チョン・ミョングァン

チョン・ミョングァン（朝鮮語: 천명관、漢字表記：千明官^[1]、1964年 - ）は、韓国の小説家、映画監督^[2]。

経歴

1964年、京畿道龍仁市生まれ。保険の営業マンなど様々な仕事を経て、映画関係の仕事につき、シナリオを手がける。

2003年に短編「フランクと私」でデビュー。翌年に発表した本作『鯨』で第10回文学トンネ小説賞を受賞すると、大ヒットとなり一躍人気作家の仲間入りをした。

10年に発表した『高齢化家族』は映画化され、日本でも『ブーメランファミリー』のタイトルで公開された。その他、これまでの著作に『愉快な下女マリサ』(2007)､『僕のおじさんブルース・リー』(2012)､『七面鳥と走る肉体労働者』(2014)､『これが男の世界だ』(2016）がある。

2019年にキム・オンス原作の小説『野獣の血（朝鮮語版）』（뜨거운 피）の映画化にあたり、映画監督デビューした^[2]^[3]。

^ “천명관(千明官)”. 創批. 2023年3月15日閲覧。
^ ^a ^b 남유정 (2022年3月24日). “작가 천명관 감독 데뷔작 ‘뜨거운 피’, 개봉 첫날 1위 출발” (朝鮮語). 부산일보. 2023年2月4日閲覧。
^ “정우X김갑수 '뜨거운 피', 4개월 대장정 마치고 크랭크업” (朝鮮語). 뉴스1 (2019年7月25日). 2023年2月4日閲覧。