コンテンツにスキップ

エスパル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エスパル仙台店(2016年3月)

エスパルS-PAL)は、仙台ターミナルビル株式会社が運営するショッピング施設。「S-PAL」の由来は、英語で「S」(STATION=駅)と「PAL」(友達)を合わせた造語で、「駅の友達」という意味。南東北地方でJR東日本駅ビルを運営している。

概要

[編集]

東北新幹線開業(1982年)に合わせた仙台駅の新駅舎完成(1977年)の翌1978年に開店した仙台店が最初の店舗である。周辺には百貨店の仙台十字屋(現在はLABI仙台)および、丸光(のちエマルシェ運営のさくら野百貨店仙台店となり、2017年2月に経営破綻)、GMS(大型スーパー)のエンドーチェーン仙台駅前店(現在はEBeanS)とダイエー仙台店(現在はイオン仙台店)、1982年には専門店ビルのams西武(現在は仙台ロフト)が開店するなど、仙台駅前での大型店集積が進んだ。

2003年 - 2004年南東北の代表駅の駅ビル運営会社各社を仙台ターミナルビルが吸収合併したことに伴い、ブランド名が統一され、当初運営していた仙台駅に加え山形駅福島駅郡山駅の駅ビルをS-PALブランドとして運営している。

その後、仙台パルコなどの進出および仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに備えて、S-PAL II(エスパル・ツー)が2008年6月18日に開業。さらにエスパル仙台東館が2016年3月18日、エスパルいわきが2023年1月15日に開業し、現在は7店舗となっている。

運営店舗

[編集]
  • S-PAL II
  • S-PAL 仙台東館

沿革

[編集]
  • 1978年(昭和53年)3月18日 - S-PAL仙台(エスパルせんだい、旧:ショッピング部門エスパル)が営業開始。
  • 1982年(昭和57年)7月15日 - サンシティ郡山(サンシティこおりやま)が営業開始。
  • 1988年(昭和63年)6月10日 - 福島ルミネ(ふくしまルミネ)が営業開始[1]
  • 1993年(平成5年)11月27日 - メトロプラザ山形(メトロプラザやまがた)が営業開始。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月6日 - サンシティ郡山がS-PAL郡山(エスパルこおりやま)に改称。
    • 3月20日 - 福島ルミネがS-PAL福島(エスパルふくしま)に改称[2]
    • 10月1日 - メトロプラザ山形がS-PAL山形(エスパルやまがた)に改称。
  • 2008年(平成20年)6月18日 - S-PAL II(エスパル・ツー)が営業開始。
  • 2016年(平成28年)3月18日 - S-PAL仙台東館(エスパルせんだいひがしかん)が営業開始[3]。これに伴い、従来のS-PAL仙台はS-PAL仙台本館(エスパルせんだいほんかん)を呼称する。東館開業と同時に現ロゴの使用を開始。
  • 2017年(平成29年)
  • 2023年(令和5年)1月15日 - S-PALいわき(エスパルいわき)が営業開始。

脚注

[編集]
  1. ^ “「福島ルミネ」あす開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1988年6月9日) 
  2. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '04年版』ジェー・アール・アール、2004年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-125-2 
  3. ^ <仙台駅>東西自由通路と「東館」オープン”. 河北新報 (2016年3月18日). 2016年3月21日閲覧。
  4. ^ エスパル仙台東館がもっと便利に! 2017年6月1日(木)12:00 増床OPEN』(プレスリリース)仙台ターミナルビル株式会社、2017年3月22日http://www.s-pal.jp/wp-content/uploads/2017/03/seo201703press.pdf2017年6月3日閲覧 
  5. ^ “<エスパル>成城石井など17店オープン”. 河北新報. (2017年6月2日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170602_12004.html 2017年6月3日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]