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*『SF大将』(1994年-1996年、『SFマガジン』 単行本:1997年、早川書房)
*『SF大将』(1994年-1996年、『SFマガジン』 単行本:1997年、早川書房)
*『石神伝説』(1995年-、『[[コミックビンゴ]]』、文藝春秋社 単行本:1997年-、ビンゴコミックス、文藝春秋社)
*『石神伝説』(1995年-、『[[コミックビンゴ]]』、文藝春秋社 単行本:1997年-、ビンゴコミックス、文藝春秋社)
*『土曜ワイド殺人事件』-[[ゆうきまさみ]]と共著(1996年-1997年、『[[少年キャプテン]]』、徳間書店 単行本:1998年、SC COMICS、徳間書店)
*『土曜ワイド殺人事件』-[[ゆうきまさみ]]と共著(1996年-1997年、『[[少年キャプテン]]』、徳間書店 単行本:1998年、SC COMICS、徳間書店)
*『とり・みきの事件の地平線』(1993年-1997年、創、筑摩書房 1998年、筑摩書房)
*『とり・みきの事件の地平線』(1993年-1997年、創、筑摩書房 1998年、筑摩書房)
*『膨張する事件』
*『膨張する事件』

2006年8月29日 (火) 08:54時点における版

とり・みき1958年2月23日 - )は、熊本県人吉市出身の漫画家

明治大学文学部文学科中退。「第12回少年チャンピオン新人マンガ賞」への応募作『ぼくの宇宙人』が佳作を受賞し、1979年デビュー。

以後、ギャグ漫画作品をメインに活動。数多くの作品を発表するが、単発か、それに近いものが多い。代表作に『クルクルくりん』や、テレビブロス誌で長期連載されたシュールな『遠くへ行きたい』など。最近は劇場用アニメ『WXIII 機動警察パトレイバー』などで脚本も執筆している。

ペンネームの由来は、大学在学中に当時医師だった父親のアドバイスで喜劇王エノケンこと榎本健一のように姓の上(とり)と名の上(みき)をつけたもの。

出渕裕ゆうきまさみと交友が深く、『クルクルくりん��を連載していた頃は、彼ら同様原田知世にハマっていた。遂には彼女が主演の『天国にいちばん近い島』に、漫画家や脚本家らなどとエキストラとして出演している。

初期連載作品『こまけんハレーション』から解るように、小松左京のファンであり、『小松左京マガジン』の設立同人の一人(「こまけん」とは小松左京研究会の略称であるが作品内容にはまったく関係ない)。

また、吾妻ひでおのファンとしても知られ、その作風、ギャグは相通じるものがある。秋田書店の編集者に「絵もギャグも吾妻ひでおのエピゴーネン」と言われた、と自身で描いている。

(人面牛身の妖怪)の研究など、日本の土着風俗や伝説に対しての興味も強く、これらに取材した作品もある。また路上観察学会会員で、オジギビト(工事現場にある「注意」「ご迷惑をおかけします」などの言葉と共に作業服姿でお辞儀している人物が描かれた看板)の研究も知られている。

山下達郎ファンとしても知られ、オフィシャルファンクラブ会報誌『TATSURO MANIA』に四コママンガ『タツローくん』を連載している。

洋画の吹替えの分野にも造詣が深く、洋画吹替えに関する著作も執筆している。

受賞暦

  • 1994年 - 第25回星雲賞コミック部門受賞(『DAI-HONYA』)
  • 1995年 - 第41回文春漫画賞受賞(『遠くへ行きたい』)
  • 1998年 - 第29回星雲賞コミック部門受賞(『SF大将』)

