秋山和美
秋山 和美(あきやま かずみ、1955年3月13日 - )は、日本の財務官僚。名古屋国税局長や、国土交通省大臣官房審議官兼内閣官房内閣審議官、横浜税関長等を務めた。
人物・経歴
[編集]千葉県出身[1]。東京都立石神井高等学校を経て[2]、一橋大学経済学部卒業後、1978年 大蔵省入省、銀行局調査課配属。1980年 大臣官房調査企画課、1981年 大阪国税局、1982年 建設省住宅局政策課[3]、1984年 廿日市税務署長。1985年7月 国税庁長官官房総務課課長補佐。1987年 日本貿易振興会コペンハーゲン事務所長。1990年から大蔵省銀行局調査課課長補佐を務め、金融制度改革の法案策定にあたった[4]。
1992年 神戸税関総務部長。1994年 大阪国税局調査第一部長。1995年 大蔵省大臣官房企画官。1996年 名古屋国税局課税第一部長。1997年 国土庁計画・調整局特別調整課長。1999年 東京国税局課税第一部長。2001年 国税庁長官官房企画課長。2002年 国税庁課税部課税総括課長。2003年 独立行政法人造幣局東京支局長。2004年 預金保険機構検査部長[4]。2005年 預金保険機構財務部長[5]。2006年 中国財務局長[6]。
2007年 名古屋国税局長[7]。2008年 国土交通省大臣官房審議官(北海道局担当)兼内閣官房内閣審議官アイヌ総合政策室長[4][1][8]。2010年7月30日から横浜税関長を務め、利便性向上にあたるなどした[1]。2011年6月26日 東日本高速道路監査役[9]。2014年 財務省大臣官房付。同年 退官[10]、三菱日立製鉄機械社長付調査役。同年 プライメタルズ テクノロジーズ ジャパン調査役[5]、高松市観光大使[11]。2016年 菱洋エレクトロ監査役[8]、三井住友海上火災保険顧問。2019年SAMURAI証券取締役[5]。趣味は記念スタンプ集め[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c “横浜税関:「忠実に職務果たしたい」 秋山・税関長が着任会見 /神奈川”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2010年8月5日) 2019年10月24日閲覧。
- ^ 「霞が関人物録 千葉県(上)=県内随一の進学実績誇る県立千葉高卒多く」『医薬経済』第1387号、2011年1月1日。
- ^ 『全国官公界名鑑』(同盟通信社、2003年)
- ^ a b c d 秋山和美『横浜税関長 秋山 和美 氏』(インタビュアー:小竹・植草・中田)、横浜中法人会、2010年12月 。2019年10月24日閲覧。
- ^ a b c 連結子会社の新任社外取締役候補者の選任に関するお知らせSAMURAI&J PARTNERS株式会社2019年11月1日
- ^ “財務省人事略歴2”. 共同通信 (2006年7月24日). 2019年10月24日閲覧。 “式部透氏(近畿財務局長)、大久保和正氏(中国財務局長)、秋山和美氏(四国財務局長)”
- ^ “歴代国税庁幹部等名簿” (PDF). 国税庁. 2019年10月24日閲覧。
- ^ a b “2016/04/27有価証券報告書 (454KB:PDF)”. 菱洋エレクトロ. 2019年10月24日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “役員の経歴等の公表” (PDF). 東日本高速道路 (2011年10月1日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(平成28年4月1日~同年6月30日分)” (PDF). 内閣官房内閣人事局 (2016年9月20日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ 高松市観光大使 名簿高松市平成30年4月23日現在
官職 | ||
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先代 丸山純一 |
横浜税関長 2010年 - 2011年 |
次代 宗永健作 |
先代 新設 |
内閣官房アイヌ総合政策室長 2009年 - 2010年 |
次代 青木一郎 |
先代 林典彦 |
名古屋国税局長 2007年 - 2008年 |
次代 岩崎吉彦 |
先代 本田悦朗 |
四国財務局長 2006年 - 2007年 |
次代 清永道也 |
先代 乙部辰良 |
東京国税局課税第一部長 1999年 - 2001年 |
次代 岡本榮一 |
先代 氏兼裕之 |
名古屋国税局課税第一部長 1996年 - 1997年 |
次代 中山厚 |
先代 吉川元康 |
大阪国税局調査第一部長 1994年 - 1995年 |
次代 石原一彦 |