三内 (青森市)
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三内 | |
---|---|
北緯40度48分48.45秒 東経140度42分6.46秒 / 北緯40.8134583度 東経140.7017944度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 市]] |
地区 | 西地区 |
人口 | |
• 合計 | 8,555人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
038-0031[2] |
市外局番 | 017[3] |
ナンバープレート | 青森 |
緯度・経度は青森市立三内中学校。 |
三内(さんない)は青森市の地名であり、大字名である。小字には稲元・里見・ 沢辺・玉作・丸山がある。郵便番号は038-0031。
地理
[編集]青森市市街地のやや西寄りに位置する。北は大字石江、東は西滝および大字西滝字切島、南は里見・大字浪館・大字安田・大字岩渡、西は大字石江に接する。
なお、三内字稲元のなかには大字西滝(字富永)の飛び地がある。
北西部の県道等幹線道路に面したところは商業地、そのすぐ南側は公共施設等が点在する住宅地になっている。中部から西部にかけては住宅地、南西部には丘陵・山林・工業団地もある。
河川
[編集]- 沖館川
歴史
[編集]地内には三内遺跡・三内丸山遺跡など、旧石器時代・縄文時代・平安時代の遺跡がある。江戸時代は沖館川両岸に広がる、水田耕作を主とする村であった。沖館川北側の集落を「大三内」、南側の集落を「小三内」という。江戸時代中期、この地に菅江真澄が訪れ、ここから出土した土偶の絵を日記に描いている。明治以降、青森近郊の農村として発展。昭和40年代になると都市化が進み、住宅の数が増えていく。また、青森インターチェンジが設けられたことから、地内南西部には工業・流通の拠点として成長した。
沿革
[編集]- 1886(明治19)年 - 三内尋常小学校が開校。
- 1889(明治22)年 - 三内村は東津軽郡滝内村の大字三内となる。
- 1927(昭和2)年 - 編入により、三内は青森市の大字となる。三内尋常小学校は滝内尋常小学校と改称。
- 1942(昭和17)年 - 三内霊園供用開始。[4]
- 1947(昭和22)年 - 滝内小学校に滝内中学校が併置される。
- 1969(昭和44)年 - 滝内小学校が新設された三内小学校[5]に統合された。滝内小学校の跡地は後に青森歯科医療専門学校となった。[6]
- 1969(昭和44)年 - 大野中学校と滝内中学校が、大字浪館に新設された西中学校に統合された。
- 1979(昭和54)年 - 東北自動車道青森インターチェンジが作られた。出入口は地内にある。
- 1985(昭和60)年 - 三内西小学校・三内中学校が開校。
- 1994(平成6)年 - 発掘中の三内丸山遺跡から大型六本柱建物跡が見つかる。
- 1998(平成10)年11月24日 - 一部が里見一・二丁目となる。
- 2002(平成14)年 - 三内丸山遺跡そばに縄文時遊館がオープンする。
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
三内字稲元 | 1,009世帯 | 1,859人 |
三内字里見 | 46世帯 | 107人 |
三内字沢辺 | 1,851世帯 | 3,800人 |
三内字玉作 | 127世帯 | 218人 |
三内字丸山 | 1,193世帯 | 2,571人 |
合計 | 4,226世帯 | 8,555人 |
小・中学校の学区
[編集]町名 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
三内字稲元 | 全部 | - | 青森市立三内中学校 |
三内字稲元 | 一部 | 青森市立三内小学校 | - |
三内字稲元 | 一部 | 青森市立三内西小学校 | - |
三内字里見 | 一部 | - | 青森市立三内中学校 |
三内字里見 | 一部 | - | 青森市立西中学校 |
三内字里見 | 一部 | 青森市立三内西小学校 | - |
三内字里見 | 一部 | 青森市立浪館小学校 | - |
三内字沢辺 | 全部 | 青森市立三内西小学校 | 青森市立三内中学校 |
三内字玉作 | 全部 | 青森市立三内小学校 | 青森市立三内中学校 |
三内字丸山 | 全部 | - | 青森市立三内中学校 |
三内字丸山 | 全部 | - | 青森市立西中学校 |
三内字丸山 | 全部 | 青森市立浪館小学校 | - |
三内字丸山 | 全部 | 青森市立三内西小���校 | - |
交通
[編集]道路
[編集]地内の青森環状道路には青森インターチェンジの出入口がある。
バス
[編集]- 青森市営バス
- P 浪館通り線(浪館経由三内丸山遺跡方面) - 自衛隊宿舎入口・三内西小学校前・丸山市民館前・西近野・県立美術館前・三内丸山遺跡前
- R 県立美術館線 - 三内丸山遺跡方面(西滝経由) - ヤクルト前・ダイハツ石江店前・滝内福祉館前・里見一丁目・三内西小学校前・丸山市民館前・西近野・県立美術館前・三内丸山遺跡前・運転免許センター・西部工業団地入口・西部工業団地
- S 滝内・三内線(つくしが丘病院方面) - 滝内・三内稲元・三内・下三内・中三内・上三内・三内霊園南口・三内温泉前・つくしが丘病院前
- あおもりシャトルdeルートバス「ねぶたん号」 - 三内丸山遺跡前
主な施設
[編集]- 青森三内郵便局
- ラ・セラ三内ショッピングセンター
- 滝内福祉館
- 青森歯科医療専門学校
- 青森西幼稚園
- 三内八幡宮
- 三内霊園
- 青森県立つくしが丘病院
- 青森県精神保健福祉センター
- 沖館川多目的遊水池(リバーランドおきだて)
- 稲荷神社(三内字丸山)
- 青森市立三内西小学校
- 青森市立三内中学校
- 三内丸山市民館
- 青森県運転免許センター
- 三内丸山遺跡センター(縄文時遊館)
- 青森市西部工業団地
- 多目的施設(三内丸山アリーナ)
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 2 青森県(1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編)三内 の項
脚注
[編集]- ^ a b “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市 (2023年1月1日). 2023年2月7日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月28日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “青森市三内霊園”. 青森市. 2023年10月20日閲覧。
- ^ 所在地は、後に里見一丁目となる。
- ^ “陸奧新報2023年4月10日 青森の元大工 旧滝内小中学校をジオラマに”. 2023年10月25日閲覧。
- ^ “青森市立小学校及び中学校の就学に関する規則”. 青森市. 2023年2月6日閲覧。