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神田愛花

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かんだ あいか
神田 愛花
プロフィール
本名 日村 愛花(旧姓:神田)[1]
出身地 日本の旗 日本 神奈川県の旗 神奈川横浜市港南区
生年月日 (1980-05-29) 1980年5月29日(44歳)
身長 156cm
血液型 O型
最終学歴 学習院大学理学部数学科
所属事務所 セント・フォース
職歴 NHKアナウンサー
福岡東京アナウンス室、2003年 - 2012年)
活動期間 2003年 -
配偶者 日村勇紀2018年 - )
公式サイト セント・フォース
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
その他 第56回NHK紅白歌合戦スキウタ』お披露目隊
福岡局第2代地上デジタル放送推進大使

神田 愛花(かんだ あいか、1980年昭和55年〉5月29日 - )は、日本フリーアナウンサー

セント・フォース所属。元NHKアナウンサー。身長156cm。本名:日村 愛花(ひむら あいか、旧姓:神田[1]。夫はお笑いコンビバナナマン日村勇紀

経歴

学生時代

横浜市出身[2]。子供の頃はお転婆な所があり、小学校で男子によるスカートめくりが流行った時に“ズボン下ろし”でやり返し[注釈 1]、教師にこっぴどく叱られたこともあるという[2]。小学6年生の頃に東洋英和中学部を第一志望、大妻中学校を第二志望として中学受験し、合格した大妻に進学[2]

大妻中学校・高等学校学習院大学理学部数学科卒業[3]。中学・高校時代には生徒会長を務めた。

1993年中学受験時に通っていた日能研の受験終了後の祝賀会に出席した際に日能研と『平成教育委員会』がタイアップしていたことから��『平成教育委員会』に出演していた逸見政孝司会をしていた[4]。逸見が「初めて見たプロ(のアナウンサー)」であり、それまでざわついていたその場を一瞬で掌握して鎮めて話を始め、子供たちが真剣に話を聞いていたのを見て「アナウンサーという職業ってすごいな」と思い、アナウンサーになりたいと思い始めたきっかけの一つであったと話している[5][6]

高校1年生の頃に将来を見据えて文系理系を選ぶ際、アナウンサーになるために文系に進むべきか得意な理系の仕事に行くべきか迷った[2]。担任教師に相談すると「アナウンサーを目指すならいっぱい言葉を知っていた方がいい」と言われ、その時は「苦手な国語を勉強しないといけないなら、アナウンサーになれなくてもいいかな」と思い、理系の進路を選択[2]

大学時代は理学部数学科教授の飯高茂研究室に在籍した[7]。また、大学在学中には女性ファッション雑誌読者モデルとして登場したことがある。3年生時にはミスキャンパスコンテストに黒の全身タイツで臨み[8]、「準ミス学習院」に選ばれた[3](この時の司会はタイムマシーン3号[9])。サッカーサークル『アル中』のマネージャーを務めていた[10]

就職活動の際、大学の先輩たちから「企業によって時々、圧迫面接をされることがある」と聞いて不安になった[2]。圧迫面接を受けてでもやりたい仕事は何かを改めて自問したところ、「アナウンサーしかない」と思い、一転アナウンサーを目指すことを決意[2]。東京キー局の試験を順番に受けたが、民放は全部不合格で最後に受けたのがNHKだった[2]。当時私生活でNHKの番組をほとんど見たことがなく、一次面接でNHKでは何の番組が好きかを尋ねられ、少し前に見た『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の内容を話した[2]。この応答に、面接官から普段NHKの番組を見ていないことを見透かされたが、合格した[注釈 2]

NHKアナウンサー時代

大学卒業後、2003年NHKに入局。初任地は福岡放送局であった[3]

同局時代、特に2005年以降は度々全国区の番組に出演、2005年には青山祐子の代役で『サタデースポーツ』、『サンデースポーツ』のキャスターを務めたほか、第56回NHK紅白歌合戦スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜』のお披露目隊として先輩の高山哲哉とともに主に東日本を担当し日本全国を走り回った。2006 FIFAワールドカップ放送では、総合テレビで日曜日の朝に放送されていたウィークリーハイライトのサブMCも務め、このこともあり期間中は毎週上京していた。

