- その他の Skyrim (スカイリム) については、Skyrim (曖昧さ回避) を参照してください。
The Elder Scrolls V: Skyrim | |
---|---|
公開情報 | |
開発者 | Bethesda Game Softworks |
パブリッシャー | Bethesda Softworks |
ゲームエンジン | Creation Engine Havok |
リリース日 | 2011年11月11日 2011年12月8日日本語版 |
ジャンル | アクションRPG、オープンワールド |
モード | シングルプレイヤー |
レーティング | ACB: MA15+ BBFC: 15 CERO: Z ESRB: M USK: 16 PEGI: 18 |
プラットフォーム | PC, Xbox 360, PS3 |
ゲーム情報 | |
セッティング | Skyrim (スカイリム) |
年代 | 4E 201 |
The Elder Scrolls V: Skyrim (ジ・エルダースクロールズV: スカイリム) は Bethesda Game Studio によって開発され Bethesda Softworks によって公開された シングルプレイヤー・ロールプレイングゲーム。
The Elder Scrolls アクション/アドベンチャー RPG ファンタジー ゲームシリーズの第5作目であり、The Elder Scrolls IV: Oblivion の200年後の the 4th Era (第4紀) にあたる。このゲームはトピーカ (Topeka) の Spike Video Game Awards で2010年11月に、リリース日が2011年11月11日とアナウンスされた。それは Radiant Storytelling や Radiant Story、 クエスト引き立てる支援、新しく書く改善されたグラフィックエンジンとともに Radiant A.I を特色づけた。[1][2]
構想[]
The Elder Scrolls IV: Oblivion の事件から200年が経過した。そして現在は 4E 201、つまりFourth Era (第4紀) の 201年目である。 Skyrim の The High King が殺害され Skyrim の土地に内戦の恐れが漂っている。片方は滅びゆく帝国からの離脱を願う。だが一方では帝国のために戦う価値があると信じて帝国に一部に留まることを願っている。さらに悪いことに、この分裂は、Nord の破滅の神 Alduin の支配下にあるドラゴンの帰還を導くElder Scrolls によって予言された最終イベントである。
プレイヤーは Skyrim の国境を超えた結果として死刑執行に導かれ、Imperial Legion (インペリアル・レギオン、帝国軍団兵) に拘留されてゲームが始まる。プレイヤーが斬首台に正面から横たえるとき、ドラゴン Alduin が攻撃する。混乱の真っ最中に、リーダーで囚人仲間の Ulfric Stormcloak (ウルフリック・ストームクローク) とともに数人の Stormcloaks (ストームクロークス) がプレイヤーの脱出に力を貸す。プレイヤーは Ulfric と一緒にやってきた Stormcloak Ralof か、死刑執行に送り込んだ囚人の名前を読み上げた Imperial soldier (帝国兵) を支援するか、どちらかを選ぶ。プレイヤーは後に、自分が Alduin とドラゴンを打倒する努めを任されている Dovakiin (ドヴァキーン) または Dragonborn (ドラゴンボーン) だと知ることになる。いつかは、プレイヤーは Delphine と Esbern というBlades (ブレーズ) の最後の生き残りの2人に出会う。
ナレーション[]
You should have acted. They're already here.
The Elder scrolls told of their return.
Their defeat was merely a delay.
From the time after Oblivion opened.
When the sons of Skyrim would spill their own blood.
But no one wanted to believe. Believe they even existed.
And when the truth finally dawns, it dawns in fire.
But there is one they fear.
In their tongue, he is Dovahkiin - Dragonborn!
