗馬クラブ クレイン伊奈
  • 大島家住宅(国登録有形文化財[6]
  • 齋藤家住宅(同上)[7]
  • 伊奈町立郷土資料館 - 伊奈町立南中学校に併設
  • 伊奈氏屋敷跡
  • 無線山(桜)
  • 伊奈町町制記念公園(バラ)
  • 伊奈まつり(8月)

著名な出身者

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在住者

町・字

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2016年1月時点で、上尾駅東口 - がんセンターの間については利用不振のため運休扱いになっている。本数も日本薬科大学前経由便と比較して3割程度しかなく、3時間以上運行されない時間帯もある。
  2. ^ a b c 蓮田駅西口 - 栄6丁目北まで同経路運行。
  3. ^ a b c d 「伊奈総合高校」と「伊奈学園」は同じ学校(埼玉県立伊奈学園中学校・伊奈学園総合高等学校)であり、路線により行先表示が異なる。

出典

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  1. ^ 図典 日本の市町村章 p71
  2. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1229-1232頁。
  3. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1422頁。
  4. ^ 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市、1997年3月31日、122頁。 
  5. ^ 川口市、茨城県つくばみらい市と「伊奈氏ゆかりの地」歴史・文化的交流に関する協定を締結しました”. 伊奈町. 2024年9月29日閲覧。
  6. ^ 国登録有形文化財(建造物) 大島家住宅主屋”. 伊奈町 (2019年4月9日). 2019年11月24日閲覧。
  7. ^ 国登録有形文化財(建造物) 齋藤家住宅主屋”. 伊奈町 (2020年8月24日). 2023年11月26日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 

外部リンク

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