2014年のMLBオールスターゲーム
会場となったターゲット・フィールド | |
開催日時 | 2014年7月15日 |
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開催球場 | ターゲット・フィールド |
開催地 | ミネソタ州ミネアポリス |
最優秀選手 | マイク・トラウト (LAA) |
観客数 | 41,048人 |
2014年のMLBオールスターゲーム(英語: The 2014 Major League Baseball All-Star Game)は、ナショナルリーグとアメリカンリーグの間で行われた85回目のオールスターゲームである。2014年7月15日にミネソタ・ツインズの本拠地ターゲット・フィールドで行われた。監督は、ナショナルリーグはセントルイス・カージナルス監督マイク・マシーニー、アメリカンリーグはボストン・レッドソックス監督ジョン・ファレルが務めた。試合は5対3でアメリカンリーグが勝利、MVPには5回裏に決勝打となる適時二塁打を放ったロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのマイク・トラウトが選出された。
凡例
[編集]- 表中の守備の項は守備位置を示し以下の略記で示す。
- 表中のチーム名の略称についてはチームの表記参照。
- †:出場辞退 ‡:代替選出
試合結果
[編集]先発メンバー
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試合経過
[編集]- MVP
- マイク・トラウト (LAA)
- 1回裏の1打席目に先制の1点三塁打、5回裏の3打席目に決勝打となる1点二塁打と、3打数2安打2打点の活躍を見せた。
出場選手
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バッテリー
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選出選手
[編集]地元ミネソタ・ツインズからは、ファン投票で一人も選出されず[1]、監督推薦・選手間投票でグレン・パーキンスが選出され、カート・スズキが故障で出場辞退したマット・ウィータース(BAL)の代役として選出された。
ファン投票選出
[編集]投票結果は現地時間同年7月6日に発表された。最多得票は、ナショナルリーグが5,349,456票を獲得したトロイ・トゥロウィツキー(COL)、アメリカンリーグが5,859,019票を獲得したホセ・バティスタ(TOR)。
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監督推薦・選手間投票
[編集]最終投票
[編集]選出選手の発表後、選出に漏れた選手の中から各リーグ5名が選ばれ、最後の1枠をかけたファン投票(All-Star Final Vote)が同年7月6日から10日まで行われた。昨年同様、ノミネートされた各リーグの5名は、ナ・リーグは全員野手、ア・リーグは全員投手だった。
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ホームランダービー
[編集]オールスターゲーム前日の7月14日に第30回ホームランダービーが同球場で開催された。今年度から各リーグから5名を選出し、予選ラウンドがリーグ別に行われる制度に変更され、各リーグ1位の選手が決勝ラウンドに進む。ナ・リーグはトッド・フレイジャー(CIN)が、ア・リーグは前回王者のヨエニス・セスペデス(OAK)が決勝に進出。決勝ラウンドではセスペデスがフレイジャーの1本を大きく上回る9本を放ち、2年連続の優勝となった。
順位 | 選手(チーム) | ラウンド1 | タイブレーク | ラウンド2 | ラウンド3 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | トッド・フレイジャー (CIN) | 2 | 1 | 6 | 1 | |
2 | ジャンカルロ・スタントン (MIA) | 6 | - | - | 0 | |
3 | トロイ・トゥロウィツキー (COL) | 4 | - | 2 | - | キャプテン |
4 | ジャスティン・モルノー} (COL) | 2 | 0 | - | - | |
5 | ヤシエル・プイグ (LAD) | 0 | - | - | - |
順位 | 選手(チーム) | ラウンド1 | タイブレーク | ラウンド2 | ラウンド3 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヨエニス・セスペデス (OAK) | 3 | 2 | 9 | 7 | 前年優勝者 |
2 | ホセ・バティスタ (TOR) | 10 | - | - | 4 | キャプテン |
3 | アダム・ジョーンズ (BAL) | 4 | - | 3 | - | |
4 | ジョシュ・ドナルドソン (OAK) | 3 | 1 | - | - | |
5 | ブライアン・ドージャー (MIN) | 2 | - | - | - |
順位 | 選手(チーム) | 本数 |
---|---|---|
1 | ヨエニス・セスペデス (OAK) | 9 |
2 | トッド・フレイジャー (CIN) | 1 |
フューチャーズゲーム
[編集]試合2日前の7月13日には、同球場でマイナーリーグのオールスターゲーム“フューチャーズゲーム”が開催された。試合は米国選抜が世界選抜を3-2で下し、MVPには6回裏に逆転の2点本塁打を放ったジョーイ・ギャロ(TEX傘下AA級)が選ばれた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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世界選抜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 |
米国選抜 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 |
- 勝利:ジェイク・トンプソン (DET傘下A+級)
- セーブ:ノア・シンダーガード (NYM傘下AAA級)
- 敗戦:マイケル・フェリス (HOU傘下A級)
- 試合時間:2時間33分
選出選手
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脚注
[編集]- ^ ツインズの最多得票は捕手4位のカート・スズキだった(1,245,330票)。
- ^ a b c d e f g h i j k 故障のため出場辞退
- ^ a b c d 7月13日に登板したため辞退
- ^ 他リーグ移籍のため辞退
- ^ ジョーダン・ジマーマンの故障に伴い選出
- ^ マディソン・バンガーナーが7月13日に登板したため選出
- ^ フリオ・テヘランが7月13日に登板したため選出
- ^ ジョニー・クエトが7月13日に登板したため選出
- ^ タイソン・ロスが7月13日に登板したため選出
- ^ ヤディアー・モリーナの故障に伴い先発出場選手へ異動
- ^ ヤディアー・モリーナの故障に伴い選出
- ^ 田中将大の故障に伴い選出
- ^ デビッド・プライスの故障に伴い選出
- ^ マット・ウィータースの故障に伴い先発出場選手へ異動
- ^ マット・ウィータースの故障に伴い選出
- ^ a b アレックス・ゴードンの故障に伴い選出
- ^ ビクター・マルティネスの故障に伴い選出
- ^ フランキー・モンタスの故障に伴い選出
- ^ クリスチャン・バスケスのメジャーリーグ昇格に伴い選出
- ^ カルロス・コレアの故障に伴い選出
- ^ a b c d メジャーリ��グ昇格のため出場辞退
- ^ クリスチャン・ベタンコートのメジャーリーグ昇格に伴い選出
- ^ トレバー・メイの故障に伴い選出
- ^ ムーキー・ベッツのメジャーリーグ昇格に伴い選出