再来の日が来た。先手を打っておくべきだった
エルダースクロールは再来を予見していたのだから
先の勝利は再来を遅らせたに過ぎない
オブリビオンの扉が開かれたのち
"スカイリムの子"は自ら血を流し続ける
だれもが信じたくはなかった。その存在すらも
真実を悟ったとき、すべては炎に包まれる
しかし奴らも恐れる者がいる
奴らはドヴァキーンと呼ぶ - 龍の血脈![3]
セッティング[]
The Elder Scrolls の第5作目は Nord の分離主義者の派閥と帝国の IV Legion (第4レギオン) との両者間で現在進行中の内戦に脅かされた Skyrim で起こる。同時にゲームの中心的な敵対者 great dragon Alduin (一見したところかけ離れているが、宗教上は Nord の Akatosh に相当すると見られている) 率いるドラゴンが帰還している。
Skyrim は Tamriel の最北端の地域であり、その地形は山、雪深いツンドラ、松林、田舎の田園地方、厳寒の田園地帯から成る。その建築様式は雰囲気は The Elder Scrolls IV: Oblivion に登場する Bruma (ブルーマ) の町に非常によく似ている。 Oblivion の Cyrodiil (シロディール) とおおよそ同じサイズ (総面積は約 41 平方キロメートル または 15.8 平方マイル)ではあるが、Tamriel のすべての地域でもっとも人口が少なく、Cyrodiil よりもよく生い茂った森に草の多い地域を特色づけている。行政区分では5つの都市しかないが、ほとんどが Cyrodiil の町よりも大きく、すべてを分け隔てる巨大な荒野の土地を介して点在する小さなタウンシップを補っている
Skyrim の至るところに 150以上のダンジョンが点在している。帰還機能であるファストトラベル (Fast-trevel) は、以前に一度でも訪れたことによってマークされたロケーションプレイヤーを一瞬にして移動できる。
シリーズ中の新しい敵は、Mountain Giants (マウンテンジャイアント)、Frost Trolls (フロストトロール) マンモス、Frostbite Spiders、Ice Wraiths、Hagraven、ドラゴンである。ゲームは敵意のないドラゴンを特色づけているが、ドラゴンは極めて珍しい存在で、通常はストーリー展開で有用な存在である。Daggerfall 以来から初めて、ゲームにはいくつもの外観で作られた子供も描かれている。
High Rock (ハイロック) と Morrowind (モロウィンド) のような Tamriel の他の地域も、Hammerfell や Cyrodiil の大部分もゲームの中に含まれている。にもかかわらず、味気がなくアクセスができない州である (コンソールコマンドを使用した場合を除く)。考えようによっては、将来この拡張やダウンロードコンテンツに関する代用の土地の可能性もある。この可能性を指し示すヒントが含まれている: 一見したところ Morrowind の地方に入る Riften (リフテン) の南東にある通り抜けられないゲート。Imperial City にあった場所にある半分だけ模した White Gold Tower (ホワイトゴールドタワー) の一部。
ゲームプレイ[]
全長: | 0:12 | |
説明: | The Official Elder Scrolls V: Skyrim Theme Song |
Skyrim は Elder Scrolls シリーズの基礎を築いた伝統的なオープンワールドのゲームプレイを保ち続けている。プレイヤーは徒歩または馬に乗って意のままに Skyrim の土地を自由に放浪できる。プレイヤーは18のスキルを鍛えることができる。このスキルのレベルを上昇させることがプレイヤーの全体的なレベルの成長に寄与する。また高レベルのスキルは、低レベルのスキルの増大よりも次のプレイヤーレベルへとより大きな後押しをする。伝統的なRPG のクラスシステムのコンセプトは Skyrim では廃止された。それはプレイヤーが、固定されたクラスでキャラクターを実際に縛らないやや伝統的な方法でスキルを専門化するperk (パーク) を使える自由造形なシステムにとって変わられた。Perks はスキル特有の能力で、"skill tree" 「スキルツリー」と呼ばれる枝分かれグループのシステムで編成されている。プレイヤーはキャラクターのレベルが上がる度に数多くの perks から1つを選ぶことができる。プレイヤーレベリングは、多少、以前のElder Scrolls ゲーム以外のところを拡張している。すべてのスキルが100になったときの最大レベルは81まで到達する。この制限は、レベルが50を超えてから経験曲線が著しい先鋭化も手伝っている。[4]
武器と防具は鍛冶屋でプレイヤーが生産できる。他の制作施設を使ってすべての装備品を改良できる。ただしプレイヤーが要求するスキルレベルと perks を有しているという条件がつく。これは幅広い装備のバリエーションと、最高のスキルを持つキャラクターに適切に強力な装備を身につける余裕を認めている。プレイヤーは、余分なダメージを与えたり特殊な能力を得るために武器をエンチャントすることもできる。
