コンテンツにスキップ

三石町 (北海道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みついしちょう
三石町
道の駅みついし(2008年)

三石町旗

三石町章
廃止日 2006年3月31日
廃止理由 新設合併
静内町三石町新ひだか町
現在の自治体 新ひだか町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 日高支庁
三石郡
市町村コード 01606-3
面積 346.23 km2
総人口 4,973
(住民基本台帳、2005年12月末日)
隣接自治体 静内町浦河町
町の木 アオダモ
町の花 ハマナス
三石町役場
所在地 059-3195
北海道三石郡三石町字本町212番地
座標 北緯42度14分54秒 東経142度33分37秒 / 北緯42.24833度 東経142.56031度 / 42.24833; 142.56031 (三石町)座標: 北緯42度14分54秒 東経142度33分37秒 / 北緯42.24833度 東経142.56031度 / 42.24833; 142.56031 (三石町)
北海道内における三石町の位置
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

三石町(みついしちょう)は、北海道日高支庁管内に設置されていた

町名はアイヌ語のi-ma-nit-us-i「イマニトゥシ」(魚焼き串がある所)という説やnit-us「ニトゥシ」(樺皮の桶)の説[1]、 pit-o-us-i「ピトウシ」(小石の多い土地)が転訛して「みついし(三石)」となったとする説などがある。三石昆布が名産。多くの名馬を輩出していた。

地理

[編集]

日高支庁沿岸中部に位置する。北部は日高山脈に由来する山岳地帯。 南部は太平洋に面する。

隣接していた自治体

[編集]

沿革

[編集]
  • 1906年明治39年)姨布村(おばふ)、辺訪村(へぼう)、幌毛村、本桐村、鳧舞村(けりまい)、歌笛村(うたふえ)を合併、二級町村制、三石郡三石村
  • 1928年昭和3年)姨布を(大字)三石村と改称。
  • 1936年 村内の地名を以下のように再編。
    • 三石村 → 越海町、港町、本町、西端、東蓬莱、鳧舞
    • 辺訪 → 西蓬莱、東蓬莱、蓬栄、豊岡
    • 幌毛 → 蓬栄、豊岡、富沢、福畑、美河
    • 本桐 → 本桐、美野和、鳧舞、歌笛
    • 鳧舞 → 鳧舞、美野和
    • 歌笛 → 歌笛、美野和、稲見、川上、清瀬
  • 1938年 一級町村制
  • 1951年 町制施行、三石町
  • 2006年平成18年)静内町と合併

廃置分合

[編集]

新冠町静内町と合併を協議、当初は市に昇格予定で、新市名称は「ひだか市」に決定していた。 その後新冠町から合併の時期の延期申し入れがあり、協議の結果、3町による合併協議は休止された。静内町とは新たに協議会を設置し、新町名を「新ひだか町」とすること、合併期日を2006年3月31日とすることで合意に至った。

姉妹都市・提携都市

[編集]

経済

[編集]

基幹産業は稲作、畑作、畜産、漁業(コンブ)など。 昔は観光業も栄えていた。

教育

[編集]
  • 中学校
    • 三石
  • 小学校
    • 三石
  • 大学施設
    • 北海道大学理学部附設三石地震地殻変動観測所

廃校

[編集]
  • 高等学校
    • 北海道三石
  • 中学校
    • 三石第二(三石第一と統合し三石に)
  • 小学校
    • 川上(歌笛と統合し三石に)、延出、歌笛、鳧舞、本桐(三石と統合)

交通

[編集]

鉄道

[編集]

バス

[編集]

道路

[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集]

観光

[編集]

祭事

[編集]
  • 蓬莱山祭り
  • 三石港祭り

作品

[編集]

TVドラマ

[編集]
  • 星の金貨(NTV、1995年)主演酒井法子 ロケ地:歌笛、本桐
  • 続・星の金貨(NTV、1996年)主演:酒井法子 ロケ地:歌笛

出身の有名人

[編集]

主な生産競走馬

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 北海道庁. “アイヌ語地名リスト”. 北海道庁. 2017年8月17日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]