コンテンツにスキップ

みなとみらい駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みなとみらい駅
5番出入口(2010年4月)
みなとみらい
Minatomirai
MM02 新高島 (0.9 km)
(0.9 km) 馬車道 MM04
地図
所在地 横浜市西区みなとみらい三丁目5
北緯35度27分28.4秒 東経139度37分56.3秒 / 北緯35.457889度 東経139.632306度 / 35.457889; 139.632306 (みなとみらい駅)
駅番号 MM03
所属事業者 横浜高速鉄道
所属路線 みなとみらい線
キロ程 1.7 km(横浜起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[MM 1]82,564人/日
-2023年-
開業年月日 2004年平成16年)2月1日[1]
備考 施工は鹿島東亜三菱JV[2]
テンプレートを表示

みなとみらい駅(みなとみらいえき)は、神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目にある、横浜高速鉄道みなとみらい線である。駅番号MM03

当駅周辺地区(みなとみらい地区)は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「横浜都心」に指定されている[3]

歴史

[編集]

駅名の由来

[編集]

建設時の仮称は「みなとみらい中央駅」であった。仮称に異論はなかったものの、他に「みなとみらい」を名乗る予定の駅もなく、ことさら「中央」を付ける必要もなかったことから「みなとみらい駅」と命名された[5]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。馬車道方面はクイーンズスクエア横浜の直下にあり、地下4階のホームから地上フロアまで吹き抜け構造となっている。

改札口は2か所存在する(クイーンズスクエア方面の改札が地下3階、美術館方面の改札がそれより高いフロアとなる)。また、出入口は以下の7か所ある。

出入口
  1. グランモール
  2. いちょう通り口
  3. 美術館口
  4. 国際大通り
  5. けやき通り口
  6. クイーンズスクエア連絡口
  7. マークイズ連絡口

1 - 4番出口は美術館方面���改札、それ以外はクイーンズスクエア方面の改札が近い。

ホームと美術館方面の改札の間は、ホーム1号車付近に上下両方向のエスカレーター(上下合わせて3台)が存在する。ホームとクイーンズスクエア方面の改札の間は、上下両方向のエスカレータと階段が平行したものが2組とエレベーターが1台存在する。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先[6]
1 みなとみらい線 下り 元町・中華街方面
2 上り 横浜渋谷池袋方面
  • 駅構内の乗り場案内では、路線名は明記されていない。
  • 有料座席指定列車「S-TRAIN」は、土曜・休日ダイヤのみみなとみらい線に入線し、当駅にも停車する。なお、当駅からみなとみらい線内のみの乗車はできない(東横線内のみの乗車や自由が丘駅 - 当駅といった区間は乗車可)[7]

利用状況

[編集]

2023年度の1日平均乗降人員82,564人である[MM 1]。みなとみらい線の駅では横浜駅に次ぐ第2位である。

開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[* 1]
1日平均
乗車人員[* 2]
出典
[備考 1]2003年(平成15年)
2004年(平成16年) 39,079 18,720 [神奈川県統計 1]
2005年(平成17年) 42,792 20,654 [神奈川県統計 2]
2006年(平成18年) 44,576 21,585 [神奈川県統計 3]
2007年(平成19年) 51,351 25,223 [神奈川県統計 4]
2008年(平成20年) 55,829 27,351 [神奈川県統計 5]
2009年(平成21年) 56,902 27,810 [神奈川県統計 6]
2010年(平成22年) 57,085 27,909 [神奈川県統計 7]
2011年(平成23年) 60,057 29,601 [神奈川県統計 8]
2012年(平成24年) 65,187 32,120 [神奈川県統計 9]
2013年(平成25年) 77,997 38,576 [神奈川県統計 10]
2014年(平成26年) 80,044 39,663 [神奈川県統計 11]
2015年(平成27年) 80,887 40,087 [神奈川県統計 12]
2016年(平成28年) [MM 2]82,390 40,860 [神奈川県統計 13]
2017年(平成29年) [MM 3]84,887 42,120 [神奈川県統計 14]
2018年(平成30年) [MM 4]88,175 43,820 [神奈川県統計 15]
2019年(令和元年) [MM 5]90,677 44,975
2020年(令和02年) [MM 6]53,491
2021年(令和03年) [MM 7]60,292
2022年(令和04年) [市統計 1][MM 8]73,680
2023年(令和05年) [MM 1]82,564
備考
  1. ^ 2004年2月1日開業。

駅周辺

[編集]

路線バス

[編集]
クイーンズスクエア
のりば 系統 経由地 行先 運行事業者
1 156292 パシフィコ横浜 市営
2 292 御所山 浅間町車庫前

その他

[編集]