2007年春の東京異動後、2年間務めた塚原愛の後任として「愛から愛花へ」のキャッチフレーズで『爆笑オンエアバトル』6代目司会[注釈 3]BS hiの番組『にっぽん力検定[注釈 4]の司会となった[注釈 5]2007年11月25日には、全国高等専門学校ロボットコンテストの全国大会の司会を担当した。

2008年フジテレビで放送された『FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!』内「さんま・中居の今夜も眠れない」では、明石家さんまが選ぶ「さんまのラブメイト10」の4位とされた[11]

2012年1月にNHKを退職する意思を伝え[12]、3月31日付で退職。

フリーアナウンサー時代

NHKを去った後にフリー転身を目指して複数の芸能事務所と所属契約の交渉を行い、2012年7月、セント・フォースに所属することが決まる[13]

同年10月2日よりフリーとして活動開始。TBSラジオの『ザ・トップ5〜リターンズ』の火曜パーソナリティ[14] などを担当。

2013年4月から1年間フジテレビ『めざにゅ〜』のメインキャスター(月曜 - 水曜)を務めた[15]

2015年4月17日発売の写真週刊誌フライデーにて、お笑いコンビバナナマン日村勇紀との交際を報じられ[16]、双方の事務所も恋人交際を認めた[17]。ただし、神田と日村の双方の母親は二人の交際に反対していた[18]

2018年4月7日、日村との婚姻届を役所に提出し、結婚[19]。日村が当日のTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』で報告した。結婚後も旧姓で活動している理由について「神田だと神の字が付いているから、『』を失いたくない」と言ったことがその一つであると語っている[1]

人物

ハッキングが怖いという理由などで、ネット通販には消極的[20]

国語が苦手である。その理由について本人は、「本に書かれている文章から行間を読み解かなければいけないのが苦手。読み手によって解釈が変わるのが嫌。理数科目の問題の答えは一つなのに、国語は問題によっては答えがいっぱいあることが苦手なんです」と語っている[2]。NHKアナウンサー時代は漢字の読み間違いが多く[注釈 6]、また、選挙のニュースでは「公示」と「告示」の違いを分かっておらず大失敗したこともある[注釈 7]

子供の頃は駄菓子の他に、「色が濃すぎる」「味が刺激的」という理由からカレーキムチが親から禁止され、ニンニクラー油も自宅に置いてなかった[21][22]

お気に入りのアニメは『シティーハンター』。本人によると、子供の頃はテレビ鑑賞は1日30分まで(プロ野球中継のみ例外[23])と決められていたため、その視聴時間を『シティーハンター』のために費やしていたとのこと[24]

プロ野球ファンで、母親の影響もあって広島東洋カープを応援し、幼少期は自身の地元にある横浜スタジアムで観戦していた。2024年5月4日にはテレビ新広島との縁から、カープの本拠地・マツダスタジアム[25]始球式をした(バッターは横浜の桑原将志[26]。また、ヤクルトスワローズ(現:東京ヤクルトスワローズ)のファンクラブに入っていた時期もあった[27]

自身がMCを務めるバラエティー番組『ぽかぽか』(フジテレビ)で、本当に好きな歌舞伎役者は故・十代目坂東三津五郎だとゲスト出演した中村獅童の質問に対して答えた[28]。また国立劇場の初春歌舞伎公演初日観劇で人間国宝七代目尾上菊五郎がセリフを失念した(トチリ)目撃談も語っている[29]

3歳上の兄と弟がいる[30][31]

櫻井よしこ[32]安藤優子[33]を理想・目標としている。

趣味・嗜好

趣味は、海釣り[3][34]歌舞伎鑑賞[3]

