SO902i
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ |
発売日 | 2006年3月21日 |
概要 | |
OS | Symbian OS v8.1 + MOAP(S) |
CPU | OMAP2420 |
音声通信方式 | FOMA (W-CDMA) (800MHz、2GHz) |
形状 | ストレート式 |
サイズ | 109 × 46 × 20 mm |
質量 | 102 g |
連続通話時間 | 約140分間(音声通話) 約90分間(テレビ電話) |
連続待受時間 | 約500時間(静止時) 約390時間(移動時) |
外部メモリ | メモリースティック Duo / PRO Duo (〜2GB) |
日本語入力 | POBox |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | 非対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | 全透過型TFT液晶 |
解像度 | 240×320ドット (QVGA) |
サイズ | 1.9インチ |
表示色数 | 262,144色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 318万画素CMOS |
機能 | オートフォーカス 手ぶれ補正機構 バーコードリーダー |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 11万画素CMOS |
機能 | - |
カラーバリエーション | |
ダークブルー×ブラウン | |
レッド×レッド | |
ホワイト×ホワイト | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
FOMA SO902i(フォーマ・エス オー きゅう まる に アイ)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)が開発した、NTTドコモによる第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。
概要
[編集]SO902iは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ初となるFOMA端末。FOMA 90*シリーズ初のストレートタイプながらも高さは低く、他の902iシリーズ端末と同等の多くの機能や装備が、コンパクトなボディに収められた。かつてその小型さが話題を呼んだ、preminiシリーズを彷彿とさせるデザインである。こ��スタイルはFOMA STICK(フォーマ・スティック)と名付けられた。一方の面から見た場合は携帯電話、もう一方の面から見た場合はデジタルカメラとなるよう、両A面的なコンセプトのデュアルフロントデザインも特徴的である。カラーバリエーションはホワイト×ホワイト、レッド×レッド、ダークブルー×ブラウンの三種類。
オペレーティングシステムはSymbian OS 8.1で、マルチタスクを実現。日本語入力システムはPOBoxを採用。iチャネル・プッシュトークに対応。iアプリ『シムシティ3D for SO』がプリインストールされている。
ディスプレイは1.9インチ (QVGA) で、1平方メートルあたりの輝度が400カンデラのTFT液晶を搭載。傷が付きにくいウルトラハードコート処理によって、常時露出しているディスプレイ表面を保護してある。
背面にはFeliCa(iモードFeliCa)とカメラを装備している。318万画素CMOSイメージセンサによるデジタルカメラはオートフォーカスならびに手ぶれ補正機構を有し、高品質な静止画・動画の撮影を実現。撮影した画像や動画、その他マルチメディアファイルはメモリースティック Duoに保存する。
最大2GBのメモリースティック PRO Duoに対応するメモリーカードスロットを側面に備えている。
SO903iのような、高機能なデジタルオーディオプレーヤーは搭載していないが、AAC形式の楽曲ファイルであれば、iモーションとして再生できる。
小型化によって犠牲となった操作性については、ボタンを横一列ごと山なりに湾曲させたウェーブデザインキーを開発し解決を図っている。内蔵された白色発光ダイオード (LED) によって、暗所では文字が輝く。ボタンの誤操作を防止するロック機構は、側面のスライドスイッチによって切り替える。
バッテリーは、それまで発売されていたmova端末のSO505iシリーズ・SO506iシリーズ用に設計・販売されていたSO009に機械的・物理的な互換性を持つ、SO01が新たに設計・販売された。
よって、SO009に対応する端末では本機向けに設計されたSO01も使用することが可能で、その逆も使用可能である。
また、このSO902iをベースにし、新たに防水構造を取り入れたSO902iWP+が2006年6月30日に発売された。
歴史
[編集]- 2005年10月19日: D902i・F902i・N902i・P902i・SH902i とともに FOMA 902i シリーズの開発を発表。
- 2005年11月7日: 技術基準適合証明 (TELEC) の審査を通過(証明記号: 001XYAA1179)。
- 2005年12月13日: 電気通信端末機器審査協会 (JATE) による審査を通過(認定番号: A05-0522001)。
- 2006年3月21日: SO902i 発売。当初は2006年3月10日より発売開始と報じられていたが、製品の調整のためにずれ込んだ。
- 2006年6月30日: SO902iをベースに開発された防水端末、SO902iWP+発売。
- 2006年8月2日: 2006年7月以前に製造された約27万8,000台のSO902iを対象に、ソフトウェアアップデートの提供開始。
関連製品
[編集]MISSING PIECE
[編集]『MISSING PIECE』(ミッシング・ピース)は、SO902iの開発コンセプトを紹介する書籍。合計18人の著名なデザイナー・写真家らが参加。全ページに渡って長方形の穴が開けられており、これらの作品はSO902iの実機をはめ込むことで完成する。
発行は博報堂と、博報堂クリエイティブ・ヴォックス、風とバラッド株式会社。有限会社バッハが全国の書店で販売する。税込価格3,500円。
なお、本書にSO902iは付属しない。
HEAD PORTER製SO902i専用ケース
[編集]HEAD PORTERより、SO902i専用の端末ケースが発売された。Special Edition(税込5,775円)とStandard Edition(税込6,090円)の2種類。
ギャラリー
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デュアルフロントデザイン
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ウェーブデザインキー