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ホンダ・ホライゾン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いすゞ・ビッグホーン > ホンダ・ホライゾン
ホンダ・ホライゾン
UBS25GWH/UBS69GWH/UBS73GWH型[1]
概要
販売期間 1994年2月 - 1999年10月[1]
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアワゴン[1]
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 前期
6VD1型:3.2L V型6気筒 DOHC ガソリンエンジン
4JG2型:3.1L 直列4気筒 SOHC I/Cターボディーゼルエンジン
後期
6VE1型:3.5L V型6気筒 DOHC ガソリンエンジン
4JX1型:3.0L 直列4気筒 DOHC I/Cターボ 直噴ディーゼルエンジン
変速機 4速AT/5速MT
前:ダブルウィッシュボーン
後:4リンクリジッド+センターアーム
前:ダブルウィッシュボーン
後:4リンクリジッド+センターアーム
車両寸法
ホイールベース 2,760 mm
全長 4,720 mm(スペアタイヤ含む)
全幅 1,835 mm
全高 1,840 mm
車両重量 2,093 kg
その他
製造事業者 いすゞ自動車
姉妹車 いすゞ・ビッグホーン
スバル・ビッグホーン
アキュラ・SLX
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ホライゾンHorizon)は、いすゞ自動車で生産し、本田技研工業が販売していたSUVである。

ホンダの独自開発車両ではなく、いすゞよりOEM供給を受けてクリオ店(現・ホンダカーズ店)で販売されていた。北米ではアキュラの販売網で「SLX」の名称で販売された。

概要

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1993年に締結されたホンダ・いすゞ間の商品相互補完契約に基づき、同年10月に発売されたジャズに続き、1994年2月11日よりビッグホーンのOEM供給を受けて販売された。

ビッグホーンとの差異はフロントグリルが、ホンダ専用のものになり、フルオートエアコンや6スピーカーが標準装備となっている。ボディカラーとアルミホイールはホライゾン専用の物が設定されていた。

バリエーションは5ドアのみで、エンジンはディーゼルエンジンガソリンエンジンの両方が用意された[1]

グレードはビッグホーンに準ずるものだったが、「ハンドリング・バイ・ロータス」が中心で、イルムシャーシリーズは一貫して設定されなかった[1]

1995年8月下旬には、廉価グレードとして「XS」(ビッグホーンでは「プレジールXS」のロングに相当するモデル)も追加された。価格は4ATが275万円で、5MTが259万4000円[2]

1998年3月19日に実施されたビッグホーンのマイナーチェンジにあわせ、ホライゾンもマイナーチェンジを実施した[1]。ディーゼル仕様は直噴を採用した4JX1型に、ガソリンは3.5Lの6VE1型に変更された。

1999年8月に生産を[3]、10月に販売とOEM供給を終了し、モデル消滅した。新車登録台数は2216台[1]

OEMであったせいか車の知名度も低く、一部ホンダディーラーからは入庫拒否されるなど人気薄であった。そのため販売台数はかなり少なく、街中で見かける機会は同じくOEMを受けていたスバル・ビッグホーンよりは���いものの、極めて少ない。

なお、メカニカルトラブルが発生した際、ホンダではいすゞと同等の柔軟対応が難しかったことから、いすゞでのメンテナンスを受けるユーザーも少なくなかった[1]

ちなみに、ホンダ資本の国際規格サーキットであるツインリンクもてぎのコースサイドには、後輪をクローラーに変更されたホライゾンが2008年現在も数台配備されており、コースオフしたレース車両の撤去等に使用されている。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第32号22ページより。
  2. ^ ホライゾン(1994年2月~1999年10月)”. 2023年3月10日閲覧。
  3. ^ ホンダ ホライゾン 1994年式モデルの価格・カタログ情報|自動車カタログ”. 2023年3月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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