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サガミトリゲモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サガミトリゲモ
サガミトリゲモ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: トチカガミ科 Hydrocharitaceae
: イバラモ属 Najas
: サガミトリゲモ N. foveolata
学名
Najas foveolata
A Br. ex Magnus
シノニム

Najas indica
(Willd.) Cham.

和名
サガミトリゲモ

サガミトリゲモ(Najas foveolata)は、トチカガミ科イバラモ属に属する一年生の植物ため池湖沼などに生息する水草である。和名はヒロハトリゲモともされる。

分布

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アジア東部に生育。日本では、北海道と沖縄を除く各地に分布している[2]。日本では、全国的に減少傾向にある[3]

形態、生態

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沈水性の水草で、細かく分枝したに、やや扁平した糸状のが5輪生する[4]。葉には細かい鋸歯がある。花期は7-9月、葉腋に雄花、雌花をつけ、そこに長さ2.5-3mmの種子をつくり繁殖する[2]

類似種

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トリゲモなど同属の各種と非常に似ている。サガミトリゲモの種子には、ルーペでも確認できる網目模様があり、それによって他種と区別できる[2]

利用

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アクアリウムにおいて、水槽に植えられることがある。

保全状況評価

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脚注

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  1. ^ Zhuang, X. 2011. Najas indica. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 12 October 2011.
  2. ^ a b c 角野康郎『日本水草図鑑』文一総合出版、1994年。  p.56
  3. ^ 「愛知県維管束植物レッドリスト」(2009年)p.436
  4. ^ 神戸市立教育研究所(1985)「神戸の水生植物」(神戸の自然14)

関連項目

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