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「ノート:フィッツ・ヒュー・カーティス症候群」の版間の差分

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BAZIAN (会話 | 投稿記録)
Virion (会話 | 投稿記録)
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:::こんにちは。専門ではありませんが、わたしも肝周囲炎とFitz-Hugh-Curtizはほぼ同義語と思っていました。議論のために思考回路を説明しますと、肝周囲炎とは病理学的な記載であり、Fitz-Hugh-Curtizは症候群なわけでたとえPIDを含まないとしても同義語でないことは明らかなのですが、しかしほぼすべての肝周囲炎はFitz-Hugh-Curtizによって起こるものと認識していたということです(Tatsundo hさんもそう感じでおられたならどこかの教科書にそう書いてあるのでしょう)。今Mandellなどの正統な教科書が手元にないのですが、ネットで調べた限りですと、Kasper RL. J Infect Dis 1977;136:37.[http://www.jstor.org/pss/30106435]によると淋菌による心内膜炎に続発する肝周囲炎があるとのことです。したがって辞書的にはこれらを統合するべきではないということになるのかもしれません。
:::こんにちは。専門ではありませんが、わたしも肝周囲炎とFitz-Hugh-Curtizはほぼ同義語と思っていました。議論のために思考回路を説明しますと、肝周囲炎とは病理学的な記載であり、Fitz-Hugh-Curtizは症候群なわけでたとえPIDを含まないとしても同義語でないことは明らかなのですが、しかしほぼすべての肝周囲炎はFitz-Hugh-Curtizによって起こるものと認識していたということです(Tatsundo hさんもそう感じでおられたならどこかの教科書にそう書いてあるのでしょう)。今Mandellなどの正統な教科書が手元にないのですが、ネットで調べた限りですと、Kasper RL. J Infect Dis 1977;136:37.[http://www.jstor.org/pss/30106435]によると淋菌による心内膜炎に続発する肝周囲炎があるとのことです。したがって辞書的にはこれらを統合するべきではないということになるのかもしれません。
:::なぜこのように面倒な書き方をしたかというと、肝周囲炎の記事を書いたヒトはおそらく私やTatsundo hさんの当初の考えと同様の考えをもとに書いたのではないかと推察するもので、Lakebuelさんのようにさらなる知識があって、必要があると認識した上で肝周囲炎を書いたわけではないと思われるからです。したがって別々の記事であってもよいとは言え、現状の肝周囲炎の記事であるならばやはりこれは必要なさそうで、残すなら病理学的もしくは画像所見の記載を重点的にし、臨床所見は書くべきではないと思います。さきほどの心内膜炎由来の肝周囲炎を考えると当該項の記載は誤っていると考えます。病理、放射線の専門の方がいればよいのですが。統合してもよいとは思いますが、欧米型の問診・診察を重視する臨床スタイルならFitz-Hugh-Curtizのみでいいと思うのですが、日本の検査・画像重視のスタイルなら放射線科の画像所見を見た医師もしくはそれを伝えられた患者様がWikipediaを閲覧する可能性が高いことから、肝周囲炎を現状から大幅に書き換えた上で残すことはありでしょう。--[[利用者:BAZIAN|BAZIAN]] 2009年12月29日 (火) 09:18 (UTC)
:::なぜこのように面倒な書き方をしたかというと、肝周囲炎の記事を書いたヒトはおそらく私やTatsundo hさんの当初の考えと同様の考えをもとに書いたのではないかと推察するもので、Lakebuelさんのようにさらなる知識があって、必要があると認識した上で肝周囲炎を書いたわけではないと思われるからです。したがって別々の記事であってもよいとは言え、現状の肝周囲炎の記事であるならばやはりこれは必要なさそうで、残すなら病理学的もしくは画像所見の記載を重点的にし、臨床所見は書くべきではないと思います。さきほどの心内膜炎由来の肝周囲炎を考えると当該項の記載は誤っていると考えます。病理、放射線の専門の方がいればよいのですが。統合してもよいとは思いますが、欧米型の問診・診察を重視する臨床スタイルならFitz-Hugh-Curtizのみでいいと思うのですが、日本の検査・画像重視のスタイルなら放射線科の画像所見を見た医師もしくはそれを伝えられた患者様がWikipediaを閲覧する可能性が高いことから、肝周囲炎を現状から大幅に書き換えた上で残すことはありでしょう。--[[利用者:BAZIAN|BAZIAN]] 2009年12月29日 (火) 09:18 (UTC)

:::同じく専門ではありませんが、私も''純粋に医学的には''[[利用者:BAZIAN|BAZIAN]]さんとほぼ同意見です。ただし、Fitz-Hugh-Curtis症候群が病理診断名ではなく臨床診断名であることに議論の余地はないと思いますが、懸念すべきは本来病理学的記載であろう肝周囲炎という名称も現実的には医師の裁量で臨床診断名として用いられる例があるのではないかということです。実際にうちの病院の診断名システムでも肝周囲炎という言葉は使用可能ですし、[[ICD-10]]にもK65に肝周囲炎が登録されています。一方、K67にはクラミジア腹膜炎や淋菌性腹膜炎が別個に登録されていますが、Fitz-Hugh-Curtis症候群は登録されていません。従って、肝周囲炎を完全に病理的概念として扱ってWikipedia記載するのはやや難しいかもしれません。
:::したがって、一番無難なのは両方とも残して、それぞれ概念のカバーする範囲の情報を適切に記載することなのかな、と思います。統合するなら、肝周囲炎が病態の一部であるという点で複合的な[[フィッツ・ヒュー・カーティス症候群]]の項目を、よりシンプルで一般化された概念である[[肝周囲炎]]に統合する方がむしろよいと思います。--[[利用者:Virion|Virion]] 2009年12月31日 (木) 08:51 (UTC)

