ロマン・パヴリュチェンコ

ロマン・パヴリュチェンコ
名前
本名	ロマーン・アナトーリエヴィチ・パヴリュチェーンコ Roman Anatolyevich Pavlyuchenko
愛称	ロマ、ロマチカ、ブラティーノ、パヴ
ラテン文字	Roman PAVLYUCHENKO
ロシア語	Роман Анатольевич Павлюченко
基本情報
国籍	ロシア
生年月日	(1981-12-15) 1981年12月15日（43歳）
出身地	モストフスコイ（英語版）
身長	188cm
体重	78kg
選手情報
ポジション	FW (CF)
利き足	右足
ユース
1990-1997	ポペダ・スポーツスクール
1997-1998	ディナモ・スタヴロポリ（英語版）
クラブ1
年	クラブ	出場	(得点)
1999	ディナモ・スタヴロポリ	31	(11)
2000-2002	ロートル	65	(14)
2003-2008	スパルタク・モスクワ	141	(69)
2008-2012	トッテナム	78	(21)
2012-2015	ロコモティフ・モスクワ	71	(15)
2015-2016	クバン	10	(2)
2016-2017	ウラル	21	(4)
2017	アララト・モスクワ	13	(9)
2018	ジャミャ・ノギンスク	2	(3)
2019	アララト・モスクワ	11	(9)
2020-2022	ジャミャ・ノギンスク	48	(32)
通算		489	(179)
代表歴
2002-2003	ロシア U-21	5	(3)
2003-2013	ロシア	51	(21)
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ロマン・アナトリェヴィチ・パヴリュチェンコ（ロシア語: Роман Анатольевич Павлюченко, ラテン文字表記: Roman Anatolyevich Pavlyuchenko, 1981年12月15日 - ）は、ロシア・モストフスコイ出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。

1999年にFCディナモ・スタヴロポリでプロデビュー。翌2000年にはFCロートル・ヴォルゴグラードへと移籍し、3シーズンを同チームで送った。その後2003年にFCスパルタク・モスクワへと移籍。2006年・2007年と2年連続でロシア・プレミアリーグの得点王に輝いた。

決定力にムラがあったものの、その決定力を開花させたEURO2008後は注目され始めた。2008年8月30日にディミタール・ベルバトフの後釜を探していたトッテナム・ホットスパーFCに移籍することが公式サイトで発表された。移籍金は1400万ユーロ。移籍後は初の国外移籍、クラブ自体の不振のせいか、EURO2008の輝きはみせられずにいたが、ハリー・レドナップが監督に就任しての一戦目、ボルトン・ワンダラーズFC戦では先制ゴールを挙げ、チームのシーズン初勝利に貢献した。トッテナムでの1年目は、カップ戦では8試合・9得点と活躍したものの、リーグ戦では28試合で5得点という結果に終わった。2009-10シーズンはじめには放出が取り沙汰され、ASローマ、ヘルタ・ベルリンへの移籍が噂されたが、プレシーズンでアピールし残留している。一時は、ジャーメイン・デフォー、ピーター・クラウチ、エイドゥル・グジョンセンに続く4番目のフォワードであったが、2月のウィガン・アスレティックFC戦で2ゴールをあげたのを皮切りに、クラウチを押しのけてレギュラーに復帰し、ゴールを上げ続けている。以前からメンタルの弱さを指摘し、パヴリュチェンコを冷遇してきたレドナップも「まるでロケットのようだ」と絶賛した。また、2010-11シーズンの重要な試合となったUEFAチャンピオンズリーグ 2010-11のプレーオフ対BSCヤングボーイズ戦では、試合の大部分では消えていたのにもかかわらず、チームを救うミドルシュートを決め、トッテナムのフロントにフォワードの獲得を見送らせた。このシーズンはリーグ戦で29試合・9得点とフォワードの中では最高の成績を残し、チャンピオンズリーグではチームのベスト8進出に貢献した。また、同ポジションのライバルであるデフォーをベンチに、ロビー・キーン（シーズン途中にウェストハム・ユナイテッドFCへ）、クラウチ（ストーク・シティFCへ）を移籍に追い込んだ。

しかし2011-12シーズンはマンチェスター・シティFCでお払い箱となったエマニュエル・アデバヨールの加入もあり、出場機会が大幅に減少。EURO2012出場を目指すため、2012年1月31日に、FCロコモティフ・モスクワに移籍。