作品リスト

(括弧内は、雑誌掲載年)
  • 『こまけんハレーション』(1979年、『週刊少年チャンピオン』、秋田書店 単行本:『しまった。』)
  • 『バラの進さま』(1980年、『週刊少年チャンピオン』 単行本:1980年、少年チャンピオンコミックス、秋田書店)
  • 『たまねぎパルコ』(1981年-1982年、『月刊少年チャンピオン』、秋田書店 単行本:1982年、少年チャンピオンコミックス)
  • 『るんるんカンパニー』(1980年-1982年、『週刊少年チャンピオン』 単行本:1981年-1982年、少年チャンピオンコミックス:1990年、秋田書店)
  • 『すけこまくん』(1982年、『ヤングチャンピオン』、秋田書店)
  • 『クルクルくりん』(1983年-1984年、『週刊少年チャンピオン』 単行本:1983年-1984年、少年チャンピオンコミックス:ギャグの解説がついた新装版1990年、トクマコミックス徳間書店 ※いずれも最終第6巻で『すけこまくん』も掲載)
    岩井小百合主演、宍戸錠小倉久寛有森也実ら出演でテレビドラマ化された。
  • 『とりみ菌!!』(1983年-1984年 単行本:1984年、ジェッツコミックス白泉社
  • 『しまった。』(1979年-1984年 単行本:1984年、ジェッツコミックス)
  • 『ときめきブレーン』(1984年、『月刊少年チャンピオン』 単行本:『裏とり』)
  • 『ポリタン』(1985年、『コミコミ』、白泉社 単行本:1985年、ジェッツコミックス)
  • 『吉田さん危機一発』(1983年-1986年、『スーパーアクション』等、双葉社 単行本:1986年、アクションコミックス、双葉社)
  • 『裏とり』(1984年-1986年 単行本:1986年、CBS/SONY COMICS、CBSソニー出版)
  • 『愛のさかあがり』(1985年-1986年、『平凡パンチ』、平凡出版 単行本:1987年-1988年、角川書店:1995年、ちくま文庫筑摩書房
  • 『ひいびいじいびい a Heebie-jeebie』 (1986年-1987年、『コミコミ』 単行本:1987年、ジェッツコミックス)
  • 『だまって俺について来い』(1985年-1986年 単行本:1987年、青林堂
  • 『とりのいち』(1987年-1989年 単行本:1989年、青林堂)
  • 『山の音』(1988年、『SFマガジン』、早川書房 単行本:1989年、早川書房:1993年、ちくま文庫)
  • 『てりぶる少年団』(1989年、『週刊少年サンデー』、小学館 単行本:1990年、少年サンデーコミックススペシャル、小学館)
  • 『しゃりばり』(1987年、『スーパーアクション』 単行本:1991年、アクションコミックス)
  • 『とり・みきのキネコミカ』(1989年-1992年 単行本:1992年、ソニーマガジンズ
  • 『犬家の一族』(1990年-1993年 1993年、少年キャプテンコミックススペシャル、徳間書店)
  • 『DAI-HONYA』(原作:田北鑑生)(1992年-1993年、アスキーコミックアスキー出版社 単行本:1993年、アスキーコミックス、アスキー出版社)
  • 『とり・みきのもう安心』(1989年-1993年 単行本:1993年、青林堂)
  • 『レア・マスターズ』(1982年-1994年 単行本:1994年、カワデ・パーソナル・コミックス、河出書房新社
  • 『万延元年のラグビー』(原作・筒井康隆 1995年実業之日本社『筒井漫画読本』収録)
  • 『人達』(1995年?、『まんがシャレダ!!』、ぶんか社 単行本:1995年、ぶんか社)
  • 『トマソンの罠』(1994年-1995年、『文藝春秋』増刊『コミック'○○』、文藝春秋社 単行本:1996年、文春コミックス、文芸春秋社)
  • 『遠くへいきたい』(1988年-、『テレビブロス』、東京ニュース通信社 単行本:1997年-、河出書房新社)
  • 『SF大将』(1994年-1996年、『SFマガジン』 単行本:1997年、早川書房)
  • 『石神伝説』(1995年-、『コミックビンゴ』、文藝春秋社 単行本:1997年-、ビンゴコミックス、文藝春秋社)
  • 土曜ワイド殺人事件』-ゆうきまさみと共著(1996年-1997年、『少年キャプテン』、徳間書店 単行本:1998年、SC COMICS、徳間書店)
  • 『とり・みきの事件の地平線』(1993年-1997年、創、筑摩書房 1998年、筑摩書房)
  • 『膨張する事件』
  • 『「御題頂戴」』
  • 『THE LAST BOOK MAN』
  • 『エキサイトな事件』-おおひなたごうと共著
  • 『くだんのアレ』