メディーナスピリット
メディーナスピリット | ||||||
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欧字表記 | Medina Spirit | |||||
品種 | サラブレッド | |||||
性別 | 牡 | |||||
毛色 | 黒鹿毛 | |||||
生誕 | 2018年4月5日 | |||||
死没 | 2021年12月6日(3歳没) | |||||
父 | Protonico | |||||
母 | Mongolian Changa | |||||
母の父 | Brilliant Speed | |||||
生国 | アメリカ合衆国 | |||||
生産者 | Gail Rice | |||||
馬主 | Zedan Racing Stables (Amr Zedan) | |||||
調教師 | Bob Baffert( アメリカ合衆国) | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 |
10戦4勝 ※2021年12月6日現在 | |||||
獲得賞金 |
$2,525,200 ※2021年10月2日現在 | |||||
WBRR | M124 - I124 / 2021年[1] | |||||
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メディーナスピリット(英:Medina Spirit)は、アメリカ合衆国で生産・調教された競走馬である。主な勝ち鞍は2021年オーサムアゲインステークス。
戦績
[編集]2歳(2020年)
[編集]12月11日ロスアラミトス競馬場の未勝利戦(ダート5.5f)でデビューし初陣を勝利で飾る。
3歳(2021年)
[編集]1月3日のシャムステークス(G3)で始動したが、逃げるライフイズグッドを捕え切れず2着と惜敗[2]。続くロバートB.ルイスステークス(G3)は好スタートから先手を奪うと、最後の直線でローマンセンチュリアンとホットロッドチャーリーとの叩きあいを凌いで逃げ切り、重賞初制覇を果たした[3]。その後、3月のサンフェリペステークス(G2)ではライフイズグッドから8馬身差の2着[4]。続くサンタアニタダービーでもダート初挑戦となったロックユアワールドに逃げ切りを許し2戦続けて2着に完敗する[5]。
5月1日のケンタッキーダービーでは好スタートからハナを奪うと、直線では3番手追走から脚を伸ばしてきたマンダルーンの追撃を半馬身振り切り1位入線を果たした[6]。しかし、レース後の薬物検査で禁止薬物ベタメタゾンの陽性反応が検出された[7]。その後、別検体による再検査においても陽性反応が検出されている[8]。
三冠レースの第2戦となるプリークネスステークス前には3回の血液検査が行われ、いずれも陰性となったため出走が認められた[7]。レースでは好スタートからハナを奪ったが、最後の直線半ばで失速して3着に終わった[9]。
三冠レース第3戦のベルモントステークスを控えた5月17日、ニューヨーク州競馬協会から本馬を管理するボブ・バファート厩舎に所属する全ての競走馬を対象として、ニューヨーク州の競馬場で行われるレースへの出走を一時停止する旨が発表された[10]。これによって同州のベルモントパーク競馬場で行われるベルモントステークスへの出走が不可となった[10]。
夏競馬は8月29日のデルマー競馬場で行われたシェアードビリーフステークスから始動し、先行逃げ切りの競馬でロックユアワールドを1馬身1/4差で破った。さらに10月2日に迎えたオーサムアゲインステークス(G1)でも逃げの競馬を見せ、2着馬スティレットボーイに5馬身の差をつける圧勝を見せた。バファート調教師はこの勝利に「私にとってとても感慨深い勝利です。彼は素晴らしい馬で、今日は彼がそれを証明してくれました」とコメントした[11]。
11月6日のブリーダーズカップ・クラシックでニックスゴーの2着に入ったが、これがラストランとなった[12]。
2021年12月6日、サンタアニタパーク競馬場での調教後に心臓発作により急死した[12][13]。死後、ケンタッキーダービーの競走結果が「失格」となり、これを受けてマンダルーンが第147代ケンタッキーダービー馬に繰り上がった[14]。
競走成績
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
血統表
[編集]メ��ィーナスピリットの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ストームキャット系 |
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父 Protonico 2011 |
父の父 Giant's Causeway1997 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | ||||
Mariah's Storm | Rahy | |||
*イメンス | ||||
父の母 Alpha Spirit2006 |
A.P. Indy | Seattle Slew | ||
Weekend Surprise | ||||
Wild Spirit | Hussonet | |||
Wild Princess | ||||
母 Mongolian Changa 2014 |
Brilliant Speed 2008 |
Dynaformer | Roberto | |
Andover Way | ||||
Speed Succeeds | Gone West | |||
Dajin | ||||
母の母 Bridled2001 |
Unbridled | Fappiano | ||
Gana Facil | ||||
Holy Niner | Holy Bull | |||
Scoop the Gold | ||||
母系(F-No.) | (FN:2-n) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Roberto 5×4、Mr. Prospector 5×5・5、Secretariat 5・5(父内) | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 国際競馬統括機関連盟 (IFHA) “The LONGINES World's Best Racehorse Rankings”. 2022年1月26日閲覧。
- ^ “KYダービー前売り1番人気ライフイズグッド、米G3シャムSで重賞初制覇”. JRA-VAN (2021年1月8日). 2021年5月5日閲覧。
- ^ “出世レースの米G3ロバートB.ルイスS、メディーナスピリットが際どく逃げ切り”. JRA-VAN (2021年1月31日). 2021年5月5日閲覧。
- ^ “KYダービー有力馬のライフイズグッド、米G2サンフェリペSを圧勝で無敗守る”. JRA-VAN (2021年3月7日). 2021年5月5日閲覧。
- ^ “KYダービー戦線に新星、初ダートのロックユアワールドがG1サンタアニタダービー快勝”. JRA-VAN (2021年4月4日). 2021年5月5日閲覧。
- ^ “KYダービーはメディーナスピリットが逃げ切り、連覇のバファート師は最多7勝目”. JRA-VAN (2021年5月2日). 2021年5月5日閲覧。
- ^ a b “薬物騒動のメディーナスピリット、陰性確認でプリークネスS出走へ”. www.afpbb.com. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “【海外競馬】ケンタッキーダービー馬メディーナスピリットが薬物再検査も陽性 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年6月3日閲覧。
- ^ “ロンバウアーがプリークネスS制覇 渦中のメディーナスピリット3着”. www.afpbb.com. 2021年5月19日閲覧。
- ^ a b “【海外競馬】米のB.バファート厩舎、薬物問題でベルモントSなどニューヨークでの出走不可に | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “Medina Spirit Runs Away With Awesome Again” (英語). bloodhorse.com (2021年10月2日). 2021年10月16日閲覧。
- ^ a b “今年のケンタッキーダービーで1位入線 メディーナスピリット心臓発作で急死 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年12月7日閲覧。
- ^ “メディーナスピリット、急死に不審な点はないとの結論 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年2月28日閲覧。
- ^ 【海外競馬】KYダービー優勝のメディーナスピリットに失格処分 レース後の検査で禁止薬物検出 netkeiba.com、2022年2月22日、2022年2月23日閲覧
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Medina Spirit(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年5月8日閲覧。
- ^ “BC2勝ノーザンファームが14億円超爆買い ファシグティプトン社セール|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2021年11月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post