2009年12月31日 (木) 08:51時点における版

外部リンク画像について

ForSex - 肝周囲癒着(Fitz-Hugh-Curtis症候群)は、元々あった外部リンクを、Biyo46氏が9月21日 02:28になぜか削除し、9月21日 02:30に再投稿しました。そして、しまあじ氏が宣伝リンクとして削除しています。おそらく、Biyo46氏はあちこちに宣伝リンクを投稿していたため、しまあじ氏は、ForSex - 肝周囲癒着(Fitz-Hugh-Curtis症候群)をBiyo46氏の広告として削除したんじゃないかと想像します。しかし、Biyo46氏が宣伝しているサイトとは、違うサイトですので復活させておきました。症例写真はあった方がよいと思います。--121.116.148.229 2009年9月23日 (水) 23:25 (UTC)[返信]

履歴を良く確認せず、失礼しました。対処ありがとうございました。--しまあじ 2009年9月25日 (金) 15:51 (UTC)[返信]

肝周囲炎との統合について

2009年12月4日 (金) 06:32、IPユーザ219.164.48.10さんによって、「肝周囲炎」が立項されましたがこちらのページの存在をご存じなかったものと思われますので、「フィッツ・ヒュー・カーティス症候群」への統合を提案します。--Tatsundo h 2009年12月5日 (土) 20:00 (UTC)[返信]

両者は同義ではありません。 「FHC症候群では、基本的に肝周囲炎を伴う(特徴とする)」、という関係ですよ、たぶん。--Lakebuel 2009年12月11日 (金) 11:20 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。確かに、これら[1][2][3]を読むとご指摘のように「骨盤内感染症+肝周囲炎=フィッツ・ヒュー・カーティス症候群」とも読み取れますね。とすると、肝周囲炎の説明の大半が誤り(フィッツ・ヒュー・カーティス症候群を説明していると読み取れる)ということになるのでしょうか。--Tatsundo h 2009年12月11日 (金) 16:30 (UTC)[返信]
議論が停滞してしまっておりますので、Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 医学へ意見および適切な方向への修正などの参加を求めました。--Tatsundo h 2009年12月28日 (月) 19:02 (UTC)[返信]
こんにちは。専門ではありませんが、わたしも肝周囲炎とFitz-Hugh-Curtizはほぼ同義語と思っていました。議論のために思考回路を説明しますと、肝周囲炎とは病理学的な記載であり、Fitz-Hugh-Curtizは症候群なわけでたとえPIDを含まないとしても同義語でないことは明らかなのですが、しかしほぼすべての肝周囲炎はFitz-Hugh-Curtizによって起こるものと認識していたということです(Tatsundo hさんもそう感じでおられたならどこかの教科書にそう書いてあるのでしょう)。今Mandellなどの正統な教科書が手元にないのですが、ネットで調べた限りですと、Kasper RL. J Infect Dis 1977;136:37.[4]によると淋菌による心内膜炎に続発する肝周囲炎があるとのことです。したがって辞書的にはこれらを統合するべきではないということになるのかもしれません。
なぜこのように面倒な書き方をしたかというと、肝周囲炎の記事を書いたヒトはおそらく私やTatsundo hさんの当初の考えと同様の考えをもとに書いたのではないかと推察するもので、Lakebuelさんのようにさらなる知識があって、必要があると認識した上で肝周囲炎を書いたわけではないと思われるからです。したがって別々の記事であってもよいとは言え、現状の肝周囲炎の記事であるならばやはりこれは必要なさそうで、残すなら病理学的もしくは画像所見の記載を重点的にし、臨床所見は書くべきではないと思います。さきほどの心内膜炎由来の肝周囲炎を考えると当該項の記載は誤っていると考えます。病理、放射線の専門の方がいればよいのですが。統合してもよいとは思いますが、欧米型の問診・診察を重視する臨床スタイルならFitz-Hugh-Curtizのみでいいと思うのですが、日本の検査・画像重視のスタイルなら放射線科の画像所見を見た医師もしくはそれを伝えられた患者様がWikipediaを閲覧する可能性が高いことから、肝周囲炎を現状から大幅に書き換えた上で残すことはありでしょう。--BAZIAN 2009年12月29日 (火) 09:18 (UTC)[返信]
同じく���門ではありませんが、私も純粋に医学的にはBAZIANさんとほぼ同意見です。ただし、Fitz-Hugh-Curtis症候群が病理診断名ではなく臨床診断名であることに議論の余地はないと思いますが、懸念すべきは本来病理学的記載であろう肝周囲炎という名称も現実的には医師の裁量で臨床診断名として用いられる例があるのではないかということです。実際にうちの病院の診断名システムでも肝周囲炎という言葉は使用可能ですし、ICD-10にもK65に肝周囲炎が登録されています。一方、K67にはクラミジア腹膜炎や淋菌性腹膜炎が別個に登録されていますが、Fitz-Hugh-Curtis症候群は登録されていません。従って、肝周囲炎を完全に病理的概念として扱ってWikipedia記載するのはやや難しいかもしれません。
したがって、一番無難なのは両方とも残して、それぞれ概念のカバーする範囲の情報を適切に記載することなのかな、と思います。統合するなら、肝周囲炎が病態の一部であるという点で複合的なフィッツ・ヒュー・カーティス症候群の項目を、よりシンプルで一般化された概念である肝周囲炎に統合する方がむしろよいと思います。--Virion 2009年12月31日 (木) 08:51 (UTC)[返信]