資格・免許

出演番組

NHK勤務時

情報ワイド福岡いちばん星(2006年1月4日 - 2007年3月30日) - ニュース担当

フリー転向後

〇:出演中

テレビ

ラジオ

ウェブテレビ

配信ドラマ

映画

連載

NHK在籍時の同期アナウンサー

脚注

注釈

  1. ^ 本人は「女の子ばかりやられっぱなしなのはおかしい」と思い、帰宅後に兄に練習台になってもらって、後ろからズボンを下に引っ張る練習をしてから、翌日スカートめくりをした男の子にやり返したとのこと。
  2. ^ 本人によると、「面接した人事部の人から、『受けに来るなら敵が何を作っているかを把握しなきゃだめだよ』って叱られてしまいました。それでも受かったのが不思議だったため、入局後に一次面接の面接官に受かった理由を聞いたんです。そうしたら『きみは誰よりも目が、“アナウンサーになりたいんだ”って言ってた』とおっしゃったんです」と回想している[2]
  3. ^ この番組には夫である日村もバナナマンとして出場経験があるが、バナナマンが出場した年は1999年度から2003年度までであるため、ここで神田と日村が共演したことはない。
  4. ^ その後『双方向クイズ にっぽん力』に改題。
  5. ^ 『スキウタ』で共演した高山はかつて『オンエアバトル』の3代目司会者であった。
  6. ^ 例として「床の間」を「ゆかのあいだ」、「綱引き」を「あみびき」と読み間違えたことがある。
  7. ^ 本人によると、「公示は天皇陛下が関わる国事行為なので、私が間違えたことがNHK内で大問題になりました。一時期、NHKの女子トイレに公示と告示の説明文が貼られたりして、“二度と間違えないように”と全社にお達しが出てしまいました」と述懐している[2]