自動券売機PASMOの利用履歴を印字した場合、当駅は乗車駅・降車駅欄ともに全角で「MM」と印字される。かつてパスネット自動改札機を利用した時のカード裏面への印字も同様であった。

クイーンズスクエア連絡口は、クイーンズスクエアの営業店舗がすべて閉店する時刻とともに閉鎖される。

みらいチューブ

[編集]

地下3階改札口横にあるアーチ状の空間のことである。柱がないため、イベントや待ち合わせ場所として使われる。また、パブリックメディア技術により、みらいチューブのアーチ部分に広告時報などの映像が流れる。

折り返し乗車について

[編集]

横浜駅から渋谷方面に向かう客が、正規運賃を支払わず当駅で折り返し乗車をする例が多発している。みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道はポスター等で告知を行っているが効果が薄いため、ある一定の期間で折り返し乗車をする乗客を対象に検札を行い、悪質な場合には増運賃を徴収する対策を実施している[8]

隣の駅

[編集]
横浜高速鉄道
みなとみらい線
  • S-TRAIN停車駅(西武秩父方面は乗車のみ、元町・中華街行きは降車のみ)
特急(Fライナー含む)
横浜駅 (MM01) - みなとみらい駅 (MM03) - 元町・中華街駅 (MM06)
通勤特急・急行(馬車道方当駅から各駅に停車)
横浜駅 (MM01) - みなとみらい駅 (MM03) - 馬車道駅 (MM04)
各駅停車
新高島駅 (MM02) - みなとみらい駅 (MM03) - 馬車道駅 (MM04)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b みなとみらい21線の開業日・東急東横線との相互直通運転の開始日が決まりました!』(PDF)(プレスリリース)横浜高速鉄道/東京急行電鉄、2003年7月9日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201217054958/https://www.tokyu.co.jp/file/030709.pdf2021年1月15日閲覧 
  2. ^ 作品紹介」『新建築』1月号、新建築、2004年、107頁、2015年1月13日閲覧 
  3. ^ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  4. ^ みなとみらい駅可動式ホーム柵の稼働を開始します。』(PDF)(プレスリリース)横浜高速鉄道、2018年3月30日。オリジナルの2018年5月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180526112942/http://www.mm21railway.co.jp/info/news/uploads/press%20release_20180330.pdf2018年5月26日閲覧 
  5. ^ 廣瀬良一「ヨコハマ『みなとみらい線』誕生物語」神奈川新聞社,2004年[ISBN 4-87645-343-8]
  6. ^ 時刻表 | みなとみらい駅 | みなとみらい線”. 横浜高速鉄道. 2023年6月4日閲覧。
  7. ^ 有料座席指定列車の愛称・詳細が決定! 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道/東京地下鉄/東京急行電鉄/横浜高速鉄道、2017年1月10日。オリジナルの2020年11月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201127142858/https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20170110_g02.pdf2021年1月18日閲覧 
  8. ^ 横浜高速鉄道みなとみらい線で不正折り返し乗車、その実態は? - [はまれぽ.com 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト]”. web.archive.org (2019年10月10日). 2019年10月10日閲覧。

利用状況の出典

[編集]
みなとみらい線の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 2023年度決算について” (pdf). 横浜高速鉄道 (2024年6月10日). 2024年7月3日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2018年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2020年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2021年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2022年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  8. ^ 2022年度決算について” (pdf). 横浜高速鉄道 (2023年6月9日). 2024年7月3日閲覧。
みなとみらい線の統計データ
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成17年 (PDF) - 224ページ
  2. ^ 平成18年 (PDF) - 224ページ
  3. ^ 平成19年 (PDF) - 226ページ
  4. ^ 平成20年 (PDF) - 230ページ
  5. ^ 平成21年 (PDF) - 240ページ
  6. ^ 平成22年 (PDF) - 238ページ
  7. ^ 平成23年 (PDF) - 238ページ
  8. ^ 平成24年 (PDF) - 234ページ
  9. ^ 平成25年 (PDF) - 236ページ
  10. ^ 平成26年 (PDF) - 238ページ
  11. ^ 平成27年 (PDF) - 238ページ
  12. ^ 平成28年 (PDF) - 246ページ
  13. ^ 平成29年 (PDF) - 238ページ
  14. ^ 平成30年 (PDF) - 222ページ
  15. ^ 令和元年 (PDF) - 222ページ
横浜市統計書
  1. ^ みなとみらい線乗降車人員_年次/最新掲載:令和4年度” (csv). 横浜市. 2023年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月18日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]