白兵戦闘は The Elder Scrolls IV: Oblivion のシステムを超えた。武器攻撃は不安定性が減りさらに一層現実的なペースで展開するようになった。前作の Blade と Blunt のような武器のタイプは、各perk から別々に恩恵を受ける war axe (ウォーアックス) と mace (メイス) とsword (剣) を凝集して One-handed (片手) と Two-handed (両手) 武器スキルになった。例えば、斧は余分な bleeding damage (出血ダメージ)を与え、剣は素早く攻撃でき、クリティカルヒットの確率が上昇するようになり、メイスは攻撃中にゆるやかな速度でアーマーの侵蝕を増大させている。プレイヤーキャラクターによる串刺しの刑や首斬りのような殺しの一撃のスローモーションを見せる特殊な "critical kills" 「クリティカル・キル」も追加された。
Lockpicking (ピッキング) がOblivion から変更された。もはやピンとタンブラースタイルではなくなり、代わりに Fallout 3/New Vegas (Bethesda Softworksの別のゲーム) に似たピッキングシステムになった。プレイヤーは左のスティックでピックを、右でテンションレンチを操作する双方のアナログスティックを使う。ピックは180度の範囲でロックの上部を回転させる。回転によって開錠を可能にするスポットがある。大きなスポットはロックの難易度が難しくなるに連れて小さくなる。プレイヤーが現時点の場所でのピッキングの試みを決定した時点で、アナログスティックは右か左へ移動する (どちらにしてもゲームでは右方向に回転する)。そしてもしその位置が間違っていれば即、抵抗を受ける。もし正しい場所に近ければ近いほど、錠前が少し動いてから抵抗する。もし錠前が水平位置から完全に垂直になれば、ロックが開く。
Skyrim では Oblivion と比べると、スペルのシステムが大幅に変更された。Fire (ファイア)、frost (フロスト)、shock (ショック) スペルは有用な追加効果を持つようになった。fire は追加の burn (焼き) ダメージを与え、shock は犠牲者の Magicka に通常ダメージの50%のダメージを与え、frost スペルは犠牲者の Stamina に通常ダメージの100%のダメージを与える。各流派 (school) でマスターレベルのスペルを得るためのクエストが実装された。これらのスペルには特殊な詠唱アニメーションがあり、多くの場合、同等の下位のスペルよりもさらに迫力ある効果がある。Mysticism の系統は魔法システムから完全に除去された、Mysticism は他の魔法系統に再分配されている。
Oblivion のために作られたシステム、Radiant AI (人工知能) を活用している Skyirm は、NPCに「追加のパラメータに従いたいことをする」ことができるように改正された。この更新されたシステムはNPCとNPCの周囲との間の大きな相互作用を可能にした。NPCはさらに採掘、製粉、鋳造、薬の生成、調理などさまざまな単純作業をするようになった。そしてNPCはた仕事中にたとえプレイヤーが話しかけようと、そのようなビジネスで普通に生活を続ける。その上、Skyrim にプレイヤーの結婚が実装された。 結婚前の短い交際期間で性別を問わず選んだNPCとの結婚を経て、伴侶の他に、配偶者としての唯一のさまざまな恩恵を受ける。プレイヤーは酒場や店や各支配地域で称号を獲得することでゲーム内でコンパニオンやフォロワーを持つこともできる。プレイヤーが各支配地域のthane (従士) になったとき、自動的にプレイヤーの力になるコンパニオンを得ることができる。
スキル[]
次の通り、全部で18のスキル、各々6つのプレイのスタイル (魔法、戦闘、ステルス)がある:
The Mage[]
- Alteration
- Conjuration
- Destruction
- Illusion
- Restoration
- Enchanting
The Warrior[]
- Archery
- Block
- Heavy Armor
- One-Handed
- Two-Handed
- Smithing
The Thief[]
- Alchemy
- Light Armor
- Lockpicking
- Pickpocket
- Sneak
- Speech
Acrobatics と Athletics はゲームから完全に除去された。落下ダメージは落下距離に対応し、新しく実装された sprinting (スプリント、全力疾走) 機能で戦闘以外でも戦闘中でもどちらでもプレイヤーはさらに高速で走ることができるようになった。
レベルアップとクラスととカスタマイゼーション[]
