3x3
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3x3 | |
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統括団体 | FIBA |
特徴 | |
身体接触 | あり |
選手数 | 4 (コートに3人ずつ) |
男女混合 | シングルないし混合 |
カテゴリ | 屋内もしくは屋外 |
ボール | バスケットボール |
実施状況 | |
オリンピック | 2020年 - |
3x3(正式呼称:スリーエックススリー[1])は、ストリート・バスケットボールなどで普及している3人制バスケットボールの一形態[2]ストリートボール3on3から生まれたスポーツ。国際バスケットボール連盟(FIBA)が国際競技連盟として推進しているスポーツ競技である。2020年東京オリンピック大会から正式種目として採用された。旧名称はスリーバイスリー[3][4][5][6]。
概要
[編集]試合は1チーム3人(交代要員含め4人)で、コートのサイズは通常のバスケットボールの半分(ハーフコート)と比較的少人数で気軽にできるスポーツである。
ハーフコートで行われるバスケットボールとしては、3on3(ストリートボール)が従前より行われてきていた。3on3には統一されたルールがないものの、おおむね、各プレーのスタートはセンターサークルより攻防側のフォーメーションが組まれた状態で始めることが多かった。
3x3は、攻守交代(スティールのみならず、得点を決められたときも含む)が発生した際は、いったん2ポイントラインの外側にボールを出せば止まらずに試合が続けられ、その点が3on3との違いの一つとなっている。
試合は1試合10分間の21点ノックアウトで行われ、ショットクロックは12秒。両チームが同一のゴールにシュートする。
通常のシュートによる得点は1点、通常のバスケットボールの3ポイントラインは2ポイントラインとなり、その外から決まったシュートでは2点となる。
大会
[編集]- 3x3.EXE PREMIER:台湾、インドネシア、ニュージーランド、日本、韓国、タイのチームが参加するプロリーグ。
- FIBA3x3ワールドカップ・FIBA 3x3 U23ワールドカップ・FIBA 3x3 U18ワールドカップ - FIBA主催の大会。
- FIBA 3x3ワールドツアー FIBA主催のクラブチーム大会。
- 3x3 3XS League:日本国内のチームが参加するプロリーグ
沿革
[編集]- 2007年 - 2007年アジアインドアゲームズにて国際競技大会の公開競技として初めて実施
- 2009年 - 2009年アジアユースゲームズで国際競技大会の正式競技として初めて実施
- 2010年 - ユースオリンピックで世界規模の競技大会の正式競技として初めて実施。FIBAがオリンピック正式種目入りを目指すことを表明。
- 2011年 - FIBA U-18世界選手権を初開催
- 2012年 - FIBA 3x3世界選手権(現FIBA3x3ワールドカップ)、FIBA 3x3ワールドツアー初開催。世界個人ランキングポイント制度 3x3Planet の導入
- 2013年 - 日本で3x3.EXE大会の開催を開始(翌年プレミアリーグ発足)
- 2017年6月9日 国際オリンピック委員会理事会で2020年東京オリンピックで正式種目での実施を決定
- 2021年 - 東京オリンピックで正式種目として初めて実施
- 2022年日本のプロリーグ参加チーム数が50チームを超えた。
脚注
[編集]- ^ “「3×3 バスケットボール」 呼称変更のお知らせ”. 日本バスケットボール協会 (2019年9月18日). 2019年9月29日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “3×3(スリーバイスリー)について”. JBA. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “3x3とは - What Is 3x3 - JBA 3x3 Official Web Site/公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)”. 日本バスケットボール協会. 2019年4月26日閲覧。 “3人制のバスケ「 3×3(スリーバイスリー)」”
- ^ IOC President Press Conference(44m54s〜) - YouTube
- ^ IOC President Press Conference (YouTube). スイス: IOC. 2019年10月3日. 該当時間: 44m54s. 2019年12月1日閲覧。