コンテンツにスキップ

一社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 名東区 > 一社猪高町大字一社
一社
一社の位置(愛知県内)
一社
一社
一社の位置
一社の位置(名古屋市内)
一社
一社
一社 (名古屋市)
北緯35度10分0.83秒 東経136度59分55.45秒 / 北緯35.1668972度 東経136.9987361度 / 35.1668972; 136.9987361
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
名東区
町名制定[1] 1974年(昭和49年)11月15日
面積
 • 合計 0.52588743 km2
人口
2020年令和2年)11月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 6,461人
 • 密度 12,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
465-0093[WEB 3]
市外局番 052(名古屋MA[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋
猪高町大字��社
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 名古屋市
名東区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
465-0000
市外局番 052(名古屋MA[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋

一社(いっしゃ)は、愛知県名古屋市名東区の地名。現行行政地名は一社一丁目から一社四丁目および猪高町大字一社(字兼原)[WEB 5]住居表示未実施[WEB 5]

地理

[編集]

名古屋市名東区西部に位置する[2]。東は上社四丁目・貴船一丁目、西は千種区、南は亀の井、北は高社社台三丁目に接する[2]

猪高町大字一社は、字兼原が猪高緑地のアーチェリー場のごく僅かな区画に残存するのみである[WEB 6]。東・北は猪高町大字上社字足廻間、西・南は社が丘三丁目に接する[WEB 6]

字一覧

[編集]
旧字の位置関係

猪高町大字一社とその前身である一社村の小字は以下の通り[3][4][WEB 6]。消滅した字については背景色    で示す。

赤穂出(あかほで) 足狭間(あしばさま)
荒幡(あらはた) 杁田(いりた)
後田上(うしろだかみ) 後田下(うしろだしも)
落田(おちだ) 片塚(かたつか)
兼原(かねはら) 上打越(かみうちこし)
下打越(しもうちこし) 瓶ノ井(かめのい)
越前(こしまえ) 中打越(なかうちこし)
中根通上(なかねどおりかみ) 中根通下(なかねどおりしも)
向田(むかいだ) 下田(しもだ)
西浦(にしうら) 藤塚(ふじつか)
前山(まえやま) 町田(まちだ)
松下(まつした) 的場(まとば)
明見前(みょうけんまえ) 山ノ田(やまのた)
陸之前(りくのまえ)

河川

[編集]

歴史

[編集]

町名の由来

[編集]

1878年明治11年)に愛知郡一色村と下社村の合併の際に、両村の名称を組み合わせて「一社村」としたことによる[5]。このときの読みは「いちやしろ」であり、のちに「いっしゃ」と読みが変わった。一社村を前身とする猪高町大字一社は、現在の星ケ丘東部から社が丘神里社台に及ぶ広大な領域であったが、1970年代以降の町名整理により大部分が新町名に置き換えられている。

現行の一社一丁目から一社四丁目は、江戸期に愛知郡一色村であった地域に該当する。下社���については、植田川から猪高緑地にかけての地域と亀の井周辺を合わせた部分であったが、地名としては残っていない。

行政区画の変遷

[編集]

猪高町大字一社

[編集]

一社

[編集]
  • 1974年(昭和49年)11月15日 - 千種区猪高町大字高針・猪高町大字一社の各一部により一社二丁目が、猪高町一社の一部により一社四丁目が成立する[1]。瓶ノ井土地区画整理組合の換地処分に伴う[8]
  • 1975年(昭和50年)2月1日 - 名東区編入に伴い、同区一社二丁目と一社四丁目となる[1]
  • 1976年(昭和51年)10月3日 - 名東区猪高町大字一社および猪高町大字高針の各一部により一社一丁目が、猪高町大字一社および猪高町大字上社の各一部により一社三丁目がそれぞれ成立する[1]。また、既存の二丁目および四丁目にそれぞれ猪高町大字一社の一部が編入される[1]。西一社土地区画整理組合の換地処分に伴う[8]
  • 1984年(昭和59年)2月11日 - 三丁目に猪高町大字上社の一部が編入される[1]。上社土地区画整理組合の換地処分に伴う[8]
  • 1986年(昭和61年)8月31日 - 四丁目に猪高町大字一社の一部が編入される[1]。東一社土地区画整理組合の換地処分に伴う[8]

世帯数と人口

[編集]

2020年(令和2年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

丁目 世帯数 人口
一社一丁目 670世帯 1,162人
一社二丁目 872世帯 1,720人
一社三丁目 672世帯 1,517人
一社四丁目 896世帯 2,062人
猪高町大字一社 (統計なし)
3,110世帯 6,461人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移

2000年(平成12年) 5,911人 [WEB 7]
2005年(平成17年) 5,952人 [WEB 8]
2010年(平成22年) 5,961人 [WEB 9]
2015年(平成27年) 6,354人 [WEB 10]

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。

丁目 小学校 中学校 高等学校
一社一丁目 名古屋市立名東小学校 名古屋市立神丘中学校 尾張学区
一社二丁目
一社三丁目
一社四丁目 名古屋市立名東小学校
名古屋市立貴船小学校
名古屋市立神丘中学校
名古屋市立高針台中学校
猪高町大字一社 (データなし)

交通

[編集]

施設

[編集]
地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
750 m
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
一社駅
2
西一社第三公園
3
西一社中央公園
4
貴船社
5
神蔵寺
6
西一社第四公園
7
名東郵便局
8
中央出版

一社一丁目

[編集]
  • 西一社第三公園[2]

一社二丁目

[編集]

一社三丁目

[編集]

一社四丁目

[編集]

史跡

[編集]
  • 一色城址[9]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 当地より西では広小路通と呼ぶこともある。

WEB

[編集]
  1. ^ a b 愛知県名古屋市名東区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
  2. ^ a b c 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2020年11月1日). 2020年11月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  4. ^ a b 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “名東区の町名一覧”. 名古屋市. 2020年11月21日閲覧。
  6. ^ a b c 名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2020年11月20日閲覧。「名古屋市名東区猪高町一社」のページを参考とした。
  7. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 名東区” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  8. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 名東区” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  9. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 名東区” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  10. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  11. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  13. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年4月23日閲覧。

文献

[編集]

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 23 愛知県、角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5全国書誌番号:89022577 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、名古屋、1992年3月31日。 NCID BN08352481全国書誌番号:93012879 
  • 名東区区制20周年記念事業実行委員会 編『名東区制20周年記念誌』名東区区制20周年記念事業実行委員会、名古屋、1995年。 NCID BA63359162全国書誌番号:96035675 
  • 新修名古屋市史資料編編集委員会 編『新修名古屋市史 資料編 考古2』名古屋市、2013年3月31日。ISBN 978-4-903305-09-7 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  • ウィキメディア・コモンズには、一社に関するカテゴリがあります。