西臼杵郡
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人口16,813人、面積686.94km²、人口密度24.5人/km²。(2024年11月1日、推計人口)
以下の3町を含む。
高千穂町には、宮崎県の支庁として西臼杵支庁が設置されている。
郡域
1873年(明治17年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記3町に東臼杵郡諸塚村・椎葉村を加えた区域にあたる。
歴史
郡発足までの沿革
知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
幕府領 | 人吉藩預地 | 4村 | 大河内村、松尾村、向山村、下福良村 |
藩領 | 日向延岡藩 | 18村 | 七折村、岩井川村、分城村、山裏村、三田井村、下野村、押方村、向山村、田原村、上野村、河内村、五ヶ所村、鞍岡村、三ヶ所村、家代村、七ツ山村、岩戸村、桑野内村[1] |
- 明治4年
- 明治6年(1873年)1月15日 - 全域が宮崎県(第1次)の管轄となる。
- 明治9年(1876年)8月21日 - 第2次府県統合により鹿児島県の管轄となる。
- 明治12年(1879年)2月17日 - 郡区町村編制法の鹿児島県での施行により、行政区画としての臼杵郡が発足。郡役所が延岡に設置。
- 明治16年(1883年)5月9日 - 宮崎県(第2次)の管轄となる。
郡発足以降の沿革
- 明治22年(1889年)5月1日 - 町村制の施行により、以下の各村が発足。(10村)
- 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制を施行。
- 大正9年(1920年)4月1日 - 高千穂村が町制施行して高千穂町となる。(1町9村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止され、内務省告示第82号により西臼杵支庁(第1次)が設置される[2]。
- 昭和17年(1942年)12月1日 - 県内各郡に地方事務所が設置され、西臼杵支庁(第1次)を西臼杵地方事務所に改組。
- 昭和24年(1949年)4月1日 - 諸塚村・椎葉村の所属郡が東臼杵郡に変更。(1町7村)
- 昭和25年(1950年)4月1日 - 西臼杵地方事務所を西臼杵支庁(第2次)に改組。
- 昭和26年(1951年)4月1日 - 七折村・岩井川村が合併して日の影町が発足。(2町5村)
- 昭和31年(1956年)
- 昭和44年(1969年)4月1日 - 上野村が高千穂町に編入。(3町)
変遷表
自治体の変遷
明治22年以前 | 明治22年5月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|
上野村 | 上野村 | 上野村 | 昭和44年4月1日 高千穂町に編入 |
高千穂町 | 高千穂町 | |
高千穂村 | 大正9年4月1日 町制 |
高千穂町 | 昭和31年9月30日 高千穂町 | |||
田原村 | 田原村 | 田原村 | ||||
岩戸村 | 岩戸村 | 岩戸村 | 昭和31年9月30日 高千穂町 (岩戸・山裏一部) | |||
昭和31年9月30日 日の影町に編入 (山裏一部) |
日之影町 | 日之影町 | ||||
七折村 | 七折村 | 昭和26年1月1日 日の影町 |
昭和31年9月30日 改称 日之影町 | |||
岩井川村 | 岩井川村 | |||||
鞍岡村 | 鞍岡村 | 鞍岡村 | 昭和31年8月1日 五ヶ瀬町 |
五ヶ瀬町 | 五ヶ瀬町 | |
三ヶ所村 | 三ヶ所村 | 三ヶ所村 | ||||
諸塚村 | 諸塚村 | 昭和24年4月1日 東臼杵郡 |
諸塚村 | 諸塚村 | 諸塚村 | |
椎葉村 | 椎葉村 | 椎葉村 | 椎葉村 | 椎葉村 |
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治17年(1884年)1月26日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 45 宮崎県、角川書店、1986年9月1日。ISBN 4040014502。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
外部リンク
- 宮崎県西臼杵支庁
- 西臼杵郡に関連する地理データ - オープンストリートマップ
先代 臼杵郡 |
行政区の変遷 1884年 - |
次代 (現存) |