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ヤマハ・MT-25

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

MT-25(エムティー ツーファイブ)は、ヤマハ発動機インドネシアの現地法人であるPT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)で製造販売しているオートバイである。

本項では排気量320ccの同型車であるMT-03(エムティー ゼロスリー)についても記述する。

概要

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ヤマハ発動機のMTシリーズ250ccクラスとして後述するMT-03と共に開発された。 <大都会のチーター>をコンセプトに開発し、「MT-09」「MT-07」など“MTシリーズ”共通のシャープで躍動感ある独創的なスタイリング。 「YZF-R3/R25」をプラットフォームに「MT-03」は320cc、「MT-25」は250ccのエンジンを搭載。

インドネシア市場向けに先行発売されたのち、日本国内仕様として MT-252015年10月10日に発売された[1]

MT-25

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ヤマハ・MT-25
展示中のMT-25(2015年10月16日)
基本情報
排気量クラス 普通自動二輪車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 JBK-RG10J
エンジン G401E型 249 cm3 4ストローク
水冷DOHC4バルブ直列2気筒
内径×行程 / 圧縮比 60.0 mm × 44.1 mm / 11.6:1
最高出力 27kW 36PS/ 12,000rpm
最大トルク 23N・m 2.3kgf・m/10,000rpm
車両重量 165 kg
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エンジンは直列2気筒180°クランクで同社のYZF-R25/R3などに採用されている構造であるが、トルクの感覚を重視した『クロスプレーンコンセプト』に基づき完全に刷新されている。

水冷・直列2気筒・DOHC・4バルブ・FI(フューエルインジェクション)で、コンパクトな燃焼室内で混合気の縦渦(タンブル)を積極的に生成させ、素早い燃焼促進による優れた出力・トルク特性を引き出している。 高精度で作動する直押し式の吸排気バルブ、強度に優れた浸炭コンロッド、低振動に貢献するアルミ製鍛造ピストンなどを投入。 排気系には2-1のエキゾーストパイプとショートマフラーを採用、車体中央下部に寄せてコンパクトに配置することで重量マスの集中を図っている。

2017年12月にニューカラーとして「ディープパープリッシュブルーメタリックC」「マットグレーメタリック3」「マットブラック2」の3色展開として発売。

MT-03

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ヤマハ・MT-03
東京モーターショー2015での展示モデル
基本情報
排気量クラス 普通自動二輪車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 EBL-RH07J
エンジン H402E型 320 cm3 4ストローク
水冷DOHC4バルブ直列2気筒
内径×行程 / 圧縮比 68.0 mm × 44.1 mm / 11.2:1
最高出力 31kW 42PS/ 10,750rpm
最大トルク 30N・m 3.0kgf・m/9,000rpm
車両重量 165 kg
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MT-03(エムティーゼロスリー)はヤマハ発動機のMTシリーズ320ccクラスとして前述するMT-25ともに開発された。2006年から2013年にかけてヤマハモーターイタリアが製造していたヤマハ・MT-03とは同名であるがまったく別のオートバイである。

インドネシア市場向けに先行発売されたのち、日本国内仕様として MT-032015年10月10日に発売された[1]

陸上自衛隊警務用オートバイとして使用している。

脚注

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  1. ^ a b 軽量コンパクトな車体で人気の“MTシリーズ”の新製品 「MT-03」「MT-25」新発売 - 広報発表資料 ヤマハ発動機株式会社 企業情報

注釈

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関連項目

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外部リンク

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