国道176号線が上を通る中津高架橋下は1932(昭和7)年に造られました。昭和10年ころから市が通路の占用権を与えて、数多くの業者が入っていました。 ところが老朽化が進んでいること、南海トラフを震源域とする巨大地震などに備え、大阪市は高架橋の耐震化工事実施を決め、平成25年度中の立ち退きを文書で通知したとか。 とはいえ、立ち退きの反対運動もおこり、ネット情報では現在も25業者が高架下で飲食店や工場などを営んでいるとか。 薄暗く、結構幅のある通路が中央に走り、その両側に数少ないものの倉庫や店舗などの高架下建築が残っていました。総延長200メートル程度といわれています。 オレンジ色の街灯で照らされた不思議な空間。南側から北の端まで歩きましたが、すれ違った人は数人でした。 中津高架橋下 1932(昭和7)年 設計・施工 : 不明 大阪市北区中津6 撮影 : 2014.2.27 ピエロハーバー 南