FCクバン・クラスノダールのFNLへの降格に伴い、2016年6月25日にFCウラル・イェカテリンブルクへ1年契約で加入することが発表された^[1]。

2017年5月30日、3部リーグに新たに創設されたFKアララト・モスクワへ移籍した。

ロシア代表としては、U-21代表を経て、2003年にA代表デビューを飾った。2005年10月8日のルクセンブルク戦で代表初ゴールを挙げる。EURO2008では決定力は高くないが、その長身を生かし前線で体を張り、隙あらばゴールを狙い、時にはミドルシュートを放つ活躍を見せた。最終的には2位タイの3ゴールを挙げ、ロシアのベスト4入りに貢献。自身も大会選定の優秀選手に選ばれた。

• 既婚者であり、ラリーサ夫人との間に娘（クリスティーナ）がいる。
• 2008年には、故郷である南部スタヴロポリ地区の下院議員に選出された。ウラジーミル・プーチン率いる統一ロシアに所属している。
• 2011年頃には、右腕に大掛かりなタトゥーを入れている。

2017年11月4日現在

#	開催年月日	開催地	対戦国	勝敗	試合概要
1.	2005年10月8日	モスクワ	ルクセンブルク	○ 5-1	2006 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
2.	2007年8月22日	モスクワ	ポーランド	△ 2-2	親善試合
3.	2007年10月17日	モスクワ	イングランド	○ 2-1	UEFA EURO 2008予選
4.
5.	2008年5月28日	ブルクハウゼン	セルビア	○ 2-1	親善試合
6.	2008年6月4日	ブルクハウゼン	リトアニア	○ 4-1	親善試合
7.	2008年6月10日	インスブルック	スペイン	● 1-4	UEFA EURO 2008
8.	2008年6月18日	インスブルック	スウェーデン	○ 2-0	UEFA EURO 2008
9.	2008年6月21日	バーゼル	オランダ	○ 3-1	UEFA EURO 2008
10.	2008年9月10日	モスクワ	ウェールズ	○ 2-1	2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
11.	2009年3月28日	モスクワ	アゼルバイジャン	○ 2-0	2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
12.	2009年8月12日	モスクワ	アルゼンチン	● 2-3	親善試合
13.	2009年9月5日	サンクトペテルブルク	リヒテンシュタイン	○ 3-0	2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
14.
15.	2009年9月9日	カーディフ	ウェールズ	○ 3-1	2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
16.	2011年3月29日	ドーハ	カタール	△ 1-1	親善試合
17.	2011年6月4日	サンクトペテルブルク	アルメニア	○ 3-1	UEFA EURO 2012予選
18.
19.
20.	2011年10月11日	モスクワ	アンドラ	○ 6-0	UEFA EURO 2012予選
21.	2012年6月8日	ヴロツワフ	チェコ	○ 4-1	UEFA EURO 2012

スパルタク・モスクワ

• ロシア・カップ : 2003

ロコモティフ・モスクワ

• ロシア・カップ : 2015

スパルタク・モスクワ

• ロシア・プレミアリーグ得点王 : 2006（18得点）, 2007（14得点）

ロシア代表

• EURO2008大会優秀選手

• ロコモティフ・モスクワ公式プロフィール （ロシア語）
• ロシア代表公式プロフィール (Web archive)

ロシア代表 - 出場大会

表 話 編 歴 ロシア代表 - UEFA EURO 2008 準決勝進出 1 アキンフェエフ 2 V・ベレズツキー 3 ヤンバエフ 4 イグナシェヴィッチ 5 A・ベレズツキー 6 アダモフ 7 トルビンスキー 8 コロディン 9 サエンコ 10 アルシャヴィン 11 セマク 12 ガブロフ 13 イワノフ 14 シロコフ 15 ビリャレトディノフ 16 マラフェエフ 17 ジリャノフ 18 ジルコフ 19 パヴリュチェンコ 20 セムショフ 21 シチョフ 22 アニュコフ 23 ビストロフ 監督 ヒディンク 表 話 編 歴 ロシア代表 - UEFA EURO 2012 1 アキンフェエフ 2 アニュコフ 3 シャロノフ 4 イグナシェヴィッチ 5 ジルコフ 6 シロコフ 7 デニソフ 8 ジリャノフ 9 イズマイロフ 10 アルシャヴィン 11 ケルジャコフ 12 ベレズツキー 13 シュニン 14 パヴリュチェンコ 15 コムバロフ 16 マラフェエフ 17 ジャゴエフ 18 ココリン 19 グラナト 20 ポグレブニャク 21 ナバブキン 22 グルシャコフ 23 セムショフ 監督 アドフォカート