由仁町
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ゆにちょう 由仁町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(空知総合振興局) | ||||
郡 | 夕張郡 | ||||
市町村コード | 01427-3 | ||||
法人番号 | 4000020014273 | ||||
面積 |
133.74km2 | ||||
総人口 |
4,527人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||||
人口密度 | 33.8人/km2 | ||||
隣接自治体 |
夕張市、夕張郡栗山町、長沼町 石狩振興局:千歳市 胆振総合振興局:勇払郡安平町、厚真町 | ||||
町の木 | いちい | ||||
町の花 | きく | ||||
由仁町役場 | |||||
町長 | 松村諭 | ||||
所在地 |
〒069-1292 北海道夕張郡由仁町新光200 北緯42度59分59秒 東経141度47分25秒 / 北緯42.99961度 東経141.79022度座標: 北緯42度59分59秒 東経141度47分25秒 / 北緯42.99961度 東経141.79022度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
由仁町(ゆにちょう)は、北海道空知総合振興局管内、夕張郡にある町。札幌市の東、約42kmに位置する。ヤリキレナイ川が有名である。
地名の由来は、アイヌ語の「ユウンニ(温泉のある所)」から。
地理
[編集]北海道空知管内の最南端に位置するひょうたん型の由仁町は、東西に8km、南北に32 km総面積133.74 km2、南北に夕張川が流れ、南東部の森林地帯は夕張山地に属し、西部・南部には、馬追丘陵が広がっている。町の西部は長沼町から続く馬追丘陵。東部は平坦な低地で、栗山町との境には夕張川が流れる。南東部は夕張山地に続く森林地帯。町を北緯43度線が通る。
- 河川: 夕張川、由仁川、ヤリキレナイ川
- 湖沼:
隣接している自治体
[編集]歴史
[編集]- 年表
- 縄文時代より栄えた。
- 江戸時代は松前藩領である。
- 1808年(文化4年) 幕府の天領となる。
- 1821年(文政4年) 松前藩領となる。
- 1855年(安政2年) 天領となり庄内藩警固地となる。
- 1886年(明治19年) 由仁開拓。下国皎三、沼田兵七 古川に入地。
- 1887年 奈良鍛吉 古川に入地。
- 1889年 山崎又四郎、益本藤蔵 岩内に入地。
- 1890年 古川浩平、由仁に移住。
- 1891年 熊本団体119人入植。
- 1892年 由仁村が設村され、由仁村戸長役場が設けられる。川端地区に広島県人斉藤八六一家が入植。
- 1893年 角田村(現在の栗山町)・登川村(現在の夕張市)・長沼村(現在の長沼町)を併合して、由仁村外三ヶ村戸長役場を由仁村に設置する。
- 1895年 長沼村戸長役場(現在の長沼町)を分離する。三川に愛知県三河国新川町から加藤平五郎が19戸の小作人をつれて移住。
- 1896年 由仁に登記所(法務局)ができ、夕張全域を管轄。
- 1897年 郡役所が廃止され、本村は空知支庁の管轄となる。登川村戸長役場(現在の夕張市)を分離する。山形団体入植。
- 1900年 角田村戸長役場(現在の栗山町)を分離する。
- 1902年 二級町村制の施行により由仁村が成立する。
- 1936年 村内で陸軍特別大演習が行われる。由仁野外統監部が設けられ、昭和天皇が行幸[1]。
- 1950年(昭和25年)11月1日 由仁村が町制を施行して由仁町となる[2]。
- 1992年(平成4年) 開町百年記念モニュメントを設置する。
- 2001年(平成13年) ゆにガーデン開園。
- 2004年(平成16年) キャンプ場オープン。
町民憲章
[編集]わたしたちは、先人のたくましい心を受けつぐ熱意・創意・善意の郷、由仁の町民です。 豊かさと安らぎのあるまちづくりに励みます。
- 未来をつくる子どものため、伸びゆくまちにしましょう。
- 健康で元気よく働き、明るいまちにしましょう。
- 互いに助けあい、心のふれあう、暖かいまちにしましょう。
- 香り高い郷土の文化を育て、豊かなまちにしましょう。
- 自然を愛し、緑豊かな、美しいまちにしましょう。
合併問題
[編集]2003年(平成15年)7月に南幌町・栗山町と3町で合併協議会を設置して合併を協議し、新市名を公募に基づいて「東さっぽろ市」に決定、2004年(平成16年)11月には合併協定書に調印した。しかし、長沼町が合併協議に加わらなかったため、飛地となる南幌町では同年10月に行われた住民投票の結果、合併反対が多かった。この結果を受け同町議会は合併関連議案を否決し、同町は合併を断念、協議会は2005年(平成17年)3月に解散し、「東さっぽろ市」は幻のものとなった。
行政
[編集]理事者
[編集]- 町長 松村諭(まつむら さとし)
- 副町長 田中利行(たなか としゆき)
- 教育長 石井洋(いしい ひろし)
財政
[編集]平成26年度決算による財政状況
[編集]- 住基人口 5,624人
- 標準財政規模 32億3,329万4千円
- 財政力指数 0.20 (類似団体平均0.23)
- 経常収支比率 78.6% (類似団体平均83.6%)