The Elder Scrolls V: Skyrim のレベリング・メカニクスは、スキルそのものを使うことでレベルアップさせた十分な量のスキルを確保した後でプレイヤーがレベルアップする、以前のタイトルのものに似ている。ゲームディレクター Todd Howard (トッド・ホワード) はゲームの「全く正確な」レベルキャップ (レベルの最大値) は 70と述べた[5]が、Prima Official Game Guide ではレベルキャップは「およそ80」と述べている。[6] 前作の Elder Scrolls ゲームとの最大の違いの1つはもはやメジャースキルとマイナースキルの明確な区別がなくなったことである。代わりに、すべてのスキルが同等に扱われ、すべてのスキルがレベルアップに寄与するようになった。[7] この変更の結果、もはやキャラクター作成のためのクラス選集コンポーネントが無くなった。
The Elder Scrolls シリーズに大きな影響を与える新機能は、専門化を促進できる、レベルが上がるごとに確保できる 251 の perks が追加されたことである。各スキルは、天空で perk ツリーを表しているノードの星々で組み立てられた星座で提供される。例えば、片手武器を使うプレイヤーは敵の防御を無視する perk でメイスを専攻したり、剣のクリティカルヒットのチャンスを増やす perk を選んだり、時間とともに敵に損傷を与える出血をさせる perk を選ぶことで斧を優先することができる。
キャラクターの視覚的カスタマイゼーションは、予め作られた顎髭、顔、出陣化粧 (war paint)、傷のような新しいカスタマイゼーションオプションや、他に洗練された美顔構築の導入によって、前作の Elder Scrolls ゲームからさらに洗練された。大半の顔の特徴のさまざまなプリセットと一緒に、ボディサイズも編集可能な機能になった。
Elder Scrolls シリーズにとって目新しいものは、ゲーム世界の至るところに散在する大きな彫刻のオベリスク、Guardian Stones (ガーディアンストーン、大守護石) である。これは単一つまたは3つからなる一塊の一群が見つかる(ゲーム開始地点付近)。この石をアクティベートすると、そのキャラクターは1つ以上のボーナスやパワーを得る。新しい石は後で選びなおすことができるが、同時にアクティブにできるのは1つの石だけである。各々が前作の13の Birthsign に対応しかつ置き換えられたもので、13の Guardian Stone がある。
8つの能力値をレベルアップで増加させていた以前の Elder Scrolls ゲームとは違い、Skyrim では3つの変数のみ、レベルごとにそれらから1つのみ増加させられる: Health、Magicka、Stamina。これは、8つの能力値が単純に上記3つの能力値の増加という方法に変えられて、簡素化したレベルアッププロセスと不必要なステータスの上昇を押させるという二重目的に終止符を打たせた。
種族[]
- 詳細は Races (Skyrim) を参照
プレイヤーはTamrielの種族──Imperial (インペリアル)、Nord (ノルド)��Redguard (レッドガード)、Breton (ブレトン)、Dunmer (ダンマー)、Altmer (アルトマー、ハイエルフ)、Bosmer (ボズマー、ウッドエルフ)、Orsimer (オルシマー、オーク)、Khajiit (カジート)、Argonian (アルゴニアン) ──のうち1つを選んで自分のキャラクターを巧みに創りあげることができる。各種族は個別のパワーと受動的なボーナスのほか、それぞれ少数のスキルがわずかに高いことを特徴としている。例えば、ハイエルフは50の余分な magicka、一日に一回60秒間 magika 回復速度が大幅に上昇する能力を持ち、数種の魔法スキルに5ポイント追加した状態でゲームを始める。
プレイ可能な種族には以下のものがある:
- Altmer (ハイエルフ - Summerset Isles (サマーセット・アイランド))
- Argonian (アルゴニアン、爬虫類またはトカゲ - Black Marsh (ブラックマーシュ))
- Breton (ブレトン、人間 - High Rock (ハイ・ロック))
- Bosmer (ボズマー、ウッドエルフ - Valenwood (ヴァレンウッド))
- Dunmer (ダンマー、ダークエルフ - Morrowind (モロウィンド))
- Imperial (インペリアル、人間 - Cyrodiil (シロディール))
- Khajiit (カジート、猫科の動物 - Elsweyr (エルスウェイル))
- Nord (ノルド、人間 - Skyrim (スカイリム))
- Redguard (レッドガード、人間 - Hammerfell (ハマーフェル))
- Orsimer (オルシマー、オーク - Orsinium (オルシニウム))
ゲームプレイ中に言及されている、プレイできない種族も2種類存在する:
- Falmer (ファルマー) - Snow Elves (スノーエルフ) は Nord よりも以前から Skyrim に居住していた種族。このエルフは Nord に虐殺され地下へと逃げた。ここで Snow Elf は Dwemer (ドワーフ) の隠れ家を見つけた。Dwemer は結局 Snow Elf を裏切り、失明を引き起こす有毒菌を無理やり食べさせられた。その藻の影響は Snow Elf を、Dwemer ruins (ドワーフの廃墟)と Falmer Hives (ファルマーの巣) の洞窟でよく出会う酷く不快な Falmer に変形させた。
- Dwarves (Dwemer、ドワーフ、ドウェマー) - かつては Vvardenfell (ヴァーデンフェール)、Skyrim、Hammerfell (ハマーフェル) の至るところに住んでいた、長らく消息不明の種族。Dwemer ruins の Animunculi で明らかなことだが、彼らは魔法以上に技術の利用を好み、Skyrim の至るところで見つかる Dwermer が作った機械、技術的な工芸品 は Dwmer (Deep Elves と訳されている) の生き残りを守る任務を遂行するために今でも未だに作動している。
戦闘[]
- 詳細は Combat (Skyrim) を参照
戦闘は前作までのシリーズから重大なオーバーホール (徹底的な改善) を受けた。ダメージは従来と比例して高くなり、白兵戦闘のペースは Oblivion より著しく遅くなった。 特殊なスペルの効果と、改修された Archery スキルによって増大した弓の有用性は、戦闘をさらに危険なものにし、結果的にさらに戦術的なものにしている。
戦闘の重要な側面と同様、ゲームに大きな影響を与える構想を練った仕掛けは、ゲーム内で言及されているように、シャウトを使うものが様々な強力な効果を持つ "Thu'um" (スーム) という活力を示すドラゴンの言語の使う Dragon Shouts (ドラゴンシャウト) 、Thu'ums (スーム) の存在である。このドラゴンシャウトには、fire breath (ファイアブレス)、「フォース」ようなプッシュ、混乱させる怒号といった効果他を含む。シャウトは断続的に使うことができる。各シャウトの既知の3つの構成する言葉のうち2つ以上の言葉を使うと、次のシャウトを使えるまでの時間が長くなるか短くなる。
ステルスを基本とした戦闘も、奇襲攻撃 (sneak attack) によるダメージが十分に高ければプレイヤーが密かにNPCに近づいて喉を斬るシネマティックな「暗殺」のようなキルムーブによって改善されている。さらに、ステルス看破と奇襲攻撃のダメージボーナスは、恐ろしい敵のそばに忍び込む熟練したスニークを身につけられる perk に左右される。また perk には、戦闘の真っ最中でさえスニーク状態によって一時的に不可視になれる能力がある。
One-handed weapons (片手武器) には剣、斧、メイス、ダガーが含まれる。two-handed weapons (両手武器) には greatswords (グレートソード、大剣)、battle-axes (バトルアックス)、ウォーハンマー (warhammers) が含まれる。Bows (弓) と Staves (杖) はゲームではゲーム上は遠隔兵器としてのみ特徴付けられている。素材の発展に伴う武器の追随は、鉄(Iron) の武器から始まり Dardric (ディドリック) 素材の武器に終わる Oblivion のそれににている。
敵のレベリングシステム[]
Oblivion のレベリングシステムに対する非常に強い風当たりによって、敵のレベリングは Skyrim では、 Fallout 3 (フォールアウト3) と似た手法を利用して処理されている。これにより、場所によっては、敵のレベルがプレイヤーのレベルに無関係に設定され、低レベルで戦おうとするプレイヤーが差し支えることになる。一方で他の場所ではその場所に最初に入ったときのプレイヤーのレベルに準じた敵のレベルと戦利品が決まる。第2の場合では、その敵はプレイヤーが最初に立ち入ったとききに決まるレベルに留まる。これはプレイヤーがゲームで早期に訪れたことがある場所は、その場所の敵を非常に容易く片付けることができることを意味している。
アーマー (Armor)[]
- 詳細は Armor (Skyrim) を参照
Armor (アーマー) は Oblivion よりいくらかさらに縮約されている。cuirasses (キラス、胸当て) と greaves (グリーブス、すね当て) は単独では存在しなくなり、その2つは、単一の装備としてひとまとまりになった、"armor" (アーマー、鎧) として扱われる。 ヘルメット、ガントレット (篭手)、ブーツ (靴) はOblivion から変更されていない。装備重量は大部分が変更された。もっとも重い ヘビーアーマーですらよりリアリスティックになった。これは著しく大きく制限されたインベントリの最大積載量がプレイヤーが Skyrim で手に入れたものを重くすることも手伝っている。 ヘビーアーマーとライトアーマーは2つの適切な範疇に留まっており、各々の素材の発展は少し違う。ライトアーマーは高レベルになるまで Hide (生皮)、Fur (毛皮)、Leather (皮革) に有利に働き、ヘビーアーマーは金属に有利に働く。さらに、防具と武器は使うことによる品質の悪化がなくなり、それゆえに前作の Armorer スキルと Repair Hammer による品質の維持の必要もなくなった。代わりに、武器と防具はgrindstone (回転砥石) や workbench (ワークベンチ) で各自改良できるようになった。
