コンテンツにスキップ

伝馬 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年11月13日 (月) 12:56; Anakabot (会話 | 投稿記録) による版 (Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
伝馬
熱田神宮伝馬町駅 4番出入口
熱田神宮伝馬町駅 4番出入口
伝馬の位置(愛知県内)
伝馬
伝馬
伝馬の位置
伝馬の位置(名古屋市内)
伝馬
伝馬
伝馬 (名古屋市)
北緯35度7分8.22秒 東経136度54分35.62秒 / 北緯35.1189500度 東経136.9098944度 / 35.1189500; 136.9098944
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
熱田区
町名制定 1981年(昭和56年)9月20日
人口
(2018年(平成30年)12月1日現在)[WEB 1]
 • 合計 2,850人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
456-0034[WEB 2]
市外局番 052 (名古屋MA)[WEB 3]
ナンバープレート 名古屋

伝馬(てんま)は、愛知県名古屋市熱田区の町名。現行行政地名は伝馬一丁目から伝馬三丁目。住居表示実施済み[WEB 4]

地理

[編集]

名古屋市熱田区南東端に位置し[1]、東は瑞穂区浮島町、西は内田町神戸町、南は南区内田橋二丁目、北は神宮二・四丁目に接する。

河川

[編集]

歴史

[編集]

愛知郡伝馬町(熱田伝馬町)を前身とする。江戸期は熱田村の一部。

町名の由来

[編集]

当地は旧東海道沿いにあり、慶長3年(1601年)に宮宿(熱田宿)と隣の今道が、共に伝馬役に任命された。それを機に両者を合わせて伝馬町と称したのが町名の由来となっている[2][3]

沿革

[編集]

伝馬町

[編集]

伝馬

[編��]
  • 1981年(昭和56年)9月20日 - 以下の通り、熱田区羽城町全域および熱田東町・市場町内田町神戸町図書町・伝馬町・富江町中瀬町の各一部より、同区伝馬一〜三丁目が成立[4]
    • 一丁目 - 市場町・内田町・神戸町・伝馬町・富江町・中瀬町の各一部
    • 二丁目 - 羽城町全域および内田町・神戸町・図書町・伝馬町・富江町の各一部
    • 三丁目 - 熱田東町・図書町・伝馬町の各一部

史跡

[編集]

字一覧

[編集]

かつて伝馬町には小字が存在した。1882年時点で伝馬町に存在した小字は以下の通り[7]。なお小字はすべて消滅している。

読み 備考
宿今道 しくいまみち
築出 つきだし
埋川 うめかわ
海道 かいとう
地福寺 じふくし

世帯数と人口

[編集]

2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]

丁目 世帯数 人口
伝馬一丁目 381世帯 700人
伝馬二丁目 864世帯 1,589人
伝馬三丁目 266世帯 561人
1,511世帯 2,850人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 2,752人 [WEB 5]
2000年(平成12年) 2,666人 [WEB 6]
2005年(平成17年) 2,647人 [WEB 7]
2010年(平成22年) 2,711人 [WEB 8]
2015年(平成27年) 2,682人 [WEB 9]

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 11]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
伝馬一丁目 全域 名古屋市立白鳥小学校 名古屋市立宮中学校 尾張学区
伝馬二丁目 全域
伝馬三丁目 全域

施設

[編集]

伝馬一丁目

[編集]
地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
5
4
3
2
1
略地図
1
中京銀行熱田支店
2
長盛院
3
信暁寺
4
潮音寺
5
南楠社

伝馬二丁目

[編集]
地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
日本年金機構熱田年金事務所
2
名古屋工学院専門学校
3
名古屋市熱田環境事業所
4
名古屋市営伝馬荘
5
エクセルイン名古屋熱田
6
内田橋聖アントニオ幼稚園
7
カトリック熱田教会
8
姥堂
9
浄覚寺
10
内田橋公園
11
羽城公園
12
図書公園
13
鈴之御前社
1956年(昭和31年)10月15日供用開始[WEB 12]
  • 羽城公園
1983年(昭和58年)4月1日供用開始[WEB 12]
  • 図書公園
1984年(昭和59年)3月31日供用開始[WEB 12]

伝馬三丁目

[編集]

交通

[編集]

鉄道

[編集]

道路

[編集]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『角川日本地名大辞典』では、1939年に昭和区伝馬町として成立後、1944年に瑞穂区所属になったとしているが、『なごやの町名』および『熱田区誌』、『瑞穂区誌』にはいずれもそのような記述はない。

出典

[編集]

WEB

[編集]
  1. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2018年12月20日). 2019年1月6日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  4. ^ 熱田区の町名”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年1月12日閲覧。
  5. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  10. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  11. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ a b c 都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
  13. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)

書籍

[編集]

参考文献

[編集]
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年。全国書誌番号:93012879 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。 

関連項目

[編集]