コンテンツにスキップ

1997年の全日本F3選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1997年の全日本F3選手権
前年: 1996 翌年: 1998

1997年の全日本F3選手権(1997ねんのぜんにほんF3せんしゅけん)は、1997年平成9年)3月29日 - 30日鈴鹿サーキットで開幕し、同年11月8日 - 9日に鈴鹿サーキットで閉幕した全10戦による1997年シーズンの全日本F3選手権である。

シリーズチャンピオンは6勝を挙げたトム・コロネルオランダ)が獲得した。

エントリーリスト

[編集]
車番 ドライバー 車名(シャシー/エンジン) エントラント
1 日本の旗 脇阪薫一 ANABUKI 397 無限
ダラーラF397/無限MF204B
株式会社童夢
2 日本の旗 立川祐路 ライアンTODAホンダ
(ダラーラF397/無限MF204B)
LIAN TODA RACING
3 日本の旗 OSAMU(第1 - 4戦) 東洋印刷 with LEYJUN
(ダラーラF397/無限MF204)
R・F・LEYJUN
4 ミカエル・サンタヴィルタ(第2、4 - 10戦)
日本の旗 蔵本信之(第3戦)
DALLARA F395改(第2戦)→KURAMOTO&KVR F3(第3戦)
→MONTANAダラーラHKS(第4 - 10戦)
(ダラーラF395改/HKS三菱4G93
TOMEI SPORT TEAM JAPAN
5 日本の旗 内山清史(第1 - 5、7 - 8戦) NIHON KIZAI F397 
(ダラーラF397/HKS三菱4G93)
NIHON KIZAI RACING TEAM
6 日本の旗 横山崇(第1 - 9戦) ANABUKI 396 無限
(ダラーラF396/無限MF204B)
株式会社童夢
7 オランダの旗 トム・コロネル(第1 - 5、7 - 9戦) TOM'S DALLARA F397
(ダラーラF397/トヨタ・トムス3S-GE
TOM'S
8 日本の旗 舘信吾 TOM'S DALLARA F397
(ダラーラF397/トヨタ・トムス3S-GE)
TOM'S
9 日本の旗 清水剛(第1 - 2、4 - 10戦) ThreeBond GO
(ダラーラF397/HKS三菱4G93)
PAL SPORT
10 日本の旗 井出有治(第1 - 2戦) M-digital F396
(ダラーラF396/無限MF204)
(有)アサダレーシング
11 日本の旗 高橋毅(第10戦) SUPER NOVA
(ダラーラF395/HKS三菱4G93)
(株)スーパーノヴァ
12 日本の旗 歌川拓(第1 - 2、6戦) ダラーラF396
(ダラーラF393/トヨタ・トムス3S-GE)
歌川拓
13 日本の旗 高木真一(第5戦)
日本の旗 海老原茂樹(第6 - 8戦)
TOMEI SPORT OPEL
(ダラーラF395/オペルC20XE)
PMS TOMEI SPORT
14 アルゼンチンの旗 セバスチャン・マルティノ(第1 - 8戦) TOMEI SPORT OPEL
(ダラーラF397/オペルC20XE)
PMS TOMEI SPORT
15 日本の旗 増田哲治(第1 - 5戦)
日本の旗 藤原靖久(第6 - 8戦)
TOMEI SPORT OPEL
(ダラーラF395/オペルC20XE)
PMS TOMEI SPORT
16 日本の旗 土屋武士 阪急交通社カリスマラリーアート
(ダラーラF397/HKS三菱4G93)
チームノバCARISMAラリーアート
17 日本の旗 河野尚裕(第1、4 - 5戦) ライアンTODA無限
(ダラーラF397/無限MF204)
LIAN TODA RACING
18 日本の旗 平野功 イエローハット397ラム&トス
(ダラーラF397/HKS三菱4G93)
チーム・イエローハット
19 日本の旗 阪口良平(第1 - 3、5、10戦) サムテックアキランド夢工房日和
(ダラーラF395/トヨタ・トムス3S-GE)
アキランドレーシング
20 日本の旗 加藤寛規(第5 - 7、9戦) ステラWithパル
(ダラーラF397/HKS三菱4G93)
PAL SPORT
22 日本の旗 山本茂(第2、4戦) タクルタートルF396無限
(ダラーラF396/無限MF204)
タクルタートルレーシングチーム
23 日本の旗 惣田季靖(第10戦) キョウエツ・ダラーラ395
(ダラーラF395/トヨタ・トムス3S-GE)
トリイレーシング
25 日本の旗 長島正興 メガネスーパーナンシンF397
(ダラーラF397/トヨタ・トムス3S-GE)
株式会社オフィス エヌ
32 日本の旗 密山祥吾(第1 - 2、4、6、8 - 9戦) BPオートスポーツ・F397 
(ダラーラF397/HKS三菱4G93)
PROJECT 4
33 日本の旗 来嶋真也(第1 - 6戦)
フィンランドの旗 リスト・ヴィルタネン(第7 - 10戦)
5ZIGEN・DALLARA
(ダラーラF395/トヨタ・トムス3S-GE)
NOW MOTOR SPORTS
37 日本の旗 本庄康幸(第9戦) KSD-キョウエツ-ダラーラ
38 日本の旗  徳田照幸 KDS ダラーラ トリイ トヨタ
(ダラーラF395/トヨタ・トムス3S-GE)
PROKIDAI WITH TORII RACING
39 日本の旗 中嶋廣高(第3 - 5、9 - 10戦)
日本の旗 壷林貴也(第7 - 8戦)
KDS ダラーラ トリイ トヨタ
(ダラーラF396/トヨタ・トムス3S-GE)
PROKIDAI WITH TORII RACING
53 日本の旗 五味康隆 芙蓉実業ダラーラF397
(ダラーラF397/トヨタ・トムス3S-GE)
芙蓉実業R・Sマエジマ
64 日本の旗 西翼(第1、3 - 6、8、10戦) SRS-FスカラシップF3
(ダラーラF396/無限MF204)
NAKAJIMA HONDA
64 日本の旗 吉村一誠(第1戦)
日本の旗 山口大陸(第4 - 10戦)
SRS-FスカラシップF3
(ダラーラF397/無限MF204)
NAKAJIMA HONDA
77 日本の旗 伊藤大輔 SEVモデューロ無限ホンダ397
(ダラーラF397/無限MF204B)
SKILL SPEED