グラフィックスとインタフェース[]
Skyrim は Creation Engine (CE、クリエーション・エンジン) と呼ばれる Bethesda が自社開発した新しいエンジンを使用している。Creation Engine は高度なグラフィックス、徹底した遠景描画、変化の多い環境を念頭に置いて設計された。そして標高と地理的地域に基づいている起伏のある気象効果、リアリスティックな天候シミュレーション、写実的な流水、障害との現実的相互作用を持つ雨や雪のような環境効果を実装する能力がある。
注意: ゲームは 2012年6月11日 (月) 14:47 (UTC) の時点では 縦横比 4:3 の画面をサポートしていない。多くのメニューとテキストは、その機構を試みようとしたとき画面を遮る。
Radiant AI[]
Creation Engine は、ゲーム世界の至るところで NPCを左右する Oblivion の Radiant A.I. システムを新しく改善したバージョンを利用可能にしている。新システムでは、デベロッパーはNPCに、彼/彼女のユニークな正確にピッタリ合わせて各アクションを与える多種多様のタスクと特徴を割り当てることができる。それ故に、プレイヤーと Skyrim の NPC との相互作用が深まる。酒豪から働き者まで、怠け者から用心深い冒険者まで、NPCは、Oblivion のときよりもゲームで大部分の役割を果たし、さらに多くの興味深い多様性の役割を持つようになっている。
Radiant Story[]
Skyrim はクエストに影響を与え、それが機能する Radiant Story システムを導入している。Radiant Story は、プレイヤーの行動を基にして再度クエストが動的に変わり、それらをプレイヤーの能力に合わせてゲームを進行させる。例として、以前に探索したことがないダンジョンにプレイヤーが派遣され、プレイヤーが好む戦闘スタイルでもっとも効果的に打ち負かされる敵に直面する。これは、 Bethesda の以前のゲーム Fallout 3 (フォールアウト3) から受け継いでいる、ランダムに発生するユニークなイベントと遭遇である。これは意味有りげな人物からのNPCの書状や手紙配達クエスト、プレイヤーを探して攻撃する Hired Thug (雇われた殺し屋) のような相互作用を含んでいる。
ユーザインタフェース (HUD)[]
- 詳細は Character Menu を参照
新しいゲーム内のHUD は 以前のTESタイトルのものから合理化かつ効率化され、より新しくデザインし直さた。これはプレイヤーにより大きな没入感を与えるように��洗練されている。Magicka、Fatigue (stamina)、health のゲージは満タンのときは不可視になり、使用中のときだけ視界に入る。Oblivion のスペルタイマーや breath meter (ブレスメーター、呼吸計測器) のような一部の要素は完全に除去された。クエストマーカーを表示する Oblivion のコンパスと、Dragon Shouts のクールダウン表示機能は、きちんと整理されて画面上部に再配置されている。
Skyrim のメニューシステムもまた著しく変化した。今、ゲーム内のキャラクターメニューをアクティベートすると、プレイヤーをいわばコンパスで誘導する。この十字のコンパスは、インベントリ、スキル/レベルアップ、魔法、マップをフィーチャーしている。これらはそれぞれ、Oblivion よりも著しい変化を伴って明確な機能を簡潔に表示する。ゲーム内のすべてのアイテムはインベントリ画面では完全に3Dでレンダリングされており、プレイヤーは、それを装備することも、ゲーム世界にそのアイテムをわざと落とす必要もなくじっくりとそのアイテムを観察することができる。スペルに関しては、スペルがハイライトされたときにディスプレイを通して実現できる。ゲーム内のマップは、ロケーションマーカー表示、クエストガイドの矢印表示、ファストトラベル機能、曲がりなりにもクエストガイドに似たコンパスに表示される独自のガイド矢印配置機能を伴って Skyirm の3Dによる地形的表現にもなっている。
システム要件[]
最小構成環境[]
- OS: Windows 7/Vista/XP PC (32 or 64 bit)
- プロセッサ: Dual Core 2.0GHz または同等のプロセッサ
- メモリ: 2GB System RAM
- ディスク容量: 6GB の空き容量
- ビデオカード: 512MB搭載Direct X 9.0c 準拠ビデオカード
- サウンド: DirectX 準拠サウンドカード
推奨環境[]
- プロセッサ: クアッドコア・インテル CPU または AMD CPU