出典

  1. ^ a b c 神田愛花 日村ではなく、神田で活動し続けるワケ「失いたくない」”. スポーツニッポン (2020年2月2日). 2020年2月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊文春』2024年6月20日号.
  3. ^ a b c d e “準ミス学習院の神田愛花アナ 福岡時代から全国放送に異例の抜てき”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2012年7月5日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/07/05/kiji/K20120705003611660.html 2015年7月26日閲覧。 
  4. ^ (日本語) 【質問返し】テレビ局で出る好きなお弁当🍱大論争【ぽかぽか】, https://www.youtube.com/watch?v=RWu9RSKDCxU 2023年5月3日閲覧。 
  5. ^ “神田愛花 アナウンサー目指すきっかけになった小学生時代の出来事「初めて見たプロといいますか」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2021年10月17日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/10/17/kiji/20211017s00041000434000c.html 2021年10月18日閲覧。 
  6. ^ “二十歳のとき、何をしていたか? 第46回 神田愛花”. POPEYE 2024年7月号(927号) (マガジンハウス). (2024年6月11日). https://popeyemagazine.jp/post-216612/ 
  7. ^ サイエンスインタビュー 第3回 「挑戦し、極める」”. 学習院大学理学部. 2015年4月21日閲覧��
  8. ^ “神田愛花がミスコンで披露した自己アピールにスタジオ爆笑「黒い全身タイツで…」”. ABEMA TIMES 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』. (2021年12月17日). https://times.abema.tv/articles/-/10009668?page=1 
  9. ^ “神田愛花 大学ミスコンでの「まさかの一芸」明かされ赤面 田村真子アナは口あんぐり”. デイリースポーツ online. (2024年7月17日). https://www.daily.co.jp/gossip/2024/07/17/0017894569.shtml 2021年10月18日閲覧。 
  10. ^ 久しぶりに 学習院大学理学部数学科時代のサッカーサークル『アル中』が集合しましたー”. twitter. 2021年6月10日閲覧。
  11. ^ さんま・中居の名物番組 今年は放送無し 歴代“ラブメイト10”を振り返る”. モデルプレス (2017年8月6日). 2019年10月17日閲覧。
  12. ^ NHK神田アナ退社、フリーに転身へ 日刊スポーツ 2012年2月13日閲覧
  13. ^ 元NHKアラサー美人 神田愛花アナがフリー転身 スポーツニッポン 2012年7月5日閲覧
  14. ^ TBSラジオ 秋の新番組情報! アーカイブ 2012年9月21日 - ウェイバックマシン TBSラジオ
  15. ^ 元NHK神田愛花「めざにゅ〜」で早朝の顔に アーカイブ 2013年3月9日 - ウェイバックマシン (リンク先から見られる2ページ目も参照)2013年3月7日閲覧。
  16. ^ 『バナナマン日村とあの元NHK美人アナ仰天の半同棲中』フライデー 2015-04-17 アーカイブ 2016年9月14日 - ウェイバックマシン。2015年4月18日閲覧
  17. ^ 『バナナマン日村 8歳下・神田愛花アナと熱愛、ともに認める』(スポニチアネックス 2015年4月17日配信) 2015年4月18日閲覧
  18. ^ バナナマン日村の母激怒!神田愛花との結婚は「絶対ない!」(2015年7月4日)、女性自身公式サイト。
  19. ^ “バナナマン・日村 神田愛花と結婚 交際約3年 45歳の春”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年4月7日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/04/07/kiji/20180407s00041000076000c.html 2018年4月7日閲覧。 
  20. ^ “神田愛花「ぽかぽか」リハ遅刻理由に麒麟・川島「ナメんな」ハライチは悪質いじり暴露”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年2月12日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/02/12/0016045528.shtml 2023年2月12日閲覧。 
  21. ^ “神田愛花「駄菓子、キムチ、カレーも禁止」 神田家の独特ルールに、ナイナイ岡村も驚がく”. Sponichi Annex. (2023年4月15日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/04/15/kiji/20230415s00041000323000c.html 
  22. ^ “神田愛花、実家は“キムチ禁止”“カレー禁止”だった”. Narinari.com. (2023年4月15日). https://www.narinari.com/Nd/20230478750.html 
  23. ^ “フリーアナウンサー・神田愛花『初めての始球式!!』第53回 わたしとピンクと、時々NY(FRIDAY)”. Yahoo!ニュース 『FRIDAY』2024年6月7・14日号より. (2024年5月31日). オリジナルの2024年10月28日時点におけるアーカイブ。. https://archive.li/oKWYE 2024年10月28日閲覧。 
  24. ^ “神田愛花「めちゃくちゃ好きですもん」 1日わずか30分のテレビ視聴時間で見ていた人気アニメ”. スポニチ. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/09/03/kiji/20230903s00041000576000c.html 2023年9月6日閲覧。 
  25. ^ “神田愛花が大好きなカープ本拠地で初めての始球式!秋山翔吾選手と投球練習も積み「できればキャッチャーまでは届かせたい」”. めざましmedia. (2023年5月1日). https://mezamashi.media/article/15252723 
  26. ^ kandaaika55のツイート(1787018394111471642)mp4
  27. ^ “「他球団の4番が巨人に入っても活躍しないのなんで?」に元木氏&槙原氏が回答 「他の球団よりも…」”. Sponichi Annex 芸能. (2023年11月3日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/11/03/kiji/20231103s00041000296000c.html 
  28. ^ 神田愛花 歌舞伎好きな素顔告白「母が日本舞踊をしていた影響で」 一番好きな歌舞伎俳優に獅童も感心”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2023年2月9日). 2024年11月26日閲覧。
  29. ^ 尾上菊之助 神田愛花に〝人間国宝の父〟のトチリを明かされ「そこに当たったんですね」”. 東スポWEB. 東京スポーツ新聞社 (2024年11月25日). 2024年11月26日閲覧。
  30. ^ “神田愛花、夫・日村勇紀に怒られて感動「ズドンってきた」”. フジテレビュー (フジテレビ). https://www.fujitv-view.jp/article/post-973498 2023年9月15日閲覧。 
  31. ^ “神田愛花 中2時のストーカー被害明かす「ベランダの窓開けて手を入れてきた」毎日つけられ”. デイリー (デイリースポーツ). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/09/11/0016800922.shtml 2023年9月15日閲覧。 
  32. ^ 神田愛花、バナナマン・日村との結婚はジャーナリズム精神から? - めるも
  33. ^ 神田愛花 安藤優子のまねをしていた「髪の長さと襟の立て方」 - 東スポWEB
  34. ^ アナウンスルームブログ:神田愛花 NHKオンラインアナウンスルームブログ 2011年10月13日付(web魚拓による保存措置)
  35. ^ ntv_sukkiriのツイート(1637681532025581569)
  36. ^ 「亀田興毅に勝ったら1000万円」対戦相手決定”. ナリナリドットコム (2017年5月2日). 2017年5月7日閲覧。

参考文献

  • 「阿川佐和子の「この人に会いたい」第1495回・神田愛花」『週刊文春』2024年6月20日号、文藝春秋、2024年6月13日、108-113頁、JAN 4910204030641 

外部リンク

先代
塚原愛(2005年4月 - 2007年3月)
爆笑オンエアバトル司会者
神田愛花(2007年4月 - 2008年3月)
次代
小松宏司(2008年4月 - 2010年3月���