スケジュールおよび勝者

[編集]
決勝日 開催サーキット 勝者 備考
第1戦 3月30日 鈴鹿サーキット トム・コロネル
第2戦 4月20日 筑波サーキット トム・コロネル
第3戦 5月18日 MINEサーキット 土屋武士
第4戦 6月1日 富士スピードウェイ トム・コロネル
第5戦 7月6日 鈴鹿サーキット トム・コロネル
第6戦 8月3日 スポーツランドSUGO 立川祐路
第7戦 9月7日 仙台ハイランド トム・コロネル
第8戦 9月28日 ツインリンクもてぎ トム・コロネル
第9戦 10月19日 富士スピードウェイ 決勝レース中の事故により中止
第10戦 11月9日 鈴鹿サーキット 伊藤大輔 

シリーズポイントランキング

[編集]
順位 車番 ドライバー 第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦 第10戦 総得点 有効得点
1 7 トム・コロネル 9 9 6 9 9 9 9 C 60 60
2 2 立川祐路 6 3 0 4 6 9 0 6 C 6 40 40
3 16 土屋武士 2 6 9 6 1 4 0 4 C 1 33 32
4 1 脇坂薫一 4 4 3 2 4 6 0 3 C 0 26 26
5 77 伊藤大輔 0 NS 0 3 0 0 0 1 C 9 13 13
6 8 館信吾 1 0 4 0 2 0 0 0 C 4 11 11
7 14 セバスチャン・マルティノ 3 1 0 0 0 0 6 0 10 10
8 9 清水剛 0 0 0 0 2 4 2 C 0 8 8
9 4 ミカエル・サンタビルタ 0 0 0 0 2 0 C 3 5 5
10 64 西翼 0 1 0 3 1 0 0 5 5
11 38 徳田照幸 0 0 0 0 0 3 1 0 C 0 4 4
12 20 加藤寛規 0 0 3 C 3 3
13 33 来嶋真也 0 0 2 0 0 0 C 2 2
13 12 歌川拓 0 2 DQ 2 2
13 33 リスト・ヴィルタネン 0 0 C 2 2 2
16 25 長嶋正興 0 0 0 1 0 NS 0 0 C 0 1 1
32 密山祥吾 0 0 0 0 0 C 0 0
18 平野功 0 0 0 0 0 0 0 0 C 0 0 0
3 OSAMU 0 0 0 0 0 0
6 横山崇 0 0 0 0 0 0 0 NS C 0 0
10 井出有治 0 0 0 0
53 五味康隆 0 0 0 0 0 0 0 0 C 0 0 0
17 河野尚裕 0 0 0 0 0
4 蔵本信之 0 C 0 0
5 内山清史 0 0 0 0 0 0 0 0 0
19 阪口良平 0 0 0 0 0 0 0
15 増田哲治 0 0 0 0 0 0
65 吉村一誠 0 C 0 0
22 山本茂 0 0 C 0 0
39 中嶋廣高 0 0 0 C 0 0 0
65 山口大陸 0 0 0 0 0 C 0 0 0
13 高木真一 0 0 0
15 西宮圭一 0 0 0
39 壺林貴也 0 0 C 0 0
15 藤原靖久 0 0 0 0 0
37 本庄康幸 C 0 0
11 高橋毅 C 0 0 0
23 惣田季晴 0 0 0
13 海老原茂樹 0 0 0 C 0 0
  • 各レースの1 - 6位に9・6・4・3・2・1のポイント
  • ベスト7戦による有効ポイント制
  • C=中止、R=リタイア、NS=スタートできず、DQ=予選不通過

外部リンク

[編集]