- メモリ: 4GB System RAM
- ビデオカード: 1GB のRAM 搭載 DirectX 9.0c 準拠 NVIDIA または AMD ATI ビデオカード (Nvidia GeForce GTX 260 以上、ATI Radeon 4890 以上)
オフィシャルプラグイン[]
3本のアドオンが Xbox 360 で "timed exclusive" (時間的に独占して) Skyrim 用にリリースされた。
- The Elder Scrolls V: Dawnguard - Xbox 360版が2012年6月26日、PC版が2012年8月2日にリリースされた。
- The Elder Scrolls V: Hearthfire - Xbox 360版が2012年9月4日に、PC版が2012年10月4日にリリースされた。
- The Elder Scrolls V: Dragonborn - Xbox 360版が2012年12月4日に、PC版が2013年2月5日にリリースされた。
開発[]
コンセプト・アート[]
Adam Adamowicz は Skyrim のコンセプトを沢山作った。[8]
日本国内での英語版の扱い[]
- 詳細は The Elder Scrolls V: スカイリム 日本語版 を参照
DVD-ROMのパッケージは、日本語版の発売日である2012年12月8日を過ぎてからは、日本語版でも英語版でもどちらを購入してもSteamの言語を設定することで、日本語でも英語でもプレイすることができた。
The Elder Scrolls V: Skyrim の英語版が発売されたのは2012年11月11日だが、The Elder Scrolls V: Skyrim の日本語版『The Elder Scrolls V: スカイリム』は2012年12月8日に発売された。日本語版の発売日よりも前に英語版のDVD-ROMパッケージを購入して、英語圏の国、例えばアメリカのインターネット回線に接続してSteamにログインして認証を済ませてプレイすることは可能だったが、いわゆるおま国という日本国内のホストからはわざとプレイさせない処置が行われユーザーの不満を買った。とくに英語版でプレイしたい欧米人なのに、日本国内に住んでいる環境という影響で日本語版の発売日までプレイできなかった欧米人の不満を買うことになった。それを回避するために欧米のプロキシ経由でSteamにログインしするという技も使われた。このおま国は The Elder Scrolls V: Dawnguard では実施されなかったものの、2012年10月5日に公式パッチ v1.7日本語版[9]と The Elder Scrolls V: ドーンガード 日本語版[10] が Steam で配信されると、同時にPC版の配信日だった The Elder Scrolls V: Hearthfire [11]でも行われ、日本国内のホストからは Hearthfire をダウンロードできなくなった。
日本語版[]
- 詳細は The Elder Scrolls V: スカイリム 日本語版 を参照
訳語と誤訳[]
The Elder Scrolls V: Skyrim の日本語版『The Elder Scrolls V: スカイリム』は2012年12月8日に発売された。 しかし翻訳内容に誤訳や悪訳、珍訳、訳語不統一などが散見した (参照 : The Elder Scrolls V: スカイリム公式日本語訳一覧)。公式に日本語版が存在しない前作のPC版 The Elder Scrolls IV: Oblivion や The Elder Scrolls III: Morrowind をプレイしてきたユーザーにとっては、今までの見覚えのある用語との違いにより誤訳に気づきやすい。一方で英語版をよく知らないユーザーにとっては、これらの誤訳に気が付かないこと、例えば Hold (ホールド) も Fort (要塞、砦) もどちらも要塞と訳されているためにこれらを同一のものと勘違いし、行政区としての Whiterun Hold を要塞化されている都市としての Whiterun と誤解することもありうる。他の例として、Balbus と Barbas の訳語がどちらもバルバスのため、これを同一のキャラクターと誤解しやすいというパターンもありうる。
日本ゲーム大賞[]
ゼニマックス・アジアが製作したゲームとして日本ゲーム大賞2012の「年間作品部門」で「優秀賞」を受賞している。[12]
メディアへの露出[]
Skyrim の映像が IFA2012 と2012年10月02~6日に幕張メッセで開催のCEATEC Japan 2012 で展示された東芝の4Kテレビのデモンストーレーションに採用された[13]。
ギャラリー[]
ビデオ[]
デモ[]
The Elder Scrolls V: Skyrim - Demo Part 1 |
The Elder Scrolls V: Skyrim - Demo Part 2 |
The Elder Scrolls V: Skyrim - Demo Part 3 |