- 実質収支比率 2.3%(類似団体平均5.6%)
- 実質単年度収支 8,300万円~標準財政規模の2.6%の黒字額
- 地方債現在高 70億4,772万4千円(人口1人当たり125万3,151円)
- 普通会計歳入合計 50億6,603万円
- 地方税 5億8023万6千円(構成比 11.5%)
- 地方交付税 25億5,998万円(構成比 50.5%)~歳入の50%以上を交付税に依存
- 地方債 5億6,122万2千円(構成比 11.1%)
- 普通会計歳出合計 49億5,330万7千円
- 人件費 6億2,539万4千円(構成比 12.6%)
- うち職員給 3億9,443万1千円(構成比 8.0%)
- 扶助費 3億2,925万5千円(構成比 6.6%)
- 公債費 10億825万3千円(構成比 20.4%)
- 人件費 6億2,539万4千円(構成比 12.6%)
基金の状況
- 1財政調整基金 7億7984万5千円
- 2減債基金 1,783万7千円
- 3その他特定目的基金 1億1,599万円
- 合計 9億1,367万2千円(人口1人当たり16万2,459円)
定員管理の適正度(平成26年度)
- 人口1,000人当たり職員数 12.80人(類似団体平均14.77人)
- 一般職員72人 (うち技能系労務職0人)、教育公務員1人、消防職員0人、臨時職員2人 一般職員等合計 75人
- ラスパイレス指数 90.6 (道内市町村平均96.6)
- 参考
- 一般職員等(75人)一人当たり給料月額 29万5,700円 (職員手当を含まない)
- 職員給(給料+手当)÷一般職員等(75人)=525万9千円~給料月額の17.8か月分
健全化判断比率・資金不足比率(平成26年度決算~確報値)
[編集]健全化判断比率
- (全ての公営企業会計において資金不足額がなく、比率は算定されない)
※ 平成20年度~平成21年度まで、 実質公債費比率(ピーク時27.4%)で財政健全化団体となった。
経済
[編集]産業
[編集]- 町の基幹産業は農業で、最近はハーブガーデンなどの観光資源にも力をいれている。
立地企業
[編集]- 日本食品製造合資会社 三川工場
- クレードル興農株式会社 三川工場
- 日本自動ドア株式会社 由仁工場
- 小岩金網株式会社 由仁工場
- 共和コンクリート工業株式会社 由仁工場
- 株式会社三英社製作所
農協
[編集]- そらち南農業協同組合(JAそらち南)由仁支所・三川出張所
金融機関
[編集]- 空知信用金庫由仁支店
- JAバンク北海道(北海道信用農業協同組合連合会)JAそらち南 由仁支所・三川出張所
郵便局
[編集]- 由仁郵便局(集配局、069-12xx地域):由仁・古山地区
- 三川郵便局(集配局、069-11xx地域):三川・川端地区
- 川端郵便局
宅配便
[編集]公共機関
[編集]警察
[編集]- 栗山警察署
- 由仁駐在所
- 三川駐在所
- 川端駐在所
姉妹都市・提携都市
[編集]地域
[編集]人口
[編集]由仁町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 由仁町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 由仁町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
由仁町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育および児童福祉
[編集]中学校
[編集]小学校
[編集]児童福祉施設
[編集]下記2施設は学校法人由仁学園によって運営
- にじいろこども園(2020年4月1日由仁幼稚園と由仁保育園が統合)
- 三川保育園
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]夕張鉄道(夕鉄バス)の乗り入れ(札幌急行線)は2023年(令和5年)10月1日廃止[4]。
タクシー
[編集]- 由仁ハイヤー
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]文化財
[編集]- 由仁町岩内遺跡
- マンモスゾウ臼歯化石 - ゆめっく館
- オオツノシカ化石 - ゆめっく館
観光
[編集]著名な出身者
[編集]- 亀渕昭信(元ニッポン放送代表取締役社長)
- 亀渕友香(ゴスペル歌手、亀渕昭信の実妹)
- 鹿内信隆(元フジサンケイグループ会長)
- 鹿内春雄(元産経新聞会長・フジサンケイグループ議長)
- 三宅和助(元外交官)
- 大雪嶺登(元大相撲力士)※本籍地
- 杉基イクラ(漫画家)
ゆかりのある人物
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、78頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 総理府告示第338号官報. 1950年12月18日
- ^ “由仁町デマンドバスの利用について”. 由仁町. 2023年11月15日閲覧。
- ^ “バス路線の廃止について” (PDF). 夕張鉄道 (2023年8月11日). 2023年11月15日閲覧。
関連文献
[編集]- 空知教育会由仁村支部 編『由仁村郷土誌』空知教育会由仁村支部、1934年(昭和9年) 。2021年10月18日閲覧。