外部リンク[]
- The Elder Scrolls Official Site | Skyrim
- Skyrim Forums
- Skyrim Database
- Full playlist containing Skyrim tutorials (YouTube)
- ウィキペディア日本語版の記事 The Elder Scrolls V: Skyrim
- ウィキペディアの記事 The Elder Scrolls V: Skyrim
参考文献[]
- ↑ The Elder Scrolls V: Skyrim. www.elderscrolls.com (December 11, 2010). Retrieved on December 11, 2010.
- ↑ Christopher Grant (December 11, 2010). Skyrim: Elder Scrolls 5 coming 11/11/11. www.joystiq.com. Joystiq. Retrieved on December 11, 2010.
- ↑ The Elder Scrolls V: Skyrim の日本語版オフィシャルトレイラー. www.elderscrolls.jp. Retrieved on 2012年6月12日.
- ↑ Elder Scrolls V: Skyrim: Prima Official Game Guide
- ↑ http://www.gameinformer.com/b/podcasts/archive/2011/02/03/toddhowardse.aspx
- ↑ Elder Scrolls V: Skyrim: Prima Official Game Guide
- ↑ http://www.gameinformer.com/b/news/archive/2011/01/26/the-art-of-skyrim.aspx
- ↑ Shawn Sines (May 15, 2008). Fallout 3 Dev Diary on Conceptual Design. FileFront.
- ↑ ゼニマックス・アジア. The Elder Scrolls V: Skyrim® パッチ1.7配信のご案内/PC版10月5日 PS3版、Xbox360版10月11日(予定). Bethesda Softworks. Retrieved on 2012-10-5.
- ↑ ゼニマックス・アジア. PC版『The Elder Scrolls V: Skyrim®』ダウンロードコンテンツ『Dawnguard™』が日本語でプレイ可能になりました. Bethesda Softworks. Retrieved on 2012-10-6.
- ↑ Bethesda Softworks (2012-10-4). Hearthfire available on Steam (英語). Bethesda Softworks. Retrieved on 2012-10-6.
- ↑ CESA (2012-9-20). 日本ゲーム大賞2012 > 受賞作品 > 年間作品部門 優秀賞 The Elder Scrolls V: Skyrim (日本語). CESA. Retrieved on 2012-9-22.
- ↑ ゼニマックス・アジア (2012-10-2). Skyrimの映像が東芝4Kテレビのデモンストレーションに採用. ゼニマックス・アジア. Retrieved on 2012-12-4.
メインシリーズ: | |
---|---|
Arena • Daggerfall • Morrowind (Tribunal | Bloodmoon) Oblivion (Shivering Isles | Knights of the Nine) • Skyrim (Dawnguard | Hearthfire | Dragonborn) | |
スピンオフ: | |
Battlespire • Redguard • Stormhold • Dawnstar • Shadowkey • Travels: Oblivion • Online | |
ストラテジーガイド: | |
Codex Scientia • The Daggerfall Chronicles • Battlespire Athenaeum • The Morrowind Prophecies • The Elder Scrolls IV: Oblivion Official Game Guide • The Elder Scrolls V: Skyrim Game Guide (Legendary Standard Edition) | |
ノベルス: | |
The Infernal City • Lord of Souls |
Skyrim のページ | |
---|---|
Skyrim • クエスト • 派閥 • ロケーション • キャラクター • ブックス • クリーチャー ドラゴン • Dovakiin • ドラゴンシャウト • ドラゴン語 • 他のページ |